pokemongo

世間でのブームに漏れず、社内でもポケモンGOが流行っています。
2016/8/4現在、私のトレーナーレベルは23、レベル20の社員もいます。
恐らく平均よりも、1,または2段階分「強い」程度だと思います。

ポケモンGOの楽しみ方は様々ですが、大きく分けて2つの楽しみ方があります。

1.図鑑をコンプリートすること
2.強いポケモンを作ること

今回は特に後者の「強いポケモンを作る」にフォーカスを当てて書いていきたいと思います。

戦略が無いと強いポケモンは作れない

仮に目標を「強いポケモンを作る」としたとしましょう。
仕事の目標もそうですが、SMARTの法則を当てはめて「測定可能な目標」に置き換える必要があります。SMARTの法則についてはこちらを御覧ください。

目標設定の際に参考にしたいsmartの法則とは

仮に「CP1800以上のポケモンを1週間以内に6体作る」という目標設定にしたとします。
※CPとはゲーム内の数値で、ポケモンの強さを表す指標になります。
このように目標は具体的に、測定可能で、現実的である必要があります。

では、どうやってCP1800以上のポケモンを1週間以内に6体作るか? これを実現するには「戦略」が必要です。
ここでいう戦略とは「何を行えば、効率的に目標が達成されるのか?」を考えることです。

つまり、ゲーム上のどんな要素がポケモンを強くするのにもっとも重要なのか?を考える必要があります。
ビジネス的に言えば、KSF(Key Success Factor)は何なのか?ということです。

ここで必要な思考法が「システム思考」です。

システム思考は、複雑な状況下で変化にもっとも影響を与える構造を見極め、さまざまな要因のつながりと相互作用を理解することで、真の変化を創り出すためのアプローチです。

参考:https://www.change-agent.jp/systemsthinking/approach.html

システム思考で考えることで、ゲーム上の様々な要素がどのように絡み合い、何がポケモンのCPを上げるのかを構造的に把握することが可能になります。

具体的には、因果ループ図というものを書いて、構造化を行っていくことになります。

loop4

因果ループ図の詳細についてはこちらを御覧ください。

システム思考における因果ループ図の読み書き入門

以下が、ポケモンGOにおける強いポケモンを作るための簡易版の図です。
※この図は因果ループ図というよりも、ロジックツリーのような形式です。

Mindmap

この図を見ると、「ふか装置」を手にい入れて、「歩く」ということが強いポケモンを作ることに繋がることがわかります。(注意:この図は簡易版です)

このようにシステム思考を使って、個別の要素のつながりを把握することで、自分がどのような行動を取るべきか?が見えてきます。

もちろん、この思考法は仕事においても利用でき、何をすることが目標達成に近づくことになるだろうか?
ということを考えることができるようになります。

まとめ

ポケモンGOの驚異的なブームもあいまって「ゲームなんてくだらない」、「何が楽しいの?」、「それやって何になるの?」という声はたくさん聞こえてきていますが、そんなゲームでもしっかりと深く考えることによって仕事にも役立つような思考法を獲得することができます。

システム思考についてはこちらの記事も御覧ください。

簡単に解説!システム原型その1:応急処置の失敗


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