2015年4月28日

成功するインターンシップに共通する内容とは

タグ: インターンシップ, 内容,

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4月の新入社員研修が一段落するとすぐに来年度の新卒採用について
考え始めなければならない担当者の方も多いかと思います。
(採用担当と研修担当を兼務されている場合は特に)
 
中でもここ10年で注目を集めているインターンシップのコンテンツ
関しては頭を悩ませている方も多いのでないでしょうか。
 
今回はインターンシップで有名な株式会社ワークスアプリケーションズの
インターンシップ運営リーダーを歴任
した経験と、様々な企業のインターンシップを
見てきた(一部は作ってきた)
経験から、成功するインターンシップに
共通する内容について書きたいと思います。

インターンシップにおける成功とは何か

そもそもインターンシップにおける成功とはどう定義されるでしょうか。
企業により異なるとは思いますが、以下の3段階に分けられるではないでしょうか。
 

フェーズ1.学生との接触 / 学生への認知拡大
フェーズ2.インターンシップ参加者が本選考に参加すること
フェーズ3.優秀な学生の見極め / 内定出し

 
フェーズが進めば進むほど、インターンシップの設計や内容に気を配る必要が
あると思います。
 
ここでは特にフェーズ2,3を成功と定義する企業のインターンシップを
想定して書いていきたいと思います。

成功するインターンシップの5つの条件

成功するインターンシップは以下の5つの要素を持っていると思います。
 

1.ターゲット学生が明確である
2.優秀な社員を巻き込んでいる
3.業務の疑似体験ができる
4.ターゲットと内容の難易度が一致している
5.適切なフィードバックを与えている

 
それぞれ見て行きましょう。

1.ターゲット学生が明確である

インターンシップの成功の定義によってターゲットとなる学生のおおよその
イメージは決まります。
 
フェーズ3.優秀な学生の見極め / 内定出し
であれば、ターゲットは貴社で活躍できる人材レベルの学生がターゲット
ということになります。
 
また、フェーズとは別に
 

・エンジニア/プログラマーであること
・エンジニア/プログラマーに興味を持っていること
・海外経験や英語レベルが高いこと

 
など独自のターゲット属性を設けることもあるでしょう。
現実的にはターゲットによって募集を実施する媒体や、打ち出し方も変わると思います。

2.優秀な社員を巻き込んでいる

フェーズ2,3を成功の定義としている企業であれば特に、インターンシップに関わらせる
社員は社内でも優秀な社員でなければいけないと思います。
 
若手で年齢が近い社員を参加させるのも構いませんが、彼らが優秀でなければ
優秀な学生はこの会社に入っても成長できない、と感じてしまうでしょう。
 
前職であるワークスアプリケーションズはインターンシップに参加する社員は
社内でも成績上位20%に入る社員だけ
、という制約を課していました。
 
優秀な社員の体験談はきっと学生の心に突き刺さるはずです。

3.業務の疑似体験ができる

具体的なインターンシップの内容に関しては業務の疑似体験ができるかどうか
によって成功か否かがはっきりと分かれると思います。
 
インターンシップの中にはビジネスマナー講座を実施したり、自己分析を
サポートするものもあります。
 
このような一般的な内容では、学生は来てくれたとしてもそれなりの学生であったり、
優秀な学生は本選考に進んでくれないでしょう。もちろん、優秀かどうかの見極めも
できないはずです。
 
業務の疑似体験はB2Cの企業では比較的実施しやすいですが、B2Bの企業ではなかなか難しいものです。
(前職はB2Bのシステム会社でした)
 
ただし、長期インターンシップの場合は疑似体験ではなく、実地体験できるかと思います。
 
前職の場合は実際に販売しているシステムの開発をやらせるわけにはいきませんし、
ターゲットも理系限定ではありませんでしたので、インターンシップ用の課題を作成し、
その課題をプログラミングを使って開発してもらっていました。
課題例:お母さんを支援するシステムを企画・開発せよ
 
ベンチャー企業のインターンシップでは「新規事業立案」というテーマであることが
多いですが、これは他の1,2,4,5の要素がしっかりと設定されている場合のみ有効だと
思います。
 
いくつかの企業では仕事の疑似体験をさせるためにビジネスシミュレーションゲーム
を実施しています。

ビジネスシミュレーションで業務の疑似体験


 
ビジネスシミュレーションゲームとは仕事を疑似体験できるゲーム型のコンテンツです。
営業のゲームであれば他のチームとの交渉であるとか、お客様のニーズを引き出して、
適切な商品を提案する、といったことが体験できます。
 
ゲームとはいえ、仕事の要素を含んでいますので、ゲーム後の振り返りでは
自社の業務の一部を理解してもらうことができます
 
予算がある企業はカスタマイズして自社の業務にあったゲームを開発するのもよいでしょう。
(平均コストは200〜300万円と言われています)
予算が取れない企業はパッケージ化されたビジネスシミュレーションゲームを導入するのも
良いと思います。
 
※弊社ではパッケージ型のビジネスシミュレーションゲームを販売しておりますが
会社規模や、地域、属性によって同一コンテンツを販売する社数を制限しております。

4.ターゲットと内容の難易度が一致している

優秀な学生は難易度の高い課題の方が面白いと感じる傾向があります。
特に、自分達の頭で考える形式の課題を好みます。
 
一方、平均的な学生は「何かを教えてもらった」ことに満足感を得ます。
また、段階的に難易度が上がっていく内容、課題に設計する必要があります。
 
このように自社のターゲットとなる学生によって内容の難易度や
実施方法を変える必要があります。

5.適切なフィードバックを与えている

ここで言うフィードバックとは「評価」することだけではありません
もちろん、「評価」は学生の現状の能力を見える化し、何が足りていなかったのか
を振り返るきっかけになります。
 

・「問い」の形でさらなる思考を促す
・「過去の参加者の事例」を共有し考える取っ掛かりを与える
・「言語化」させることで、自分の思考の漏れを認識させる

 
などを行うことでフィードバックを与えることができます。
 
「適切な」フィードバックに関しては平均的な学生ほど短いスパンでフィードバック
与える方が効果的で、優秀な学生は「問い」程度のフィードバックで自走することが
できます。

まとめ

成功するインターンシップに共通する内容とは

成功の定義が明確である

フェーズ1.学生との接触 / 学生への認知拡大
フェーズ2.インターンシップ参加者が本選考に参加すること
フェーズ3.優秀な学生の見極め / 内定出し

成功するインターンシップの5つの要素

1.ターゲット学生が明確である
2.優秀な社員を巻き込んでいる
3.業務の疑似体験ができる
4.ターゲットと内容の難易度が一致している
5.適切なフィードバックを与えている


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