弊社では企業経営を疑似体験できるビジネスゲームを用いた研修を実施していますが、それ以外にもプログラミングを疑似体験できるゲームや、ゲームを使わない座学的な研修も実施しています。
 
このうち、お客様から「もう一度やりたい!」と言われるビジネスゲームがいくつか存在します。
研修で「もう一度やりたい」と言われることは珍しいことだと思いますが、事実として、同じコンテンツを同じメンバーに実施するお客様が存在します。
 
昨日も財務・会計を学ぶビジネスゲームを体験いただいたお客様から「このゲームは毎年お正月とかにやりたい」と言って頂きました。
 
「もう一度やりたい」と言われるビジネスゲーム研修の特徴を3つの視点から考えてみたいと思います。

1.受講者視点

まずは、受講者の視点で考えてみたいと思います。
ビジネスゲーム研修はその名の通りゲームですから、「勝敗」が付きます
 
ちなみに、フランスの思想家ロジェ=カイヨワは「遊びと人間」という本の中で遊びを「競争」「模倣」「偶然」「めまい」の4つに分類しています。
※これに関しては別記事にしたいと思います。
 
ビジネスゲーム研修では「競争」の要素が面白く感じてもらうことが多く、勝った負けたという勝敗が、「次やったら勝てる!」「もっとこうすればさらに伸びる!」
という気持ちを生み出すのだと思います。
 
その結果、受講者から「もう一度やりたい!」という声を頂くことがあります。

2.運営者視点

2つめは研修を企画する運営者の視点で考えてみます。
研修を企画・運営する担当者の方の心配事はいくつかありますが、特に「人が集まるか」「盛り上がるか」「学びがあるか」という3点が挙げられると思います。
 
※盛り上がるかというのは満足度が高いか、受講者が主体的に参加してくれているか、というものを含むものと思って頂ければ幸いです
 
コンテンツ(特にそのタイトル)に魅力が無いと当日キャンセルなど人が集まらないという事態になりますし、研修内容がつまらない、または実際の現場で使えそうなものがない、となると学びに繋がりませんし、研修実施中にあまりにも「しーん」としていると盛り上がりに欠けてしまいせっかく時間を割いて来てもらったのが申し訳なく感じてしまいます。
 
しかし、ビジネスゲーム研修はゲームと伝えることで「お、なんか今日は面白そうだな」という印象をあたえることができますし、前述のとおり、勝敗がつくこともあり、少なくとも座学型の研修よりは盛り上がることは必至です。
 
「学び」に関してはゲームにもよるのですが、「知識」というよりは「経験」を通した学びが得られます。
 
研修実施後、多くの担当者の方から「みんな楽しそうで、盛り上がっていて良かったです。
発表を聞いているとちゃんと学びもあるようで安心しました。

という声を頂くことが多いのがビジネスゲーム型研修の特徴です。
 
その結果、運営者から「もう一度やりたい!」という声を頂くことがあります。

3.ゲーム的視点

最後はゲームという視点で考えてみます。
全てのゲームが「もう一度やりたい」と言われるわけではないというのも事実です。
 
では、「もう一度やりたい」と言われるゲームとはどのようなものでしょうか。
 
瀧本哲史さんの著書「戦略がすべて」の中でゲームについてこのような記述があります。
 

大きなルールは決まっているが、勝つ方法は一直線ではなく、他のプレイヤーとの相互作用があって、多少、確率、運の要素があるようなゲームが望ましい。


 

瀧本さんはゲームが戦略脳を育み、中でも上記の定義から「麻雀」を薦めていますが、弊社の中でも「もう一度やりたい」と言われるゲームは上記の条件を満たしていると思います。
 
逆に言えば、ルールが明確で、正解があり、個人で進めていくゲームは「知識の定着」には効果があると思いますが、「もう一度やりたい」とはなりづらいようです。
(弊社で言えばフローチャートパズルがこれにあたります)

まとめ

ビジネスゲーム型研修が「もう一度やりたい」と言われる理由は受講者としては「勝敗」があり、「次は勝ちたい!」と思うこと、運営者としては「人が集まり」「盛り上がり」「学びがある」という安心感が得られること、ゲームとしては、以下のような条件を満たすこと、と言えます。
 

大きなルールは決まっているが、勝つ方法は一直線ではなく、他のプレイヤーとの相互作用があって、多少、確率、運の要素があるようなゲーム

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