2016年4月1日

NVC(非暴力コミュニケーション)を用いた叱り方

タグ: NVC, 叱り方, 非暴力コミュニケーション,

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NVC(非暴力コミュニケーション)というコミュニケーションの方法
をご存知でしょうか。
 
NVCはNonviolent Communicationの略で、名前だけみると
「暴力」という単語の印象が強く、なんだか怖い名前に見えますが
「非」暴力ですのでご安心下さい。
 
NVCの詳細については別の機会で書くとして今回は
新入社員や部下を「叱る」というシーンでNVCがどのように
使えるのか
、を書いていきたいと思います。

NVCの4つの要素

NVCでは以下の4つの要素を重要視しています。
 

A.NVCの4つの要素
 
1.観察(事実)
2.感情
3.ニーズ
4.リクエスト

 
これと対をなす4つの要素も挙げておきましょう。
 

B.対をなす要素
 
1.判断
2.分析
3.批判
4.命令

Aの4つの要素が非暴力コミュニケーションだとすると、
対をなすとされるBの4つの要素は「暴力的なコミュニケーション」
言えます。

NVCの具体例

具体的に、会議に遅れた部下を叱るシーンでAとBの要素を
比べてみましょう。まずはBの方から。
 

Bの要素による叱り方
 
また遅刻かよ。いつも遅刻してるよね。(判断)
 
やる気あるの?(分析)
 
社会人としてどうかと思うよ。(批判)
 
2年目なんだしもっとしっかりしろよ。(命令)

文章で読むときついなーと思いますが、実際は社内ではよくある
コミュニケーションスタイルではないでしょうか。
 
続いてAの方です。
 

A(NVC)の要素による叱り方
 
1か月の間で、3回目の遅刻だよね。(事実)
 
正直、悲しいよ。(感情)
 
お前に期待してるからなおさらだよ。(ニーズ)
 
しんどいなら無理のない時間で設定するから言ってくれ。(リクエスト)

いかがでしょうか。Bに比べればAの方が怒られた側が
受け入れられやすい
のではないでしょうか。

NVCは「感情」を大事にしている

Aの文章の方が叱り方としては適切なのはなんとなくわかりますが、
実際に現場でAの方法をやってみましょう、と言われると難しい気もします。
 
これは、ビジネスの世界で「悲しい」とか「寂しい」といった
「感情」を言葉で表現することがなんとなくタブー化されている(幼稚に思われる)
からだと思います。
 
ビジネスは論理や数値といった感情を除いたもので語るべきである
というイメージの方が強いと思います。
 
NVCは「人の感情」に注目し、自分がどう感じたか、相手に何を期待しているか
を伝えることで、友好的な人間関係を構築することを助けてくれます。
 
実践するには少しトレーニングが必要ですが、部下を持つ人には
ぜひとも知っておいて欲しいコミュニケーション方法
です。

まとめ

NVC=非暴力コミュニケーション
&nbsp
NVCの4つの要素=
1.観察(事実)
2.感情
3.ニーズ
4.リクエスト

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