2016年5月11日

なぜ会計・財務研修はつまらないのか

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弊社ではゲームを用いた会計・財務研修をご提供しておりますが、
営業時にお客様に会計・財務研修についてのご意見を伺うと、
会計とか財務研修ってのはあんまり受けたがらないよね
という声を頂くことがあります。
 
よく話を聞くと社員の方が
「会計とか財務ってのは難しそう」
「専門用語が多くて眠くなった」
「なんとなくわかったけど、使うシーンは無い」

とおっしゃるそうです。
 
しかし、同時に
「勉強したいとは思ってる」
「さらに上のポジションに就くには必要な知識だと思う」
と必要性は感じている
ということでした。
 
今回は「なぜ会計・財務研修はつまらないのか」ということで
その原因について考え、対策を考えてみたいと思います。

なぜ会計・財務研修はつまらないのか

まずは先程の3つの要因について考えてみたいと思います。
 

1.会計とか財務ってのは難しそう

弊社の財務研修の実施後の感想にこんな感想がありました。
 

大学ゼミ時代に、まるで駄目でイラつきしか覚えていなかった会計
を非常にわかりやすく、復習・理解ができたので、とても良かったです
ひとつの要因として「大学の授業で受講したが、わからなかった」

というのがあるようです。
商学部や経営・経済学部に在籍されていた方は「簿記」や「会計」
の講義を受講
されている方が多く、その時のイメージが残っているようです。
 
また、比較的女性に多い傾向がありますが、「数字が苦手」という
意見もあり、会計・財務に苦手イメージがあるという方もいらっしゃいます。
 
確かに、会計・財務では経営分析のシーンで「四則演算」が多く登場します。
しかし、どれも小学校の算数の範囲を超えはしません。
 
つまり、ここでの「苦手」には「面倒」という感情的なものが含まれている
ということを話を伺っていて感じました。

2.専門用語が多くて眠くなった

こちらもまずは感想から見てみましょう。
 

会社の資産、売上、借入などワードは聞いたことがあったのですが、
実際何を意味しているのかわからなかったので理解できて良い学びになりました。
バランスシート、PL、キャッシュフローなど、言葉だけ知っていたような事を体で理解出来た。

会計・財務の分野では普段は使わない専門用語が多く登場します。
例えば、「減価償却費」や「税引き前当期純利益」など漢字が多く含まれており
簡単には覚えられない言葉ばかりです。
 
これはつまり、研修ではまず「用語の説明」から入ることを意味します。
短時間に多くの専門用語を覚える必要があるため、肝心のデータ分析などに
辿り着く前に挫折、興味を無くしてしまう
ということが考えられます。

3.なんとなくわかったけど、使うシーンは無い

最後は、「使うシーンがない」ということが挙げられます。
これは他の研修にも言えるかもしれませんが、特に会計・財務に関しては
専門性が高く、学んだ知識を現場で活用するシーンが少ないのは確かです。
 
利用シーンといえば営業職の方が与信のために顧客の決算書を見る
部長などの管理職が粗利や営業利益を把握する、程度かもしれません。
 
難しいことを習った割には使うシーンがないということが
会計・財務研修に対する不満につながっているかもしれません。

対策

では、これらの問題に対してどのような対策が考えられるでしょうか。
 
弊社はゲームを用いた財務研修を提供していますので、もちろん
ポジショントーク的に「ゲームを活用する」という対策をご提案したいのですが、
ここは客観的に考えてみたいと思います。
 
難しくても理解さえしてもらえば研修としての意義はあったと
言えるかもしれませんが、ここでは理想的に楽しく、理解してもらうことを
前提にしたいと思います。

1.会計とか財務ってのは難しそう

大学時代のイメージをすぐに払拭することは難しいので、
「数値が苦手」という方にむけた対策としては
「電卓やExcelを使う」
ことで、計算部分の手間を減らすことが考えられます。
 
または、「おはじき」や「積み木」といった道具を使って
データではなく物質にして考えることで苦手意識を払拭する
ということが考えられます。

2.専門用語が多くて眠くなった

残念ながら専門用語は覚えないといけないのは事実です。
しかし、「その数を減らす」という対策は考えられます。
 
「すべてを正しく理解して欲しい」という想いがあるのは当然かも
しれませんが、専門性の高い一部の勘定科目については研修では教えない
という判断も必要だと思います。
 
また、用語を覚えるには「反復訓練」が向いていますので
研修中に受講者が自らその用語を口にだすような仕掛けが必要です。

3.なんとなくわかったけど、使うシーンは無い

最後に利用シーンですが、こちらもすぐに仕事で利用シーンを
作るというわけにはいきませんので、研修中にケーススタディ等を
用いて、実社会で会計・財務知識を利用するシミュレーション
行うことで、利用イメージを持ってもらうことができます。
 
ちなみにゲームを利用すると、このシミュレーションが実施しやすくなります。

まとめ

いかがでしょうか。
会計・財務研修がつまらない、敬遠される理由と、その対策を考えてきました。
 
もちろん、ゲームを利用することで3つの問題に対して対策が可能ですが、
自社の既存の研修に対しても改善点が見つかれば幸いです。


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