2016年5月12日

はじめてのアプリシエイティブ・インクワイアリー

タグ: AI, アプリシエイティブ・インクワイアリー, 組織開発,

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今回は、以前にホールシステムアプローチに関する記事で紹介した

はじめてのホールシステムアプローチ

AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)について書いていきたいと
思います。
 
以下、アプリシエイティブ・インクワイアリーをAIと略します。
AIというと人工知能を思い浮かべる方が多いと思いますが、
人材育成、組織開発の分野ではAIというとアプリシエイティブ・インクワイアリー
というイメージが強いかもしれません。
 
AIは組織開発のシーンで用いられることの多い、対話型組織開発の1つです。
組織開発(OD)は診断型ODと対話型ODに分けられますが、AIは対話型ODという
ことになります。

AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とは何か?

まず、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)とは具体的に
何でしょうか。いくつかの書籍による定義を見てみましょう。
 

AIは組織の強みに光を当てて、個人や組織の活力の源を
探求し、潜在力が発揮された将来とそれに向けての行動を計画
していくアプローチです。
by 入門 組織開発

AIは人や組織の弱点や問題点に注目するのではなく、
強みや可能性に着目して、未来を創造しようとするアプローチです。
by ワールド・カフェをやろう

AIとは機能していない部分ではなく、機能している部分を
調査して組織を変革するプロセスだ
by スイッチ!

どれにも共通しているのが「強み/上手くいっている部分」に注目する
アプローチだということです。
 
なお、Appreciative とは 「真価が分かる」、Inquiry とは 「探求」という意味です。
つまり、自分たちの持っている「真の価値」は何かを「探求」するアプローチ
と言えます。

通常と逆のアプローチ手法であるAI

AIの輪郭がぼやっと見えてきたところで、AIの特徴であるそのアプローチ法
について書いていきたいと思います。
 
AIが注目されているのは通常のアプローチの「逆」だからと言えます。
何か「逆」なのかというと、通常、我々が組織をより良い方向に持って行こうと
考える時、以下の様に考えます。
 

1.問題の特定
2.原因の分析
3.解決策を考える
4.実行プランの作成

しかし、AIでは、以下の様に考えます。
 

1.自分たちの強みを探す
2.(強みを活かした)望ましい未来を描く
3.実現方法を考える
4.実行プランの作成

簡単に書くと、前者はネガティブな側面にフォーカスしたアプローチで、
AIはポジティブな側面にフォーカスしたアプローチとなります。
 
特にAIでは自分たちの強みを「ポジティブ・コア」と呼び、
先ほどのアプローチを「4Dサイクル」とよんでいます。
 
4Dサイクルについては別途書きたいと思いますが、

Discovery→Dream→Design→Destiny

という4つのDから始まる英単語の流れとなります。

まとめ

今回はごく簡単にAIを紹介しました。
AIは組織や個人の「強み/上手くいっている部分」に焦点を当てた
対話型の組織開発理論の1つです。
 
4Dサイクルと呼ばれる通常とは逆のアプローチを取ります。

1.自分たちの強みを探す
2.(強みを活かした)望ましい未来を描く
3.実現方法を考える
4.実行プランの作成

4Dサイクルや具体的なやり方は別途書いていきたいと思います。


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