参考URL:http://stat.ameba.jp/user_images/20160820/12/maruka77/97/17/p/o0500034413727827001.png?caw=800
 
リオ・オリンピックでの男子400メートルリレーでの銀メダル獲得の快挙は記憶に新しいと思います。
 
1人1人の走者を見れば100mの自己ベストが10秒を切る選手はおらず、ボルト選手が金メダルを取った100mのレースを見ても日本選手は誰1人決勝まで残っていません。
※ケンブリッジ選手と山縣選手が準決勝進出。
 
ちなみに、失格にはなりましたが、3位のアメリカ代表の個人の選手の自己ベストの成績は以下のとおりです。
 

マイク・ロジャース:9秒85
ジャスティン・ガトリン:9秒74
タイソン・ゲイ:9秒69
トレイボン・ブロメル:9秒84

 
なんと全員が自己ベスト9秒台なのです。

銀メダルはバトンパスというチームワークの勝利


参考URL:http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20160804000197_commL.jpg
 
では、なぜ個人の記録で負ける日本が銀メダルを取れたのか?
その大きな要因は「バトンパス」にあります。
 
ご存知の通り、リレーは各走者がバトンを持って走り、テイクオーバーゾーン内で次の走者にバトンを渡す必要があります。
 
日本代表チームはこのバトンパスに「アンダーハンドパス」という世界でも珍しい渡し方を採用しています。
実はこの渡し方自体は15年も前から採用しているそうです。

ライバルの存在がさらなる革新を産んだ

ちなみに、以前は日本の専売特許だったアンダーハンドパスですが中国代表が取り入れたところ、日本よりも速いタイムでバトンパスが実施されたということでした。
 
日本代表チームが(おそらく、選手ではなく、スタッフの方が)中国のアンダーハンドパスを分析したところ、日本のアンダーハンドパスよりも早いバトンパスが実施されていたようです。
 
これを受けて、アンダーハンドパスのさらなる改善が進んだようです。

お互いの「信頼」が根底にある

ここまではバトンパスの技術的な話を書いてきたが、根底にあるのは選手間の「信頼」ということでした。
 
レース終了後のインタビューなどで山縣選手はこう言っていたようです。
「少し距離を伸ばしたが、絶対に渡ると信じていた
 
同様に、飯塚選手も「信頼していた。ミスることなんて考えていなかった」
 
バトンパスに求められるレベルが上がっていくなか、それを実行する選手間の強い信頼感があってこその銀メダルだったのだと考えさせられました。

まとめ

1人1人の記録は多少及ばなくても、「信頼」をベースとした「チームワーク」で打ち勝つことができることを証明してくれた男子リレーの銀メダルという結果でした。
 
これは、必ずしも一流の人材が揃っているわけではない中小企業にとってとても強いメッセージになったのではないでしょうか。


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