お客様との打ち合わせの際に、ビジネスゲームを行う際のチーム分けについて聞かれることがあります。

弊社としては大きく3つのプランを提案しています。

1.普段一緒に仕事を 「しない人」 同士でチームを作る
2.普段一緒に仕事を 「している人」 とチームを作る
3.「管理職だけのチームを作り」、残りのメンバーは1の方式で作る

お客様(担当者様)の反応が最も良いのが3の「管理職だけチーム」を作るプランです。
なんとなく、理由はわかって頂けると思います。

最もチームビルディングが必要なのは誰?

弊社が3の管理職(役職者)だけのチームを提案するのは2つの理由があります。

1.チームビルディングが最も必要なのは「管理職」であることが多い
2.他のメンバーにとって「共通の敵」を作ることで早期に一体感を醸成できる

1.管理職にチームビルディングが最も必要

多くの組織では、組織が機能別に分かれており、機能別組織ごとに目標が与えられています。
管理職は「自分の組織の目標」を達成するために必要なリソースを調達し、メンバーと一緒に活動します。
※ここでいうリソースとは、人材や、予算、時間だと考えて下さい。

誰もが(どの管理職も)自分の組織の目標を達成すべく、リソースを調達しようとしますが、会社全体としてのリソースは限られていますし、個人の時間も有限です。

したがって、組織間でリソースの争いが発生したり、本来は協力が必要なはずの別の組織のサポートをしていると、自部門のメンバーの時間が奪われることになります。

このようにして管理職同士の利害が相反し、部門の壁が生まれます。
しかし、組織全体としてはお互いに協力したほうがよい結果になるはずです。

ということで、メンバー同士のチームビルディングを行うよりも、管理職同士のチームビルディングを優先して実施したほうが組織全体としての効果は高いと弊社では考えています。

2.「共通の敵」が組織の一体感を醸成する

中学や高校の部活や勉強などで、自分の(自分たちの)ライバルがいたほうが目標が明確化され、努力できた、という経験をお持ちの方は多いと思います。

これは日本人により顕著なのかもしれませんが、「共通の敵」を設定することで組織一体化しやすくなります。

今回のチーム分けで言えば、「管理職チーム」 が 他のメンバーチームの共通の敵となるわけです。
管理職チームには絶対勝とう!」というメンバー間の共通の目標がチームを一体化させ、同時に、管理職チームも「負けられない!」という気持ちを持ってもらうことでチームビルディングが進みます。

まとめと弊社サービスについて

今回紹介した「管理職だけチーム」はリスクもありますが、過去の実施実績も含め、最も効果が高いチーム分けだと考えています。
弊社でゲーム型チームビルディング研修を実施する場合はぜひこの方法で実施させて頂ければと思います。

なお、弊社では年間約400社の研修を実施しております。
導入企業の一例は下記のとおりです。(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

なお、弊社が提供するチームビルディングゲームについてはこちらを御覧ください。

【年間約400社で実施!】チームビルディング研修向けゲーム12選


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