メンタルヘルス対策で行うべき3つの予防
以前にデータで見るメンタルヘルス研修を実施する意味というタイトルの記事を書きましたが、メンタルヘルス研修以外にも企業がメンタルヘルス対策として取るべき予防・対策はあります。
データで見るメンタルヘルス研修を実施する意味
今回はメンタルヘルス対策で行うべき3つの予防というテーマで書いていきたいと思います。
メンタルヘルス対策で行うべき3つの予防
出典:http://xn--18s066e.jp/protection-932
まずは結論から。3つの予防とは以下を指します。
メンタルヘルス不調を未然に防止
2.二次予防
メンタルヘルス不調の早期発見・対応
3.三次予防
休職・復職支援など不調者への対応や再発予防
ご覧頂くと分かる通り、一次予防の段階でメンタルヘルス不調を防げるのが一番良いということになります。品質管理なども同様ですが、早めに予防をしていくことが従業員にとっても、会社のコストの観点からも良いのです。
各予防の具体的な内容
それでは各予防の具体的な内容について見ていきましょう。まずは下の図を御覧ください。
まずは、一次予防に関してですが、メンタルヘルス研修、職場風土改善、健康増進対策の大きく3つがあります。
メンタルヘルス研修についてはストレスについての基礎知識や、セルフケア・ラインケアなどを中心に実施されているかと思います。
弊社でもビジネスゲームを使って、セルフケア・ラインケアの重要性を体験から学ぶ研修を提供しております。
メンタルヘルス対策ゲームの概要
続いて、二次予防ですが、従業員50名以上の企業で実施が義務化されたストレスチェックが含まれます。
出典:http://aneiho.com/stress-check/?p=1237
最後に、三次予防ですが、三次予防は休職・復職支援など不調者への対応や再発予防ということで、職場復帰支援制度作りなどが含まれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。一言にメンタルヘルス対策と言っても大きく3つの予防があり、それら1つ1つもさらに細かい対策に分類できます。
自社ができている対策、できていない対策を明確にし、優先順位を付けて手を打っていくことが重要です。