2015年5月16日

未来の研修を表す3つのキーワード

タグ: MOOC, ダイアローグ, ビジネスゲーム, 未来, 研修,

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学校教育の現場では「教育から学びへ」という流れが進もうとしています。
これが「未来の教育」の形と言えると思います。
簡単にそのニュアンスを記述すると、「先生」にとっては以下のように言えます。

教育は「学生に知識を教授すること」
学習は「学生の気づきを促すこと」

これまでの先生の役割は知識を教えることだったといえるでしょう。
しかし、今後は「気づき」を促すこと、に変わっていくというのです。
 
一方、企業研修の未来はどうでしょうか?
3つのキーワードから見て行きたいと思います。

1.MOOC (ムーク)

MOOCとはMassive Open Online Courseの略で、簡単に書くと
無料のオンライン講義(e-learning)です。
 
e-learningはこれまでも企業研修の1つの形態として実施されてきたと
思いますが、その波がさらに広がっています。
schoo (https://schoo.jp/) や、ShareWiz(http://share-wis.com/) などでは
簿記からプログラミングまで、企業研修として利用できる講義が
配信されています。
 
また、グローバルをみれば、Coursera(https://www.coursera.org/)では
ハーバード大学など、超一流大学の講義を無料で受講することができます。
 
林先生で有名な東進ハイスクールのように、知識を提供する「教育」は
今後、世の中で一番わかりやすく伝えられる講師による「動画講義」
置き換わっていくことになるでしょう。
 
研修においてもMOOCの流れがより広まっていくことでしょう。

2.ダイアローグ (対話)

知識の教授がMOOCに置き換わっていくとすると、集合型の研修は
無くなるのか?と言うとそうではありません。
 
小学校の授業で言えば、算数や社会はMOOCで実施できると思いますが、
道徳や体育、図工はそうはいきません

 
特に道徳の授業はあるテーマを元に、みんなで議論をしていくことに
価値
があります。他の人の意見に触れて、自分の思考を広げたり、
みんなで考えながら合意形成を行っていくことができます。
 
企業研修においては、会社の方針をボトムアップで考えたり、
各部署の部長を集めて、悩みをシェアし、全員で話し合って解決策を
考えたりと、「ダイアローグ(対話)」という方法が重要視されるでしょう。

3.ビジネスゲーム

ダイアローグが道徳だとすると、体育や図工にあたるのが「ビジネスゲーム」です。
個人ではできない、チームでの協働作業を体験します。
 
ゲームという手法は楽しみながらできること、ゲーム後の振り返りを通して
PDCAを短時間で回せることがポイントとなります。
 
多くの人が桃太郎電鉄シリーズで楽しみながら日本の地理や、地域の特産品
覚えた経験があると思います。
 
ただし、研修で利用するゲームは単なるボードゲームではなく、ビジネスを疑似体験できる
シミュレーションゲームを用います。
 
米国では、公立小学校ながら、全ての授業がゲームでできている
Quest to Learn (http://q2l.org/) という学校も存在しています。
参考記事: http://gamecole.tumblr.com/post/45889469967
 
「教える」ではなく「気づく」仕組みがゲームにはたくさん詰まっています

まとめ

いかがでしたでしょうか。
自社の研修を検討・再検討する際の参考にして頂ければ幸いです。


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