2015年6月23日
新しい内定者フォローの取り組み「奨学本」とは
内定承諾後、e-learning、資格取得の推奨、プロジェクト型ワークなどの形で内定者フォロー、または内定者研修を実施する企業があります。
また、そこまでは実施せずとも懇親会やオフィス見学を行う企業もあるでしょう。
ただし、内定者が地方や、海外にいる場合などもあり一同に集めることが困難というケースもあります。
そこで今回は新しい内定者フォローの取り組みの1つとして奨学本というものを紹介したいと思います。
奨学本とは
奨学本とは、なにかと話題の奨学金のように本をあげる、もしくは貸す制度です。
ここでは本と言っても入社後の仕事に役立つビジネス書や、技術系の職種であれば技術書などを想定しています。
大学生のアルバイト代で1冊1500円程度するビジネス書や、3000円近くする技術書を購入することは少しハードルがあります。
そこで、内定先企業として仕事で役立つようなビジネス書や技術書に関しては料金の全額(または一部)を支払うという取り組みはいかがでしょうか。
実際に弊社では数年前から読み終わって不要となったビジネス書、技術書を奨学本と題して大学生に無料で差し上げています(弊社に来れる方限定)どの学生が、何の本を選ぶのかを見ているのも意外と楽しいものでした。
奨学本運営の規約の例
当然予算などの制約もありますし、お金が絡むことですのでいくつかの規約が必要でしょう。
・ビジネス書もしくは、技術書を対象とする
・2人以上の内定者が希望したものを購入する
・購入希望の際にはその本を希望する理由を明記する
・全体の予算は10万円以内
・本は会社側で購入し、郵送する
・(海外大卒の場合)購入時のレシートをメールで郵送する
・読了後は同期となる内定者に感想を共有する
・読み終わった本は他に希望する内定者に郵送すること
・2人以上の内定者が希望したものを購入する
・購入希望の際にはその本を希望する理由を明記する
・全体の予算は10万円以内
・本は会社側で購入し、郵送する
・(海外大卒の場合)購入時のレシートをメールで郵送する
・読了後は同期となる内定者に感想を共有する
・読み終わった本は他に希望する内定者に郵送すること
いくつかの規約を満たせば、内定者の主体的な学びを促進することができます。
まとめ
新しい内定者フォローの形として「奨学本」はいかがでしょうか。
特にIT企業では技術書の奨学本はとても喜ばれると思います。