作業の分担や日程についての計画作成に,作業者と管理監督者が参加する機会を設ける
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具体的なすすめ方や作業順序について,少数単位又は作業担当者ごとに決定できる範囲を増やしたり再調整する
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特定のチーム,又は特定の個人あたりの作業量が過大になる場合があるかどうかを点検して,必要な改善を行う
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分担範囲の拡大や多能化などにより,単調な作業ではなく,個人の技量を生かした達成感が得られる作業にする
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朝の短時間のミーティングなどの情報交換の場を設け,作業目標や手順が各人に伝わり,チーム作業が円滑に行われるように,必要な情報が職場の全員に正しく伝わり,共有できるようにする
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1日,1週,1ヵ月後との労働時間に目標値を設け,ノー残業デーなどを運用することなどで,長時間労働が当たり前である状態を避ける
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繁忙期やピーク時などの特定時期に個人やチームに作業が集中せず作業の負荷や配分を公平に扱えるように,人員の見直しや業務量の調整を行なう
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定められた休日日数がきちんと取れ,年次有給休暇や,リフレッシュ休暇などが計画的に,また必要に応じて取れるようにする
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勤務体制を見直し,十分な休養時間が確保でき,深夜・早朝勤務や不規則勤務による過重負担を避けるようにする.
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個人の生活条件やニーズに応じて,チーム編成や勤務条件などが柔軟に調整できるようにする. (例:教育研修,学校,介護,育児)
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物品と資材,書類などの保管・運搬方法を工夫して負担を軽減する. (例:取り出しやすい保管場所,台車の利用,不要物の除去や整理整頓など)
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各自の作業場のレイアウト,姿勢,操作方法を改善して仕事しやすくする. (例:作業台の配置,肘の高さでの作業,パソコン操作方法の改善など)
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作業のための指示内容や情報が作業中いつでも容易に入手し確認できるようにする. (例:見やすい指示書,表示・ラベルの色分け,標識の活用など)
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心身に大きな負担となる反復作業や過密作業,単調作業がないかを点検して,適正な負担となるよう改善する.
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作業者が安心して作業できるように,作業ミスや事故を防ぎ,もし起こしても重大な結果に至らないように対策を講じる.
(例:作業手順の標準化,マニュアルの作成,チェック方法の見直し,安全装置,警報など)
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冷暖房設備などの空調環境,照明などの視環境を整え,うるさい音環境などを,個々の作業者にとって快適なものにする.
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健康を障害するおそれのある,粉じん,化学物質など,人体への有害環境源を隔離するか,適切な防護対策を講じる.
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職場における受動喫煙による健康障害やストレスを防止するため,話し合いに基づいて職場の受動喫煙防止対策をすすめる.
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快適で衛生的なトイレ,更衣室を確保し,ゆっくりとくつろげる休憩場所,飲料設備,食事場所や福利厚生施設を備える.
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災害発生時や火災などの緊急時に適切に対応できるように,設備の改善,通路の確保,全員による対応策と分担手順をあらかじめ定め,必要な訓練を行なうなど,日頃から準備を整えておく.
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従業員が必要な時に上司や責任者に問題点を報告し,また相談しやすいように普段から職場環境を整えておくようにする.
(例:上司に相談する機会を確保する,サブリーダーの設置,相談しやすいよう職場のレイアウトを工夫するなど)
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同僚間でさまざまな問題点を報告しあい,また相談しあえるようにする. (例:作業グループ単位で定期的な会合を持つ,日報やメーリングリストを活用するなど)
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グループ同士でお互いを理解し支えあい相互に助け合う雰囲気が生まれるように,メンバーで懇親の場を設けたり研修の機会を持つなどの工夫をする
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作業者が自分の仕事のできや能力についての評価を,実績に基づいて,納得できる形で,タイミングよく受け取ることができるようにする.
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職場や作業グループ間で,それぞれの作業がしやすくなるように情報を交換したり,連絡調整を行なったりするなど,相互支援を推進する.
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心の健康や悩み,ストレス,あるいは職場内の人間関係などについて,気兼ねなく相談できる窓口または体制を確保する. (例:社内のメンタルヘルス相談窓口の設置)
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セルフケア(自己健康管理)に役立つ情報を提供し,研修を実施する. (例:ストレスへの気づき,保健指導,ストレスへの上手な対処法など)
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組織や作業編成の変更など職場の将来計画や見通しについて,普段から周知されているようにする.
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昇進・昇格のモデル例や,キャリア開発のための資格取得機会の有無や時期が明確にされ,また従業員に公平にチャンスが与えられることが従業員に伝えられているようにする.
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突発的な事故が生じた時に,緊急処置や緊急の心のケアが受けられるように,あらかじめ職場内の責任者や産業保健スタッフ,あるいは社外の専門家との連絡体制や手順を整えておく.
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