2019年1月1日
マーケティング研修で4Pを教える時の具体事例
マーケティングの教科書で必ず出てくるキーワードの1つにマーケティング・ミックスと呼ばれる4Pがあります。
ご存知の通り4Pとは以下の頭文字を取ったものです。
Product:製品
Price:価格
Promotion:販促
Place:流通チャネル
Price:価格
Promotion:販促
Place:流通チャネル
そして書籍などでは4Pがうまく活用できた事例としてユニクロ(を運営するファーストリテイリング)が紹介されたります、
具体的には以下のようなものです。
Product:製品:1998年フリースの発売(様々な色の展開)
Price:価格:2000円を切るような価格での販売
Promotion:販促:有名人を起用したインパクトのあるCM
Place:流通チャネル:中国での生産、中間業者の排除、SPAモデル
Price:価格:2000円を切るような価格での販売
Promotion:販促:有名人を起用したインパクトのあるCM
Place:流通チャネル:中国での生産、中間業者の排除、SPAモデル
と、ここまで事例を見せられて「ふーん、なるほどー」となるわけですが、読むだけでは知識が右から左に流れてしまうだけでどうも身になった気がしません。(これは私だけかもしれませんが・・・)
ということで、新入社員研修などのマーケティング研修で4Pを教える時に自分の頭で考えてもらうような事例を紹介したいと思います。
マーケティング研修で4Pを教える時の具体事例
例えば、コーヒーショップをいくつか紹介し、それぞれが4Pの観点のどこで差別化しているのかを表にまとめると言ったものです。
例えば、以下のようなコーヒーショップ(コーヒーを提供している店舗)を考えてみます。
・スターバックスコーヒー
・ドトールコーヒー
・マクドナルド
・セブンイレブン
・ドトールコーヒー
・マクドナルド
・セブンイレブン
以下のような表を書き、それぞれがどこで差別化を図ってるのかを消費者の目線で見てみると、自社が他社とどのように差別化を図っているのかも見えやすくなるかと思います。
まずは個人ワークorペアワークで表を記入し、その後4人グループなどで話しあい、最後にグループの代表者に発表してもらうというような流れを考えています。
新入社員研修などのちょっとしたワークの参考になれば幸いです。