「制度を整えたのに変わらない」とお悩みではないですか?

「育休制度は整備したけれど、男性社員がなかなか取得しない
「女性管理職を増やしたいが、手を挙げる人がいない
「女性活躍推進の研修をやりたいが、座学だと当事者意識が生まれにくい

こうしたお悩みを、人事担当の方からよくお聞きします。

実は、制度を整えるだけでは職場は変わりません。制度の裏にある「風土」こそが、女性活躍推進が進まない本当の原因であることが多いのです。(もちろん、制度自体が無い、という企業様も多いのですが・・・)

本記事では、「女性活躍推進における制度と風土の違い」を解説したうえで、制度の起案と風土の醸成を体験的に学べるカードゲーム『女性活躍推進フラグカード』をご紹介します。

女性活躍推進フラグカード

数字で見る、日本の女性活躍推進の現状

まず、客観的なデータを確認してみましょう。

ジェンダーギャップ指数:148カ国中118位

世界経済フォーラムが発表する「ジェンダーギャップ指数」の2025年版で、日本は148カ国中118位でした。前年と同じ順位で、G7諸国の中ではダントツの最下位です。

特に深刻なのが経済分野で、管理職に占める女性の割合は14.8%(世界127位)にとどまっています。

ジェンダーギャップ指数の国際比較

男性育休取得率:制度はあるのに…

日本の育児休業制度は、実は世界トップクラスの充実度です。ユニセフの報告書では、父親の育児休業制度で日本は世界1位と評価されています(賃金全額換算で30.4週。2位の韓国は17.2週)。2022年には「産後パパ育休」も新設されました。

父親が取得可能な有休育児休暇期間 国際比較(ユニセフ報告書2019年)
出典: nippon.com(ユニセフ報告書2019年のデータをもとに作成)

その結果、男性育休取得率は2024年度に40.5%まで上昇しています(2020年度は12.65%)。数字だけ見れば改善傾向にあります。

しかし、政府目標の「2025年に50%、2030年に85%」にはまだ届いていません。制度は世界1位なのに、取得しない人が過半数いるのです。

ここで1つ、問いかけてみたいと思います。

制度はあるのに、なぜ使われないのでしょうか?

「制度」と「風土」の違い

制度と風土の違い ─ 制度は『取っていいですよ』、風土は『取っても大丈夫だよ』

私たちは、女性活躍推進が進まない原因は「制度」ではなく「風土」にあると考えています。

制度とは「取っていいですよ」という仕組みです。
風土とは「取っても大丈夫だよ」という空気です。

この違いは大きく、いくら制度を整えても、風土が変わらなければ社員の行動は変わりません。

風土の正体は「一人ひとりの認識」

では、風土とは何でしょうか?

それは、職場にいる一人ひとりの認識の集まりです。

たとえば「子供の急な発熱で早退する」という場面を考えてみてください。
あなたの上司や、自社の上司陣は状況を理解し、協力的に振る舞ってくれるでしょうか?

カード1:子供の急な発熱に、上司が協力してくれる

ある人は「うちの職場ではよくあること」と感じ、別の人は「うちでは絶対に無理」と感じるかもしれません。同じ職場にいるのに、見えている景色が違うのです。

このズレこそが風土の正体であり、女性活躍推進が進まない根本原因ではないでしょうか。

認識のズレを「見える化」する ── 女性活躍推進フラグカード

この「認識のズレ」を体験的に見える化できるのが、弊社が開発した『女性活躍推進フラグカード』です。

女性活躍推進フラグカード 3つの分類(あるある・微妙・ないない)

ゲームの概要

女性活躍推進フラグカードは、職場の働きやすさに関する50枚のカードを「あるある」「微妙」「ないない」の3つに分類するカードゲームです。

カードには、こんな場面が書かれています。

・「子供の急な発熱に、上司が協力してくれる。」
・「男性社員が、気兼ねなく定時で帰っている。」
・「『ママだから』と、責任ある仕事から外されることがある。」

カード2:男性社員が、気兼ねなく定時で帰っている。
自分の職場に照らし合わせて「あるある(よくある)」「微妙(どちらとも言えない)」「ないない(ない)」に分類し、その後チームで結果を共有します。

同じ職場にいるのに、分類がバラバラになる。この体験こそが、風土の課題を実感する瞬間です。

振り返りの流れ

ゲーム後の振り返りでは、2つのワークを行います。

ワーク1:全員の回答が一致したカードを抜き出す

「全員が”あるある”と答えたカード」は、その職場の共通認識です。良い面も悪い面も、まず共通認識を確認することで対話の土台ができます。

ワーク2:バラつきのあったカードを5枚選び、認識の違いを話し合う

「自分は”あるある”だと思っていたのに、隣の人は”ないない”だった」。このズレについて、なぜそう感じたのかを率直に話し合います。

ここで重要なのは、正解・不正解を決めることではありません。「同じ職場でも見えている景色が違う」という事実に気づくことが目的です。

女性活躍推進フラグカード 振り返りディスカッションの様子

講義パートでは、このワークが会社への不満出しに終わらないように、影響の輪と関心の輪について紹介します。
会社への制度の提案は行いつつ、風土の醸成の一端となるようなアクションプランを考えてもらいます。

実施概要

【対象人数】

4名〜50名程度(1チーム4〜6名)
※50名以上の実施も可能です

【実施時間】

1〜2時間

【実施形式】

対面形式(カードキットを使用)

【対象者】

全社員向け(管理職研修、ダイバーシティ研修、新任管理職研修などに最適)

「女性のための研修」ではありません

最後に、1つお伝えしたいことがあります。

「女性活躍推進」という言葉に違和感を持つ方もいるかもしれません。

本ワークの本質は誰もが働きやすい職場の実現です。ただ、現実の職場は男性中心に設計されていることが多く、そのギャップが最も表れやすいのが女性の働き方です。

女性の視点を入口に、職場全体を見つめ直すワークとして取り組んでいただければと思います。

制度を変えるのは経営判断ですが、風土を変えるのは一人ひとりの認識です。
まず「違い」に気づくこと。それが、職場を変える第一歩です。

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