ビールゲーム オフライン版 vs オンライン版|情報遮断で赤字拡大だがシステム思考の学びは深まる対比インフォグラフィック

【結論】ビールゲームオンラインを複数社で実施した結果、オフライン版よりも成績が悪化し赤字幅が拡大する傾向が分かりました。
これは、オンライン化により他者の在庫状況が見えなくなる「情報の隔離」が原因と考えられます。
しかし、情報の遮断による悪循環をリアルに体験できるため、システム思考を学ぶ研修としてはオンライン版の方がより深い気づきを得られる可能性があります。

今回は2021年にリリースしたビールゲームオンラインを複数社で実施てみて、リアルでの実施の時との違いについて気づいたことを書いていきたいと思います。

ビールゲームオンラインはその名の通り、ビールゲームをオンラインで実施いただける形となっており、Google ChromeやEdge、Safariなどのブラウザからログインをして頂いて実行する形式となります。

※小売店役の画面

画面上のボタンを押していくことでビールが配送されたり、注文書が送られたりしながら、最後は注文数を入力していきます。

オフライン版(ボードゲーム版)の実施の場合には4人が横一列に並んでゲームをプレイします。

なお、ビールゲームの基本的な流れについては下記の記事をご覧下さい。

ビールゲーム実施の流れ|システム思考研修

よくある質問

Q. ビールゲームオンラインとオフライン版(カード版)の最大の違いは何ですか?

最大の違いは、他者の在庫状況などの情報量です。対面で行うビールゲーム(カード版)では隣のプレイヤーの状況が自然と目に入りますが、ビールゲーム オンラインでは自分の画面しか見えないため完全な隔離状態となり、情報の遮断による悪循環が生まれやすくなります。

Q. オンライン版の実施に必要な環境やブラウザの指定はありますか?

ビールゲーム オンラインは、Google ChromeやEdge、Safariなどの一般的なブラウザからログインして実行する形式です。Zoomなどのウェブ会議システムと併用して、リモート環境からでもスムーズに実施いただけます。

Q. オンライン版とオフライン版(カード版)では、どちらが研修の運用がスムーズですか?

オンライン版は利益や在庫の計算がシステム上で自動で行われるため、運用が非常にスムーズです。対面実施のビールゲーム(カード版)では計算や準備に時間がかかりますが、ビールゲーム オンラインであれば振り返りを含めて短時間で効率的に実施できます。

Q. 社内講師(自社スタッフ)だけでビールゲームを運営することは可能ですか?

はい、可能です。弊社では講師派遣による実施だけでなく、ゲームシステムや運営用スライド、講師向け動画マニュアルを提供して社内講師で実施いただけるプランもご用意しています。対面用のビールゲーム(カード版)や、ブラウザで動くビールゲーム オンラインのどちらでも自社運営が可能です。

Q. ビールゲームオンラインの導入実績や受講者の満足度はどのようになっていますか?

多くの企業様におけるサプライチェーン研修やシステム思考研修として導入実績があり、受講者からも高い満足度をいただいております。対面型のビールゲーム(カード版)と同様に、組織における情報共有の重要性を深く学べるコンテンツとして高く評価されています。

Q. ビールゲームオンラインの利用料金や見積もりについて教えてください。

ご利用料金やプランの詳細につきましては、お客様の受講人数や実施形態に合わせてご案内しております。対面用のビールゲーム(カード版)やビールゲーム オンラインの具体的なお見積りは、資料請求フォームよりお気軽にお問い合わせください。

ビールゲームオンラインを複数社で実施してみた結果

さて、2021年5月より提供を開始してきたビールゲームオンラインですが、複数社での実施を経てわかってきたことがあります。

それは・・・

リアルよりもオンラインの方が成績が悪い

ということです。
もちろん、まだまだサンプル数が少ないため、なんとも言えませんが、講師としての実感でいくと、オンラインの方が明らかに成績が悪いです。

ある企業様では数年前に、オフライン版(ボードゲーム版)を累計100名以上の方に受講して頂きました。この度、オンライン版での40名程度の実施を行ったところ、同じ会社の社員でもオフライン、オンラインでの結果に大きな違いとがあるいうことに気づくことができました。
※同じ方が体験したということではありません

具体的には、

オンライン版では、最終結果がすべてのチームで赤字(マイナス)となり、
最下位チームの赤字幅がオフラインよりも大きい

ということです。

ビールゲームはその構造上、多くのチームの最終結果が赤字(マイナス)になることが多いのですが(弊社では18ラウンドで実施)、それでも8〜10チームで実施した時、オフライン(ボードゲーム版)では2チーム程度は黒字(プラス)で着地することが多いです。

一方、オンライン版では、現時点で実施したすべてのチームが赤字(マイナス)での最終着地となっており、これは参加者がどうこうというのではなく、オンラインとオフラインの違いのように思えます。

また、各回の最下位チームの得点はオフライン(ボードゲーム版)と比べて平均で2〜3倍程度赤字幅が拡大しています。
オフライン(ボードゲーム)版では最下位チームの得点が-1000点程度が多いのに対して、先日オンラインで実施したとある会社様の最下位チームの得点は-4916点と大幅な赤字となりました。

以上、2点がオンラインとオフラインでの大きな違いとなります。

原因として考えられるのはオフライン(ボードゲーム)版では、隣の人のボードの状況が見えてしまうということが大きいと考えています。

上画像の通り、横並びで、ついたてなど置かずにゲームを実施しますので、見ようと思えば、隣の人の在庫量が見えてしまいます。

一方、オンラインでは、自分のブラウザでは自分の状況しか見えませんので完全な隔離状態となります。これによってお互いの情報を知るすべがなく悪循環が生まれやすい状況になったのではないか?と推測します。

つまり、オフライン、オンラインという違いによる、お互いについての情報量の変化が結果を悪くしているものと考えています。

そういう意味ではビールゲームはオンラインのほうが学びが多いかもしれません。
また実際にオフライン(ボードゲーム)で実施すると利益の計算なども大変で、時間もオフラインは3時間、オンラインは2.5時間(振り返り含む)で実施できるので、運用もスムーズです。

ビールゲームをご検討中の方はぜひオンライン版をご検討頂ければと思います。

弊社では講師ありでの実施はもちろん、ゲームシステムや運営スライド、講師向け動画マニュアルを提供した社内講師での実施も可能です。

提供するパワーポイントには講師向けのトークスクリプトや解説が含まれています。

ビールゲームオンライン|サプライチェーン研修導入をご検討の方へ

いかがでしたでしょうか。今回は複数社でビールゲームオンラインを実施した結果、オフラインよりも成績が悪くなるということをお伝えしました。

まだまだサンプル数が少ないため、精度は低いですが、参考になれば幸いです。

ビールゲームオンラインを実施したいという担当者様で、詳細な資料や、デモ(体験版)の体験をご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。

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その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


この記事を書いた人

千葉 順
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
元法政大学兼任講師(キャリアデザイン論)
→ 詳しいプロフィール

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