新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言によってオンラインでの新入社員研修を実施されている企業も多いと思います。

なんとかGWまでは乗り切った、と感じているご担当者様も多いのではないでしょうか。しかし、残念ながら緊急事態宣言はあと1ヶ月ほど(5月末まで?)続くようです。(2020年5月3日時点)

つまり、あと3週間はオンラインでの研修を続けなければならない可能性があります。そうなると、新入社員の方もさすがにマンネリ化が起きそうです。

4月初めは前代未聞の状況での入社ということ、初めてのオンラインでの新入社員研修ということで緊張感が高かったと思います。しかし、次第に慣れてきてGWを明けた5月にはマンネリ化による気の緩みが起こりそうです。

一方、こんなことも指摘されています。

オンライン研修は、画面上に映った自分の顔を見ながら会話することもあり、新入社員も先輩社員も互いに“油断した顔” を見せにくい

長期化すれば、それがボディーブローのように効いてくるかもしれません。

進む新入社員オンライン研修も長期化で苦難「ボディーブローのように効く」
AERA dot. より
https://dot.asahi.com/aera/2020041700018.html?page=2

確かに、オンラインでの研修ではオフラインの研修とは異なり、常に自分の顔、同期の顔、講師の顔を見ている、見られている状態にあります。これまで体験したことのないこの緊張感はストレスに感じる人も多いでしょう。

少し前置きが長くなりましたが、ここからはでは、どうしたらいいのか?というオンライン化された新入社員研修のマンネリ対策案をいくつか書いてみたいと思います。

オンライン化された新入社員研修のマンネリ対策案

1.オフラインの時間を取るための「アクティブ・ブック・ダイアログ」

1つめはオフラインの時間を長く取ることです。常にオンラインという緊張感を取り除く効果を狙っています。

でも、それじゃ研修にならないよ、というご意見もあるかと思います。そこは1つ仕掛けを考えています。

それは、ABDと呼ばれるアクティブ・ブック・ダイアログというワークを実施することで解決することができます。

アクティブ・ブック・ダイアログは本来、1つの紙の書籍を上画像のように裁断し、各自にパートを割り当てて書籍を読み、読んだパートの要約をプレゼンし、最後に内容についての対話を行うという新しい本の読み方です。

詳しくはこちらを御覧ください。

アクティブ・ブック・ダイアログ(ABD)という新しい本の読み方

これを電子書籍を用いて実施し、パートを振り分けてzoomなどに接続せず読書を行う時間を取り、一定時間後に要約をプレゼン、対話を行う方法が考えられます。ただし、紙の書籍と異なり、電子書籍の場合はシェアができないため、費用を捻出して各自に購入して貰う必要があります。

※PDFファイルであればKindle用のメールアドレスに送信することでシェアすることができます。
参考:PDFをKindleで読めるようにする方法!

2.実施内容にアクセントをつけるための「オンラインビジネスゲーム」

2つ目はマンネリ化を防ぐために、研修内容にアクセントを付ける方法です。オンラインでの研修はどうしても座学+ディスカッションという構図になりがちです。

オフラインでは実施できていたグループワークツールを配布することの難しさなどもあって実施しづらいという側面があります。

そこで、弊社ではオンラインでもグループワークが実施できるビジネスゲームをいくつか開発・提供しています。全てオフラインで導入実績のあるコンテンツです。

例えば、グループワークでは有名なNASAゲームをオンライン化したり、

NASAゲームオンライン

オンライン研修で実施可能なコンセンサスゲーム!NASAゲームオンライン

各自に情報カードが配布され、口頭のみで情報を伝え合い、地図を完成させるという、桃太郎村の地図などを提供しています。

オンラインで実施可能なコミュニケーション研修ゲーム「桃太郎村の地図」

当然、zoomなどのツールを絡めての実施となりますが、これまで実施しづらかったグループワークを実施することでいつもとは違うアクセントをつけることができます。

まとめ

いかがでしょうか。今回はオンライン化された新入社員研修のマンネリ対策案ということで2つの案をご紹介しました。

参考になれば幸いです。


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