ハラスメントを受けないためのアサーティブ・コミュニケーション
今回はアサーティブ・コミュニケーションについてご紹介したいと思いますが、特に部下/メンバーの立場として、ハラスメントを受けないためのアサーティブ・コミュニケーションというテーマでご紹介したいと思います。
なお、アサーティブ・コミュニケーションについては過去記事でもご紹介しております。
アサーティブの4つの原則「誠実」「率直」「対等」「自己責任」
ハラスメントを受けないためのアサーティブ・コミュニケーション
まずは下画像をご覧ください。

アサーティブ・コミュニケーションを語るときに、コミュニケーションのスタンスとして、非主張的、攻撃的、そして、アサーティブと3つに分けて説明することがあります。
このうち、ハラスメントを受けやすいコミュニケーションのスタンスは非主張的なコミュニケーションだということはご理解頂けるかと思います。
そして、得てしてハラスメントを行いがちなのは攻撃的なコミュニケーションの人だと思います。
この両方のスタンスの人に知ってほしいのが真ん中のアサーティブ・コミュニケーションという手法です。
アサーティブ・コミュニケーションの4つのポイント
それでは、具体的にアサーティブ・コミュニケーションを実施する際のポイントを4つご紹介したいと思います。
4つのポイントにはマインド的なものも、具体的なテクニックも含まれています。

1つめは、自分の想いを率直に表現するというもので、まずはマインド面として、自分の思いを塞ぎ込まず、自分自身に誠実になり、自分の想い・意見を明確にするということが大事です。
2つめは相手に伝わりやすい表現にするということで、具体的なテクニックとしては相手を責める(Youメッセージ)ではなく、自分がどう思うかを伝える(Iメッセージ)を使うと良いでしょう。
攻撃的なコミュニケーションの人はYouメッセージ(あなたが・・・だから・・・)を使う人が多いのが特徴です。
3つめは相手に対して配慮するというもので、具体的なテクニックとしては申し訳ございません、お手数ですが、などのクッション言葉の活用をオススメします。
最後の4つめは代替案を考えるというもので、意見が対立したときには両者が納得できるような代替案・第三案を考えるということがオススメです。
ケーススタディ
具体的なケースをご紹介したいと思います。
以下の画像のようなシチュエーションがあったとします。

図の左側が非主張的な人の回答で、右側がアサーティブな人の回答の例です。
どうでしょうか?アサーティブ・コミュニケーションの回答のほうが、自分の意見も主張しつつ、相手への配慮もあることがわかると思います。
これを先程の4つのポイントに絡めて解説したいと思います。下図をご覧ください。

いかがでしょうか。先程の4つのポイントについての理解度もやや深まったのではないでしょうか?
ここまでの解説をYoutubeの動画で説明しておりますので合わせてご覧ください。
ハラスメント研修で使えるパワーポイントスライドの販売について
さて、弊社では上記で紹介しているパワーポイントのスライドを販売しております。
すでに導入いただいているお客様(一部)は下記のとおりです。
某製薬会社様 (従業員数 約6,000名 連結)
某運送会社様 (従業員数 約2,000名)
某医薬品メーカー様 (従業員数 約1,500名)
某市役所様 (職員数 約500名)
など
金額と無料サンプルの確認方法

金額は6つのスライドの合計で4万円(税別)となります。納品物はパワーポイント資料のみとなります。メール添付でのデータ納品となります。
なお、パワーハラスメントのスライドだけがほしいといったバラ売りや個別のカスタマイズなどは行っておりません。ご了承ください。
どんなスライドなのか確認したいというというご意見があると思いますので、下記より無料サンプル版をご覧いただけます。
スライド販売についての詳細記事も書いておりますので合わせてご覧ください。
ハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売について
購入お申込みについては下記フォームからお問い合わせをお願い致します。お問い合わせいただいた場合、全スライドのサンプルPDF版もご覧いただけます(サンプルを用いて研修は実施できないように加工されています)。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。
