私が人生で一番最初に読んだビジネス書は20世紀最高の経営者として名高いGEの元CEOのジャック・ウェルチ氏についての本でした。

業界の1位か2位になれる事業だけに経営資源を集中させる(それ以外は売却や撤退)という選択と集中という言葉は彼の功績によってここまで広がったと言っても過言ではないでしょう。

言うは易く行うは難しで、今はうまくいっているが、今後を鑑みて1位か2位になれない事業を売却や撤退するというのは並大抵のリーダーシップがなければ実現できません。

リーダーシップにはビジョン型リーダーシップなど色々と種類はありますが、ここでいうリーダーシップとは特に変革型のリーダーシップということになります。

ジャック・ウェルチが唱えるリーダーシップの4Es

そんなジャック・ウェルチ氏がリーダーシップについての持論として「4Es」というのをおっしゃっているそうです。

ジャック・ウェルチ リーダーシップ 4Es

4Esは上図の通り、4つのEの頭文字を取ったもので、最初の2つが自分と他人の活力・モチベーションに関するものとなっており、残りの2つが選択と集中のジャック・ウェルチ氏らしく、「厳しい状況判断を下せること」、「実行力があること」となっています。

この4つを見る限りではリーダーシップのPM理論のまさにPM型だったのでないだろうかと思います。

画像参考:https://www.sbbit.jp/article/cont1/32170

※PM理論についてはこちらをご覧ください。

PM理論の診断テストとリーダーシップ

変革型リーダーシップの4つのI (アイ)

また、一般にジャック・ウェルチ氏のような変革型のリーダーシップとして求められる要素が4つのI (アイ)と呼ばれるものです。

4つのアイ

1つ目のいわゆるカリスマ性はジャック・ウェルチ氏には十分でしょうが、注目すべきはここでも2つ目にモチベーションの鼓舞が入っていることです。

こうやって見てみると、4つのI (アイ)では、4つすべてがリーダーからメンバーに対する要素なのが見て取れます。PM理論でいうところのMを重視しているようにも思えます。

しかしながら、そこには変革を行うリーダーとして厳しい状況判断を行い、それを実行していくにはメンバーの協力が必要なことを表しているのだと思います。

変革型リーダーシップの4つのI (アイ)についてはこちらの過去記事をご覧いただければと思います。

変革型リーダーシップの4つのI (アイ)

まとめ

いかがでしたでしょうか。20世紀最高の経営者と言われるジャック・ウェルチ氏が提唱するリーダーシップの4ES参考になれば幸いです。

ジャック・ウェルチ リーダーシップ 4Es


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