ここ最近「休み方改革」という言葉が注目されています。これは、「働き方改革」から派生した形で注目を集めているものと考えられます。

実は、政府は2017年6月に休み方改革官民総合推進会議を設置しており、目的として以下を挙げています。

休暇が一時期に集中するのを見直し、企業にも有給休暇の取得を促すなどの「休み方改革」に乗り出す

参考:「休み方改革」始動、月内に官民会議 休暇分散や有給取得 |日本経済新聞 電子版(2017/6/6)

日本人はみんなで同じ時期に休暇を取りがち(ゴールデンウィークなど)、また、職場においては有給をうまく使えていないことが休み方改革の背景にあるようです。

実際に、厚生労働省の調査によれば労働者の有給休暇取得率は51.1%となっています。
有給休暇取得率
画像参照:平成 30 年就労条件総合調査の概況 – 厚生労働省

これは、世界的にみてもかなり低いようで、エクスペディア・ジャパンの調査によれば世界19カ国・地域の中で3年連続最下位ということです。


画像参照:https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/10/vacation-japan_a_23613757/

そこで、政府は2020年までに年次有給休暇取得率70%を目指し、2019年4月1日から施行されている「働き方改革関連法案」の中で「年5日の有給休暇取得義務」をスタートさせました。

具体的には使用者は10日以上の有給休暇が付与される全ての労働者に対し、毎年5日間、時季を指定して有給休暇を取得させることが義務付けられた、ということになります。
※ただし、対象となる労働者などが細かく定められていますので詳しくはこちらをご覧いただければと思います。
年5日の年次有給休暇の確実な取得 わかりやすい解説 | 厚生労働省

「休み方改革」研修に使えるビジネスゲーム

休み方改革 研修 ゲーム

本来、労働者にとってもワークライフバランスや、メンタルヘルスの観点からも有給所得にメリットがあるはずなのに実際には有給所得に罪悪感を感じたり、仕事が忙しすぎて有給なんて取れないという方もいると思います。

ちなみに、有給取得への罪悪感のある人の割合は世界一のようです。
有給所得 罪悪感
画像参照:https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/10/vacation-japan_a_23613757/

そこで、研修を通して、有給を取得することの重要性や、取得せずに長時間働くことの(メンタル不調などの)デメリット組織としてどのように有給を取っていくかビジネスゲームという現実を模したシミュレーションゲームを体験いただくことで自分自身で気づいてもらうことが有効になるかと思います。

休み方改革 研修

弊社ではメンタルヘルス対策ゲームの「ストマネ」を開発し、これまで多くの企業様のメンタルヘルス研修で利用してきましたが、ゲームの中で有給を表す「休暇」を上手くとらないとプロジェクトは終わらず、チームにメンタル不調者が生まれてしまう可能性があります。

また、有給を使わずに仕事ばかりをしていても生産性は落ちている(プレゼンティーイズム)という現実を忠実に再現しています。

先日、とあるセミナーでこのゲームを実施したところ、参加者の方から「疲れ切った後ではなく、疲れきる前に有給を取ることがメンタルヘルスの対策の面でも重要だと感じた」という声を頂きました。

取得が義務化されたからいやいや有給を取得する、のではなく、自分やチームのメンタルヘルス観点からも休み方改革を行っていくことが重要です。

なお、「ストマネ」ゲームの概要はこちらを御覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は休み方改革についてそれが求められている背景や、研修として休み方改革の重要性に気づいてもらうための具体的なアイデアをご紹介しました。

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