「サンクスカード」という社内コミュニケーション活性化ツール
参考URL:https://www.knowledgewing.com/kw/blog/2011/12/201112150900.html
みなさんの会社では「サンクスカード」を導入されていますか?
初めて聞いた方も、まさに今、導入を検討中という方もいるかと思います。
サンクスカードはその名の通り、「感謝」の気持ちをカードに乗せて「見える化」するための社内コミュニケーションツールの1つです。
IT時代の現代では「ありがとう」の気持ちは社内SNSの「いいね」に取って代わられているかもしれませんが、今回は極めてアナログなサンクスカードについて書いていきたいと思います。
サンクスカードのテンプレート
サンクスカードの決まったテンプレートというものはありませんが、社内で利用する場合は以下の項目を記入するのが一般的です。
・相手の名前
・日付
・感謝の言葉
また、カードのサイズは名刺サイズのカードにするのが一般的なようです。
amazonでも購入できるようですので、まずは1つ参考に買ってみるのが手かもしれません。(サンクスカードで検索すると結構でてきます)
サンクスカードとは少しニュアンスが異なりますが、上司から部下への「褒める」に特化したカードとしては下記の「グッジョブ」カードはamazonで購入できます。
社内にデザイナーやデザインが得意な方がいれば作ってもらうのもありでしょう。
サンクスカードの導入事例
サンクスカードの導入事例として有名なのが株式会社武蔵野さんの事例です。
株式会社武蔵野 HP
会社の名前は知らなくても「小山昇社長」の名前は、本屋さんで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
斬新な考え方や制度で、中小企業を中心として経営者の神様的な存在です。
そんな株式会社武蔵野さんではサンクスカードを以下の様に導入されています。
・一般社員は月10枚、管理職は月20枚以上出さなければ罰金5000円
なんとなく流行らなそうなサンクスカード
サンクスカードを社内で導入しようと検討されている方の懸念は「みんなやってくれるかな・・・」ということではないでしょうか。
つまり、社内で流行らなそうな気がする、ということです。
そんな不安に対して、株式会社武蔵野さんでは、わかりやすく「お金」というものを使ってある意味で強制的に導入しています。
トップダウンだからできるんだよ、という声が聞こえそうな気がしますが広めるための施策を導入時に考えておくことが必要です。
そうでなければ、良い活動だと頭ではわかっていても、忙しい業務に加えて、さらにサンクスカードを書こうという工数を投下できないでしょう。
年配者が渡しやすいデザイン
また、JALグループさんの導入事例も有名です。
こちらはサンクスカードのデザイン面に関する工夫をして利用しやすくしているようです。
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20080130/292399/
まとめ
・普及にはデザインや、制度に工夫が必要
次回はサンクスカードの効果について書いてみたいと思います。