【採用担当者向け】グループワークで使えるゲーム10選
新卒採用の選考の過程でグループワークの実施を検討されている企業様も多いと思います。
グループワーク選考のメリットは
・コミュニケーションスキルの見極めができること
・自社の仕事を疑似体験させることができること
・ディスカッションに比べて結果が見える化できる
などが挙げられます。
今回は採用選考で使えるグループワーク用ゲームをいくつかご紹介したいと思います。
1.理想の働き方考える 「ワークスタイルトランプ」
理想の働き方考えるトランプゲームです。
個人で考えた後に、チームで話し合う合意形成ゲームとなります。
ゲーム概要
52枚のトランプにはそれぞれ 「働き方」 に関するキーワードが記述されています。
その中から自分が 「大事だと思う」 カードを10枚選びます。
それぞれが10枚選び終わった後で、グループとして大事だと思う10枚を選んでもらいます。
選ばれた10枚を分析すると、「大企業向き / ベンチャー企業向き」 や、ワークライフバランスの 「ワーク重視 / ライフ重視」 という 「志向性の分析」 を行うことができます。
グループワークだけではなく、個人面接のシーンでもご活用頂けます。
2024年12月時点でワークスタイルトランプ(カード版)の導入社数は約170社、受講者満足度は4.5(5点満点)となっています。
最新の満足度についてはこちらからご覧いただけます。
ワークスタイルトランプの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
「理想の働き方」を見える化する「ワークスタイルトランプ(カード版)」
おすすめポイント:
参加者の働くことについての価値観を知りたい場合
所要時間:20分〜1時間
人数:1〜100名以上(個人でもチームでも利用可能)
提供方法:キットレンタル、キット販売
販売価格:4万円(1キット 6名まで対応可,3キットで10万円)
キットレンタル金額:5万円(20個のキットレンタルの場合)
【New!】オンラインでのワークスタイルトランプ
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響によってzoomなどのウェブ会議システムを利用したオンラインでのワークスタイルトランプが実施可能です。
2024年12月時点でワークスタイルトランプ・クラウドの導入社数は約100社、受講者満足度は4.95(5点満点)となっています。
詳しくはこちらを御覧ください。
オンラインでのワークスタイルトランプについてはこちらを御覧ください
オンラインでのワークスタイルトランプについて
2.情報共有ゲーム 「野球ポジション当てゲーム」
その名の通り、野球のポジションを当てるゲームです。
ジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いて、各人が分断された情報を持ち寄って1つの答えを導く協力型のゲームです。
ゲーム概要
あなたはA社の社員で、明日はS社が運営する企業対抗野球大会です。
A社も出場登録していますが、S社から事前に出場者とポジションを教えてほしいと連絡がありました。
ポジションを決めた課長と連絡がとれず、手元には断片的な情報しかありません。与えられた情報から正しいポジションを導き出してください。
情報の例
・センターはライトより背は高いが、足はライトの方が早い。
・外野選手のうち一人はどうも木下選手か松村選手らしい。
※野球のポジションに関する情報カードも配布されます。
難易度がそこそこ高く、40分の実施でクリア率が70%程度となります。
コミュニケーション能力、論理的思考力を見極めたいという場合には特におすすめです。
2024年12月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの導入社数は約190社、受講者満足度は4.86(5点満点)となっております。
最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。
野球のポジション当てゲームの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
おすすめポイント:
参加者のコミュニケーション能力、論理的思考力を見極めたい場合
所要時間:30分〜1.5時間
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
提供方法:キットレンタル
キットレンタル金額:5万円〜(20名分のキットレンタルの場合)
3.地図作成ゲーム 「ジグソータウン」
ジグソータウンは地図作成ゲームと呼ばれる情報共有ゲームで、野球のポジション当てゲーム同様、1人1人に与えられた情報カードを口頭でのみ伝え合いながら、最終的に地図を完成させるというゲームになります。
難易度としては野球のポジション当てゲームと同様で、40分の実施でクリア率が70%程度となります。
ジグソータウンの特徴として、下記のように文字での情報カードの他に、
視点カードと呼ばれる、自分がその街に実際にいるかのような3Dとしての情報カードが与えれれます。
文字情報は読めばOKですが、視点カードはどの情報を伝えるかも重要になってきます。
2024年12月現在、ジグソータウンの導入社数は約40社、受講者満足度は平均4.85(5点満点)となっております。
最新の受講者満足度はこちらからご覧いただけます。
ジグソータウンの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
地図作成ゲーム「ジグソータウン」のやり方
おすすめポイント:
参加者のコミュニケーション能力、論理的思考力を見極めたい場合
所要時間:30分〜1.5時間
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
提供方法:キットレンタル
キットレンタル金額:5万円〜(20名分のキットレンタルの場合)
4.提案型営業疑似体験ゲーム「ヒアリングチャレンジ」
提案型営業を疑似体験できるゲームです。
顧客が求める商品を聞き出し、適切な商品を提案できるかどうかが重要です。
ゲーム概要
ヒアリングチャレンジは車の販売員になった設定で、来客されたお客様に対して、最適な車を提案するというゲームです。
ゲームは販売員からお客様への質問を10回行い、カードに書かれたお客様からの回答を元に「9種類の車種」 ✕ 「色、内装などのオプション」 から最適な車を提案します。
2024年12月現在、ヒアリングチャレンジの導入社数は約60社、受講者満足度は4.91(5点満点)となっております。
ヒアリングチャレンジの具体的な内容については下記より御覧ください。
営業疑似体験型ビジネスゲーム ヒアリングチャレンジ
おすすめポイント:
参加者の営業適性を見極めたい場合
所要時間:30分〜1時間(実施回数で調整可能)
人数:1〜100名以上可能(1チーム1〜4名)
提供方法:キットレンタル
販売金額:5万円〜(最大20名対応の場合)
5.IT業界向け 「THEクリティカルパス」
THEクリティカルパスは主にIT業界向けのグループワークとなります。プロジェクトマネジメントの手法の1つとして知られるクリティカルパスをテーマとしたグループワークです。
ゲームとしては先程ご紹介した野球のポジション当てゲーム同様、ジグソーメソッドと呼ばれる手法を用いて、各人が分断された情報を持ち寄って1つの答えを導く協力型のゲームです。
上画像のようなプロジェクトのアローダイアグラムがあるとします。
情報カードの1例として下画像のようなカードが存在します。
上の情報カードによって、タスクAの場所が特定できます。
他にも下画像のような情報カードが存在します。
上の情報カードだけでは何も特定できませんが、タスクCに掛かる日数がわかれば、DはC+1の日数が掛かることがわかります。
このような情報カードをグループメンバーにバラバラに配布し、お互いにそれを見せることはできず、口頭だけで情報を伝え合い、制限時間内にプロジェクトの完了日数を特定してもらいます。
また、本番用(上のアローダイアグラムは例題で本番用はもう少し複雑です)のアローダイアグラムではプロジェクトの完了日数だけではなく、そのタスクの完了が1日遅れるとプロジェクト全体の完了が遅延するタスクを3択の中から選んでいただきます。
※クリティカルパスについての事前知識が無くても論理的思考によって解くことが可能です。
THEクリティカルパスについてはアンケート回答社数が30社未満のため、受講者満足度は表示しておりません。
THEクリティカルパスの具体的な内容については下記より御覧ください。
IT業界向けグループワークゲーム「THEクリティカルパス」
おすすめポイント:
参加者の論理的思考力、ITリテラシーを見極めたい場合
所要時間:30分〜1.5時間
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
提供方法:キットレンタル
キットレンタル金額:5万円〜(20名分のキットレンタルの場合)
6.経営シミュレーションゲーム 「ペーパータワーforビジネス」
比較的大人数12〜36名で実施する形式の経営シミュレーションゲームです。
1チームが1つの企業となり、企業対抗で利益の最大化を目指します。
こちらは、実際に動きながら実施するゲームとなります。
ゲーム概要
A4の紙だけを使って自立可能なできるだけ高いタワーを立てることが目的のシンプルなゲームですが、タワーの高さが会社の売上、使った紙の枚数が原価として、企業経営を疑似体験することができるゲームです。
ゲームながら紙を折る役、タワーを建てる役など役割分担をすることや、仕入れや品質管理などを考えさせられるゲームです。
ゲームを行う中で、タワーを高くするためのアイデアや、数値に強いかどうかを見極めたい場合にはおすすめです。
2024年12月現在、ペーパータワーforビジネスの導入社数は約130社、受講者満足度は4.89(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
ペーパータワーforビジネスの具体的な内容については下記より御覧ください。
ペーパータワーを拡張した経営シミュレーションゲーム
おすすめポイント:
参加者の主体性、数値への強さを見極めたい場合
所要時間:1.5〜2時間
人数:12〜100名以上(1チーム4〜6名)
提供方法:キットレンタル
金額:5万円〜(詳細はお問い合わせください。)
7.合意形成ゲーム「NASAゲーム」
比較的有名なゲームとしてNASAゲームというワークがあります。
その名の通り、宇宙に関係するゲームです。
コンセンサスゲームと呼ばれるゲームの1つで、自分の意見とメンバーの意見の合意形成(コンセンサス)を求められるゲームです。
ゲーム概要
月に不時着陸した宇宙船。機体にはいくつかの破損も見られる。
無傷のまま残ったアイテムは15個。
しかし、その全てを持って行くことは困難そうだ。
生存のため最も必要な物の優先度を1とし、アイテムに優先順位をつけてください。
このゲームには模範解答があり、チームの回答と模範解答の優先順位の誤差
が最も小さいチームの勝利となります。
2025年1月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約510社、受講者満足度は4.8(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
NASAゲームについての詳細はこちらを御覧ください。
グループワークで使えるNASAゲームのやり方
おすすめポイント:
参加者の自分とは異なる意見への対応度合いを見極めたい場合
【対象人数】4〜100名以上(1チーム 4-6名推奨)
【実施時間】50分〜2時間
【予算】
・キットレンタル:5万円〜(20名までの場合。詳細はお問い合わせ下さい。)
【New!】オンラインでのコンセンサスゲーム
なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響によってzoomなどのウェブ会議システムを利用したオンラインでの実施をご検討中の方は、下記の記事を御覧ください。
2024年12月現在、NASAゲームオンラインの導入社数は約310社、受講者満足度は4.76(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
オンライン研修で実施可能なコンセンサスゲーム!NASAゲームオンライン
8.すごろくでキャリアを学ぶ 「キャリアシミュレーションプログラム」
画像参考元:http://www.jil.go.jp/institute/discussion/2010/images/10-05_01.png
独立行政法人 労働政策研究・研修機構が提供する教材です。
弊社代表の千葉が京都精華大学でキャリア・デザインの講義を担当していた時も利用していました。
開発された、就職後の職業生活のイメージ(就業イメージ)
を伝えるためのグループワーク型の授業/セミナー用教材です。
とされています。
ゲーム概要
就業後〜25歳までの職業生活をすごろく形式で進めていきます。
マスには仕事上で起こった出来事に対していくつかの選択肢が用意されており、自分の選択によって得点が変化していきます。
教材はこちらからダウンロード(無料)することができます。
http://www.jil.go.jp/institute/seika/csp/index.html
9.未来の仕事を作り出せ 「ジョブスタ」
東京大学 大学総合教育研究センター助教で、シリアスゲームで有名な藤本 徹 先生が開発されたゲームです。
ゲーム概要
米デューク大学の研究者であるキャシー・デビッドソン氏によれば「2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう」と予測している。
今は存在していない職業とは何か?それを考えるキャリアゲームです。
例えば、上画像のイベントカードの 「少子高齢化」 は20年以内に起きる未来のイベントを表しています。
もし、 「少子高齢化」 が進んだ時、 「教育・保育」 というインダストリー(業界)に新しくどんな仕事が生まれるか? を考え、アイデアを書き出して、他の人から投票してもらうというゲームです。
ゲームを複数回繰り返し、最も多くの票を獲得したプレイヤーの勝利となります。
ジョブスタの導入実績としては、2024年12月現在、導入社数が約80社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。
ジョブスタの詳しい内容は下記より御覧ください。
ジョブスタの詳細を見る
おすすめポイント:
参加者のビジネスセンス、未来への洞察を見極めたい場合
所要時間:30分〜2時間
人数:4〜100名以上(1チーム4〜5名)
提供方法:キット販売、キットレンタル
販売価格:1万5000円(1キット、5キットで6万円)
キットレンタル金額:5万円(8個のキットレンタルの場合)
10.制限時間以内に脱出せよ 「脱出ゲーム」
話題の脱出ゲームを短時間で、かつ、会議室で実施可能にしています。
机の上で実施するグループワークではなく、実際に動き回りながら会議室から脱出する形式のゲームです。
※野球のポジション当てのように情報が分断されているゲームです。
ゲーム概要
みなさんは高速鉄道の運転手です。全ての車両が車両基地に停車中です。
なお、みなさんのうち、1名はドクタートレインという特別な車両に乗車しています。
そして今、ドクタートレインに緊急出動命令が発動されました。
出口は1つ。誰がドクタートレインなのか、出口はどこなのかを把握し制限時間内にドクタートレインを出庫させてください。
2024年12月現在、緊急出動の導入社数は約90社、受講者満足度は4.58(5点満点)となっております。
緊急出動の詳しい内容についてはこちらを御覧ください。
脱出ゲーム「緊急出動」の詳細を見る
おすすめポイント:
参加者のコミュニケーション能力、主体性を見極めたい場合
所要時間:30分〜2時間(標準は1時間)
人数:5〜40名(1チーム5〜8名)
提供方法:キットレンタルのみ
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
グループワークでゲームの実施をご検討中の方へ
採用選考のグループワークで使えるゲームは多種にわたりますが、実施人数、時間、目的、予算によって利用するワークを決めていく必要があります。
弊社ではご紹介したコンテンツのキットレンタル、または販売を行っております。
ゲームで使用するカードはもちろん、社内講師で実施可能な投影用スライド(pptx)、動画マニュアルなどをご提供しております。
購入可能な製品についてはこちらを御覧ください。
購入可能なコンテンツ一覧
詳細な金額を知りたい、お申し込みの流れを知りたいという場合は下記より資料請求をお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。