企業での研修や、労働組合、一般社団法人等での定期的な研修会においてチームビルディングを目的としてゲームの実施を検討されることがあります。
なお、弊社では1年間で400社以上のチームビルディング研修を実施しております。

導入実績の一例(敬称略)

グーグル合同会社、Apple Japan 合同会社、アマゾンジャパン合同会社、
日本マイクロソフト株式会社株式会社日本政策投資銀行、株式会社みずほ銀行、
アサヒビール株式会社、パナソニック株式会社、三菱商事株式会社、
三井物産株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社デンソー、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)、全国労働者共済生活協同組合連合会(COOP)

詳しくはこちら

座学形式ではなく体験型の研修を実施したい、せっかくなら楽しく、かつ、学びのある研修会にしたい等、様々な観点でゲームという手法を検討頂いているのだと思います。

過去記事でも書きましたが、チームビルディングにゲームが効果的な理由には大きく以下の3つがあると考えています。

ゲームがチームビルディングに効果的な3つの理由
 その1.「ゲームに勝つ」という共通の目的があるから
 その2.「協力」しなければ勝てない仕組みになっているから
 その3.ゲームをやることが楽しいから

詳しくは過去記事をご覧ください。
ゲームがチームビルディングに効果的な3つの理由

ただ、ひとくちにゲームと言っても様々な種類のゲームがあるためどのようなゲームを選ぶのが良いか、悩まれている担当者の方も多いと思います。

そこで、チームビルディング研修を提供している弊社としてチームビルディングに効果的で、楽しく学びがあると思うゲームを挙げておきたいと思います。

目次

合意形成ゲーム「NASAゲーム」
心理的安全性を知り、高める「ベストチーム」
目指せ世界記録!「マシュマロ・チャレンジ」
経営シミュレーションゲーム 「ペーパータワーforビジネス」
謎解きゲーム 「汚れた企画書の謎」
メンタルヘルス対策ゲーム 「ストマネ」
体を動かす脱出ゲーム「緊急出動」
情報共有ゲーム「野球のポジション当てゲーム」
目標共有と情報伝達「部課長ゲーム」
ドミノでPDCA 「ロングタイムドミノ」
アウトドアで実施 「ロゲイニングカード」
お互いの違いを認識する 「バーンガ」

チームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲーム12選

1.合意形成ゲーム「NASAゲーム」

NASAゲーム

まず最初のチームビルディングゲームはNASAゲームです。NASAゲームはチームでの合意形成を行うゲームです。

月に不時着した宇宙飛行士という設定で、320km離れた母船に戻るため、手元に残った15個のアイテムに対して優先順位をつけていくゲームです。

まずは個人で優先順位をつけ、次にグループで話し合い、グループとして優先順位をつけていきます。できるだけ妥協なく、合意の上で決定することが求められます。

このゲームの面白いポイントはNASAによる模範解答があることです。
模範解答に最も近い個人、及び、チームの勝利となります。

nasaゲーム
※弊社では社内講師で実施頂けるようにカード、ボード、運営スライドなどのNASAゲームキットを提供しております。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、異なる意見を納得感を持って1つにまとめていくプロセスが学べるところにあると思います。

【対象人数】4〜100名以上(1チーム 4-6名推奨)
【実施時間】50分〜2時間
【予算】
・キットレンタル:5万円〜(20名までの場合。詳細はお問い合わせ下さい。) 
・講師派遣:15万円〜
チームビルディングに効果的なポイント
・チームとして合意形成を行う際のポイントの理解 
・個々の「チームで働く力」の棚卸し

NASAゲームの受講者満足度は導入頂いた約460社の平均で4.79(5点満点)となっております。(2024年2月現在)

最新の満足度はこちらをご覧ください。

具体的なゲームのやり方はこちらを御覧ください。

グループワークで使えるNASAゲームのやり方

なお、弊社ではNASAゲームの新バージョンであるNASA2025も提供しています。

コンセンサスゲーム「NASAゲーム2025」

2.心理的安全性を知り、高める「ベストチーム」

ベストチーム 心理的安全性

2つめのチームビルディングゲームはベストチームです。ベストチームは昨今注目されている心理的安全性について知り、高めるためのゲームです。

ゲームはチームに与えられた行動カード(上図の青)を必要枚数集めることによって、行動の効果が発揮され、チームに得点がもたらされるというゲームです。(得点は上図の赤)

得点カードには業績ポイントと関係性ポイントの2種類のポイントが記載されており、カードによっては業績は上がるが、関係性が下がる、など得点を失う場合があります。(下図)
カードゲーム 研修

業績拡大を目指しつつも、人間関係も大事にしていく、まさに最高のチームをめざすゲームとなっています。

ベストチーム ゲーム

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、ゲーム中に交渉役、交換役といった戦略的な役割分担が必要なこと、また、ゲーム後の振り返りでゲームのメインテーマである心理的安全性についての講義が行われる点です。

【対象人数】15〜100名以上(1チーム 4-5名推奨)
【実施時間】2〜3時間程度
【予算】
・キットレンタル:5万円〜(40名までの場合。詳細はお問い合わせ下さい。) 
・講師派遣:15万円〜
チームビルディングに効果的なポイント
 ・心理的安全性の理解
 ・ゲームを通した各メンバーの強みの理解

このゲームの具体的な内容はこちらを御覧ください。

心理的安全性を知り、高めるゲーム型研修「ベストチーム」

3.目指せ世界記録!「マシュマロ・チャレンジ」

3つめのチームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲームはマシュマロチャレンジです。
マシュマロチャレンジはスパゲティの乾麺、テープ、マシュマロを使って18分間でより高いタワーを作るゲームです。

マシュマロチャレンジ

TEDでも紹介されているチームビルディングでは有名なゲームです。


マシュマロチャレンジ
公式ルールなども用意されており、コスト面、準備期間などを考えると社内講師でも実施しやすいゲームです。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、全員で協力してできるだけ高いタワーを建てるというわかりやすい共通の目標があることです。また、99cmという世界記録を目指すというのもチームビルディングに効果的です。

所要時間:30分〜2時間(実施回数で調整可能)
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
実施方法:講師派遣、キットのレンタル(社内講師)
金額:3万円(運営資料提供のみの場合)
15万円(講師派遣 40名までの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・世界記録(99cm)や弊社記録(92cm)超えを目指したチームワークの発揮
 ・PDCAサイクルを回しながら改善の効果を体感すること

ゲームの詳細と弊社での実施の最高記録92cmについてはこちらを御覧ください。

マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録

4.経営シミュレーションゲーム 「ペーパータワーforビジネス」

4つめのチームビルディングゲームはペーパータワーです。
ペーパータワーはマシュマロチャレンジによく似ているゲームです。ルールはシンプルで紙だけで高いタワーを立てるというものです。

ペーパータワー 建築

弊社ではペーパータワーに売上や給与などのビジネス要素を加えた拡張版の「ペーパータワーforビジネス」を提供しております。

タワーの高さを売上、使った紙の枚数を原価と考え、メンバーへの給与配分や次への投資などについて考えるゲームです。

ペーパータワー 記録 チームビルディング

こちらのゲームがチームビルディングに効果的な理由はマシュマロチャレンジ同様、できるだけ高いタワーを目指すというチームとしての目標がある点です。また、弊社での記録の223cmを目指すというのもモチベーションになります。

所要時間:30分〜2時間(実施回数で調整可能)
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
実施方法:講師派遣、運営用資料の提供(社内講師)
・キットレンタル:5万円〜(4チーム分。詳細はお問い合わせ下さい。) 
・講師派遣:15万円〜(20名までの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・弊社記録(223cm)超えを目指したチームワークの発揮
 ・PDCAサイクルを回しながら改善の効果を体感すること

こちらのゲームの詳細はこちらを御覧ください。

ペーパータワーを拡張した経営シミュレーションゲーム

5.謎解きゲーム 「汚れた企画書の謎」

チームビルディング 謎解きゲーム

ビジネス的な要素はありませんが「室内でできて、頭を使うゲーム」として謎解きゲームをご用意しています。

現在有名な通常のリアル脱出ゲームは脱出率が10-20%に設定されているのとは違い、弊社の謎解きゲームは脱出率を70−80%に設定しているため、多くの方に楽しんで頂けます。

汚れた企画書の謎

謎解きゲームとしての特徴としては下記となります。

会議室で実施できる
クリア率が80%程度に設定されていて、チームでの達成感を味わいやすい
・それぞれの謎の難易度に簡単〜普通〜難しいの幅を設けており、
 謎解き初心者や、苦手な人でもチームに協力しやすい
・100名近い参加者での実施でも1名の運営スタッフで実施できる

という点に配慮して作られています。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、謎解きという業務に関係ないゲームのため、役職や立場に関係なく参加できる点や、ひらめいた時の一体感が挙げられます。

所要時間:30分〜1時間(標準は1時間)
人数:4〜100名以上(1チーム4〜6名)
実施方法:講師派遣、キットのレンタル(社内講師)
金額:5万円〜(4チーム分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・業務とは関係ないゲームでの役職や職種を超えた共通体験
 ・アハ体験を通した成功体験/一体感の共有

こちらのチームビルディングゲームの詳細はこちらを御覧ください。

謎解きゲーム「汚れた企画書の謎」の概要

6.メンタルヘルス対策ゲーム 「ストマネ」

メンタルヘルス ボードゲーム

これまでのゲームよりもゲーム後の振り返りに価値があるゲームです。
メンタルヘルス対策と銘打っていますが、チームとしてお互いをサポートすることの重要性を学ぶことができるゲームです。

ゲームの概要としては、4人チームで1つのプロジェクトを進めないといけないのですが、プロジェクトを進めるとストレスが掛かります。

ストマネ ルール

上画像のようにストレスはゲージで表されており一定値を超えると休職となって2ターンお休みになってしまいます。

しかし、ストレスを抑えようとしすぎるとプロジェクトが進みません。このようなジレンマを抱えつつ、プロジェクトは確実に成功させ、かつ、4人のメンバーのストレスもマネジメントすることを求められるゲームです。

このストレスをマネジメントするためにはお互いの状況を考える、辛いときには辛いと言うといったチームとして働く上で重要なことを学ぶことができます。

こちらのゲームがチームビルディングに効果的な理由は、チームとしてプロジェクトを完了するという目標がある点と、それを達成するにあたって、お互いのストレス状況を理解し合うという点にあります。特に後者については現実社内ではおざなりにされがちだと思いますが、チームマネジメント上、とても重要です。

所要時間:2時間
人数:4〜40名程度(1チーム4名)
実施方法:講師派遣、レンタル
金額:5万円〜(10名以下での実施の場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・プロジェクトの疑似体験によるチームワークの発揮
 ・ラインケア(組織的なメンタルヘルス対策)の疑似体験

ストマネのより詳しい説明を見たい方は、こちらの記事もご覧ください。

ビジネスゲームを用いたメンタルヘルス研修「ストマネ」

7.体を動かす脱出ゲーム「緊急出動」

脱出ゲーム カード

続いてのチームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲームは脱出ゲームです。
現在流行のリアル脱出ゲームの企業向け/簡易版としてみんなで謎を解きながら、設定されたフィールドから脱出することを目的としたゲームを提供しています。

これまでのゲームがテーブルの上や比較的、頭を使ったゲームが多い中、こちらの脱出ゲームは主に体を使った形式のチームビルディングゲームとなります。

企業 脱出ゲーム

分断された情報を口頭のみで共有し、自分がフィールドのどこにいるのか
把握しなければなりません。また、出口はなぞなぞを2問解くことで特定できます。

こちらのゲームがチームビルディングに効果的な理由は、上画像のように物理的に違う場所に立つことでお互いの見え方が異なるという点にあります。現実社内でも役職や部署などの立ち位置が異なることで壁が生まれることがあると思います。
そんな時にチームとして全体像をどう共有するかが重要になってきます。

所要時間:30分〜2時間(標準は1時間)
人数:5〜40名(1チーム5〜8名)
実施方法:講師派遣、キットのレンタル(社内講師)
金額:5万円〜(4チーム分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・業務とは関係ないゲームでの役職や職種を超えた共通体験
 ・他人の視点/全体視点で物事を捉えることの疑似体験

こちらのゲームの詳細はこちらを御覧ください。

企業向け脱出ゲーム「緊急出動」

8.情報共有ゲーム「野球のポジション当てゲーム」

野球のポジション当てゲーム カード

続いてのチームビルディングゲームは野球のポジション当てゲームです。
野球のポジション当てゲーム分断された情報を口頭のみで共有し、制限時間内に1つの答えを出すことが求められるゲームです。

野球のポジション当てゲーム 研修

具体的には分断された情報から 「誰が、どのポジションなのか?」 という正解を導くゲームです。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、ゲームの特性上、全員が必ず発言することが求められるという点です。または、自分の持つ情報をわかりやすく伝える力や、複雑な情報を整理してチーム全体に共有する必要があります。

所要時間:30分〜1.5時間
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名推奨)
実施方法:キットのレンタル(社内講師)、講師派遣
金額:5万円〜(4チーム分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・情報を適切に伝える/聞くためのコミュニケーションの実践
 ・ロジカルコミュニケーションの体験

野球のポジション当てゲームの詳細はこちらを御覧ください。

コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」

9.目的共有と情報伝達ゲーム「部課長ゲーム」

部課長ゲーム

続いてのチームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲームは部課長ゲームです。部課長ゲームはチームで協力して制限時間内にクリア条件を満たすことが求められるゲームです。

チームメンバーには部長・課長・平社員のいずれかの役割が与えられており、クリア条件は部長役のみが知っています。

部長は課長や平社員もクリア条件を知っていると勘違いするため、クリア条件を知らない他の課長や平社員は何をすれば良いのか、なぜそのような指示を出されるのかよくわからないままプレイします。

ゲーム後の振り返りでは上に立つものには仕事の目的を共有すること、メンバーには仕事の目的を理解して仕事に取り組むことの重要性を伝える、目的共有の重要性を学べるゲームとなっています。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、細かい情報の共有も重要だが、目的が共有できていれば各自が主体的に動き出すということが体験から学べることです。また、指示待ちの姿勢では仕事が回っていかないということも体験できるでしょう。

所要時間:1〜1.5時間
人数:5〜100名以上(1チーム5名推奨)
実施方法:キットのレンタル(社内講師)、講師派遣
金額:5万円〜(4チーム分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・リーダーとして目的共有の重要性の理解
 ・フォロワー(部下)としての主体性/貢献性の重要性の理解

部課長ゲームの詳細はこちらを御覧ください。

部課長ゲームのやり方

10.ドミノでPDCA「ロングタイムドミノ」

ロングタイムドミノ

続いてのチームビルディングゲームはロングタイムドミノです。
謎解きゲーム同様、レクリエーションに近い形のゲームとしてドミノを使ったゲームを提供しております。

1チームに対して200個程度のドミノ配布し、それを並べて倒し、一番長くドミノが倒れ続けた(時間が長い)チームの勝利というゲーム(複数回実施)。

ドミノ チームビルディング

会場にあるもの、自分たちが持っているものを自由に使っていいというルールがクリエイティビティを刺激します。

このゲームがチームビルディングに効果的な理由は、みんなで作り上げるという体験はもちろん、ドミノですので、途中で崩してしまう人がでるのをサポートするという行為もチームワークには必要になってきます。

弊社では1000ピースのドミノのレンタルと、運営用の資料をご提供しています。

所要時間:30分〜1時間
人数:10〜100名以上(1チーム4〜10名)
実施方法:ドミノのレンタル、資料提供(社内講師)
金額:3万円(1000ピース分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・失敗に対する許容(誤ってドミノを倒してしまった時)の体験
 ・PDCAサイクルを回しながら改善の効果を体感すること

クックパッド様での導入事例はこちらを御覧ください。

【導入事例】クックパッド様でドミノを使った内定者ワークを実施

11.アウトドアで実施「ロゲイニングカード」

ロゲイニング 研修
こんどのチームビルディングゲームは屋外で実施できるゲームとなっています。
ロゲイニングカード」はアウトドアで実施可能なチームビルディングゲームです。

会社や宿泊先の周りをチーム単位で歩き回りながら、あらかじめカードとして与えられたお題を探し、見つけたらそれと一緒に写真を取っていくというゲームです。お題を見つけ、写真を撮った枚数が多いほど高得点となります。

お題の一部を紹介すると下記となります。

・歩道橋
・ブランコ
・猫
・チーム全員がジャンプしている写真

シンプルながら意外に戦略性が必要となっており、Googleマップなどを使うことで発見しやすいものもありますが、そうでないものもあるため、他のチームとの情報交換なども必要となります。

カードはバインダーに入っており、見つけたものはひっくり返して達成がわかるようにしていきます。
ロゲイニング ゲーム

また、一部、QRコードを用いた謎解き要素も入っています。

こちらのゲームがチームビルディングに効果的な理由は、屋外という開放感のある雰囲気で、歩きながら(時には雑談しながら)ゲームを行える点と、お題を見つけた時の喜びを共有できる点です。

所要時間:2時間〜4時間
人数:5〜100名以上(1チーム3〜4名推奨)
実施方法:キットのレンタル(社内講師)、講師派遣
金額:5万円〜(4チーム分のキットレンタルの場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・アウトドアで歩き、話しながらゲームを進められること
 ・ポイントを発見した時の成功体験の共有

ロゲイニングカードの具体的なやり方はこちらを御覧ください。

アウトドアでチームビルディング研修「ロゲイニングカード」

12.お互いの違いを認識する 「バーンガ」

違い 認識 バーンガ

最後のチームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲームは「バーンガ」です。
バーンガはお互いの違いを認識することが可能なゲームです。

元々は異文化コミュニケーションゲームとして知られていますが、このゲームを実施することで、お互いの違いを認識し、それをどのように協働に持っていくのか?ということを体験から学ぶことができます。

チームビルディングを行うにあたって、お互いに違いがあることを理解し、それを活かし合うということがとても重要だと思います。

ゲームとしては各グループでトランプゲームを行い、順位に応じて席を移動していくというゲームです。具体的にはそのテーブルで1位の人が1つ上のランクのテーブルへ移動し、最下位の人は1つ下のランクのテーブルへ移動します。これを何度か繰り返します。

しかし、実は、最初に配布されたトランプゲームのルールが各テーブルごとに微妙に異なっています。最初のテーブルでトランプをやっているときは何も問題ないのですが、1位と最下位が移動し、新しいメンバーでゲームを始めると問題が発生します。

「え?そのカードは出せないよ?」
「なんで?前のテーブルでは出せたよ」

ポイントはゲーム中はジェスチャーのみでコミュニケーションを取ることがルールとなっていることです。つまり、上で書いたような会話は実際には行われず、ジェスチャーで表現されることになります。

コンフリクトマトリクス
違いを認識した時にお互いがどのような振る舞いをするのか?というのがポイントで、対立構造ではなく、協力関係を築けるかどうかが重要です。

所要時間:1時間〜2時間
人数:15〜100名以上(1チーム4~6名推奨)
実施方法:キットのレンタル(社内講師)、講師派遣
金額:5万円〜
チームビルディングに効果的なポイント
 ・ダイバーシティ&インクルージョンの疑似体験
 ・アンコンシャスバイアスへの気づき・理解

バーンガの具体的な内容はこちらを御覧ください。

異文化コミュニケーションを体験するゲーム「バーンガ」

番外編:ゲーム以外のチームビルディング

13.ダイアローグ・イン・ザ・ダーク

その名の通り「暗闇」で実施するということが特徴的な
プログラムです。

ダイアローグ・イン・ザ・ダーク
参照元:https://did.dialogue.or.jp/

サイトによれば

「日常では簡単にできる作業が、暗闇では出来ません。
この暗闇の特徴を活用して視覚以外の感覚を使うことで、様々な気づきを得ていきます。」
https://did.dialogue.or.jp/

とされており、他の人への信頼の重要性は暗闇の中だからこそより強く体感できるのかもしれません。

14.レゴシリアスプレイ

レゴシリアスプレイ 実施
参照元:http://www.mns.kyutech.ac.jp/~nakao-m/pbl/labo_20140422lego.html

マシュマロ・チャレンジやドミノインテリアと似ていますが、こちらはレゴブロックを使った研修となります。
NASAのチームビルディングに導入されたことでも話題の研修です。

ビジネス用に特別に開発された専用のレゴブロックを使って
作品を作りながら思考するメソッドです。

と説明されており、学びの要素に関しては以下のように説明されています。

各人の心の奥に隠れた内観を、ブロックを用いて、立体化された作品を創り、可視化させます。各人が作品を通して内観を語り、他のメンバーは作品を様々な視点から観察し、物語を聴き、質問を行うプロセスで、各人が自分の内観、他者の内観に気づきます。

http://www.seriousplay.jp/seriousplay/

所要時間:4時間
人数:5〜20名程度
実施方法:講師派遣
金額:30万円(最大20名、4時間で実施した場合)
チームビルディングに効果的なポイント
 ・従業員のキャリアの棚卸しと再構築
 ・組織としてのビジョン策定

レゴブロックを使ったワークショップ型研修「レゴシリアスプレイ」

チームビルディングにビジネスゲームをご検討中の方へ
(無料サンプル貸出あり)

いかがでしょうか。今回はチームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲーム12選+2というテーマでお届けました。

なお、弊社では上記でご紹介したコンテンツの一部を講師派遣、または、ゲームキットのレンタル(社内講師で実施可能)の2パターンでご提供しております。(有料)
研修 内製化
社内講師で実施したいが、準備に工数が掛けられない場合も含め、お気軽にご連絡頂ければと思います。

詳細な資料や、無料のサンプル貸し出しをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。

※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。

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研修目的

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※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)

この記事を書いた人

著者
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
法政大学 兼任講師


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