新入社員研修で使えるゲームのネタ12選
新入社員研修を考える中で「実践」を取り入れる際にゲームの活用を検討されている方も多いと思います。
座学の比率を下げ、リアルな場でしか行えない、または1人ではできない「実践・経験」の提供を行う企業様が多くなっています。
そして、実際に現場で実践・経験する前のシミュレーションとしてビジネスゲームが利用されています。
今回は新入社員研修で使えるゲームのネタの紹介したいと思います。
・報連相ゲーム「野球のポジション当てゲーム」
・コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
・経営シミュレーションゲーム「ペーパータワーforビジネス」
・楽しく学べる財務・会計ゲーム「財務の虎」
・クイズで学ぶビジネスマナー「マナーストーリー」
・仕事の目的、報連相を学ぶゲーム「部課長ゲーム」
・プロジェクトマネジメントを疑似体験「プロジェクトテーマパーク」
・短時間のコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」
・PDCAサイクルを学ぶゲーム「マシュマロチャレンジ」
・アイスブレイク&チームビルディング「脱出ゲーム」
・対戦型ビジネスマナーゲーム「マナーファイト」
・ストーリー動画+体験で学ぶ「ムビケーション
【New!】オンラインでのビジネスゲーム
なお、パンデミックの影響によってzoomなどのウェブ会議システムを利用したオンラインでのビジネスゲームをご検討中の方は下記を御覧ください。
オンラインでできるビジネスゲーム10選
それでは本題に入りましょう!
新入社員研修で使えるゲームのネタ 12選
1.報連相ゲーム「野球のポジション当てゲーム」
新入社員研修で重視されているコンテンツの1つに報連相(報告・連絡・相談)が挙げられると思います。
野球のポジション当てゲームは分断された情報を口頭のみで共有し、制限時間内に1つの答えを出すことが求められるゲームです。
具体的には分断された情報から 「誰が、どのポジションなのか?」 という正解を導くゲームです。
座学の前後に実施していただき、報連相や、社会人のコミュニケーションについて学んでいただけます。
※上画像の弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
2024年12月現在、弊社での野球のポジション当てゲームの導入社数は約190社、受講者満足度は4.86(5点満点)となっております。
最新の満足度などについてはこちらからご覧いただけます。
野球のポジション当てゲームの具体的な内容については下記を御覧ください。
コミュニケーションゲーム「野球のポジション当てゲーム」
所要時間:30分〜1.5時間
人数:3〜100名以上(1チーム4〜6名)
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・報告/連絡/相談の実体験
・情報をわかりやすく伝えるための方法
2.コンセンサスゲーム「NASAゲーム」
新入社員研修で「優先順位の付け方」を教える企業も多いと思います。
多くの場合、緊急と重要のマトリクスを使って教えていると思うのですが、新入社員は「緊急度」はわかっても「重要度」の理解に苦しみます。
そこで、NASAゲームというコンセンサスゲームが役に立ちします。
このゲームでは優先順位におけるコンセンサス(合意形成)を行う体験をすることができます。
まずは個人で優先順位をつけ、次にグループで話し合い、グループとして優先順位をつけていきます。できるだけ妥協なく、合意の上で決定することが求められます。
このゲームの面白いポイントはNASAによる模範解答があることです。
模範解答に最も近い個人、及び、チームの勝利となります。
※上画像の弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
2024年12月現在、弊社でのNASAゲームの導入社数は約500社、受講者満足度は4.79(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
NASAゲームの具体的な内容については下記を御覧ください。
グループワークで使えるNASAゲームのやり方
所要時間:1〜1.5時間
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・合意形成のポイント
・チームで働く力(社会人基礎力)の自己診断
3.経営シミュレーションゲーム「ペーパータワーforビジネス」
A4の紙だけを使って自立可能なできるだけ高いタワーを立てることが目的のシンプルなゲームですが、タワーの高さが会社の売上、使った紙の枚数が原価として、企業経営を疑似体験することができるゲームです。
ゲームながら紙を折る役、タワーを建てる役など役割分担をすることや、仕入れや品質管理などを考えさせられるゲームです。
2024年12月現在、ペーパータワーforビジネスの導入社数は約130社、受講者満足度は4.89(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
ペーパータワーforビジネスについてはこちらも御覧ください。
ペーパータワーを拡張した経営シミュレーションゲーム
所要時間:1.5〜2時間
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・会社のお金の流れの理解
・PDCAサイクルの実体験
4.楽しく学べる財務・会計ゲーム「財務の虎」
※弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
新入社員に関わらず、社会人として理解しておきたいのが基礎的な会計知識です。
新入社員研修で細かい知識までは求めなくとも、売上、費用、利益という概念の理解や自分の給与がどのように支払われているかを理解するのにもとても役立ちます。
座学で学ぶと面白みを感じづらい会計・財務知識をゲームで楽しみながら学んで頂けます。
2024年12月現在、財務の虎の導入社数は約130社、受講者満足度4.78(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらをご覧ください。
財務の虎の内容についてはこちらを御覧ください。
財務会計研修ゲーム「財務の虎」
所要時間:2〜6時間(標準は3時間)
人数:3〜40名程度(1チーム3〜5名)
実施方法:講師派遣、キットレンタル
キットレンタル金額:5万円(2チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・会社のお金の流れの理解
・特にBS/PLとその繋がりの理解
財務の虎の導入事例についてはこちらを御覧ください。
【導入事例:クックパッド株式会社様】ゲームを使った会計研修の感想
5.クイズで学ぶビジネスマナー「マナーストーリー」
※弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
マナーストーリーはクイズ形式でビジネスマナーを学ぶカードゲームです。
ビジネスマナーの研修はどうしても基本的なルールの説明になりますので、個人的に新入社員時代は受講者としてあまり面白いものではありませんでした。また、ビジネスマナーを学ぶ意味も今ひとつ理解できていませんでいた。
マナーストーリーは新入社員役と先輩社員役を演じ、ビジネスマナーのクイズに答え、信頼チップを失うことなく商談の場にたどり着くことができるか?というゲームになります。
マナーを知らないと信頼を失うことに気づき、ビジネスマナーを学ぶ意味を学んでもらうゲームになります。
マナーストーリーはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
マナーストーリーの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
ビジネスマナーを「学ぶ意味」理解するゲーム「マナーストーリー」
所要時間:30分〜1時間
人数:2名〜(1チーム1〜2名)
実施方法:キットレンタル
キットレンタル金額:5万円〜(20名程度の実施の場合)
学びの要素
・ビジネスマナーを学ぶ必要性の理解
・ビジネスマナー研修の理解度確認
6.仕事の目的、報連相を学ぶゲーム「部課長ゲーム」
※弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
このゲームは、部長、課長、一般社員の役割に分かれて実施され、できるだけ早く課題を達成したチームの勝利となります。
ただし、課題の内容を知っている人は部長役だけ(チームに1人)となっており、それ以外のメンバーは課題の内容を知りません。また、部長役は他のメンバーも課題の内容を知っていると勘違いしています。
つまり、部長役がこのゲームの目的をメンバーに伝えるか、課長や一般社員役が部長に対してこのゲームの目的を聞かないとゲームはクリアできません。
新入社員の方は先輩から与えられた仕事を期限内に終わらせることに注視しすぎてしまう傾向があると思いますが、そもそも、その仕事の目的な何なのか、を理解していないとやり直しとなってしまいます。
このような仕事の目的を理解することの重要性をこのゲームから学ぶことができます。
ただし、こちらのゲームは実施中、無言(会話NG)となりますので、いわゆるコミュニケーション研修には向きません。
ただ、無言という制約ながら、2024年12月現在、弊社での部課長ゲームの導入社数は約110社、受講者満足度は4.75(5点満点)となっております。
部課長ゲームの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
仕事の目的、報連相を学ぶゲーム「部課長ゲーム」
所要時間:1〜2時間
人数:最小5名〜(1チーム5〜7名)
実施方法:講師派遣、キットレンタル
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・主体性と目的把握の重要性の理解
・メンバーとしてのフォロワーシップの理解
7.プロジェクトマネジメントを疑似体験「プロジェクトテーマパーク」
プロジェクトテーマパークは実際には失敗できないプロジェクトマネジメントをボードゲームを通して体験できるゲーム型研修です。
3〜5人で1チームとなり、半年後のオープン予定のテーマパーク開園プロジェクトのメンバーとして、開園までに一定数以上のアトラクションやトイレなどの設備を建築しなければなりません。
メンバーにはそれぞれに特徴があり、それをうまく活かしつつ、想定外にも対応する力が求められます。
ゲーム後はPMBOKとゲームを絡めてプロジェクトマネジメントに必要な要素について伝えていきます。
2024年12月現在、プロジェクトテーマパークの導入社数は約40社、受講者満足度は4.9(5点満点)となっております。
最新の受講者満足度はこちらからご覧いただけます。
プロジェクトテーマパークの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
プロジェクトマネジメントを疑似体験「プロジェクトテーマパーク」
所要時間:2〜3時間(標準は2.5時間)
人数:3名〜(1チーム3〜5名)
実施方法:講師派遣、キットレンタル
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・プロジェクトマネジメントの疑似体験
・タスクの優先度の理解
・期限を意識した取り組みの重要性
8.短時間のコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」
※弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
モンスタービルディングは情報カードをもとにブロックを使ってモンスターを制作するコミュニケーションゲームです。
野球のポジション当てゲームと同分類のゲームですが、最終的にモンスターを制作するという部分と、難易度が違います。
難易度については野球のポジション当てよりもモンスタービルディングの方が簡単で、所要時間が1つあたり15分程度となります。
なお、モンスターの種類には「伝説の怪獣」と「さまようナイト」の2種類があります。
モンスタービルディングはアンケート回答社数が30社に満たないため、受講者満足度は表示しておりません。
モンスタービルディングの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
ブロックを用いたコミュニケーションゲーム「モンスタービルディング」
所要時間:30分〜1時間
人数:3名〜(1チーム3〜6名)
実施方法:キットレンタルのみ
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・立場によって見えるものが違うことの実体験
・情報をわかりやすく伝えるための方法
9.PDCAサイクルを学ぶゲーム「マシュマロチャレンジ」
多くの新入社員研修で教えられているPDCAサイクルも座学だけでは「そりゃそうだよね」と頭では理解できた気になってしまう可能性があります。
マシュマロチャレンジではゲームを複数回やりながらPDCAサイクルを回し、99cmと言われる世界記録に挑むことが目的です。
ゲームとゲームの間には振り返りと、発想法などのミニ講義を入れることで研修効果を高めることができます。
※弊社ではマシュマロチャレンジのゲームキットや運営スライドを販売しております。
2024年12月現在、弊社でのマシュマロチャレンジの導入社数は約170社、受講者満足度は4.88(5点満点)となっております。
マシュマロチャレンジの具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
マシュマロ・チャレンジのやり方と92cmの最高記録
所要時間:30分〜2時間(実施回数で調整可能)
人数:4〜100名以上可能(1チーム4〜6名)
資料購入金額:3万円(運営資料提供のみの場合)
キット購入:1チームあたり4,000円(3回戦分)
学びの要素
・PDCAサイクルの実体験
・目標達成のためのチームワーク
10.アイスブレイク&チームビルディング「脱出ゲーム」
※弊社提供のゲームキットを使って社内講師で実施頂けます
まず最初にご紹介するのは研修1日目のアイスブレイク及び、チームビルディングに使えるゲームです。今流行りの「脱出ゲーム」が研修に使えます。
新入社員研修初日、まだ緊張しているであろう新入社員達のアイスブレイクとチームビルディングを兼ねて、チームで協力しながら謎解きをし、コミュニケーションを図ることができるでしょう。
2024年12月現在、緊急出動の導入社数は約90社、受講者満足度は4.58(5点満点)となっております。
脱出ゲーム緊急出動の具体的な内容についてはこちらを御覧ください。
グループワーク・内定者懇親会で使える脱出ゲーム
脱出ゲーム 「緊急出動」
所要時間:30分〜2時間(標準は1時間)
人数:5〜40名(1チーム5〜8名)
キットレンタル金額:5万円(4チーム分のキットレンタルの場合)
学びの要素
・立場によって見えるものが違うことの実体験
・情報をわかりやすく伝えるための方法
導入事例についてはこちらを御覧ください。
内定者懇親会で脱出ゲームを実施 (株式会社フィードフォース様)
弊社だけではなく、「リアル脱出ゲーム」で有名な株式会社ヒミツキチオブスクラップ様でも企業用にコンテンツを提供されています。※他社のコンテンツも紹介します
株式会社ヒミツキチオブスクラップ様のホームページ
11.対戦型ビジネスマナーゲーム「マナーファイト」
参考URL:http://staffblog.cookpad.com/entry/2016/08/24/151640
これは弊社が考えたビジネスマナーで対戦するゲームです。(無料)
このゲームは「ビジネスマナー」✕「間違い探し」という形式のゲームであえて間違ったビジネスマナーを行った動画を撮影し、
他のチームに間違い探しをさせるゲームです。
動画で撮影することで、自分のしぐさを見ることができますし、間違いを探すことで、逆説的に正しいマナーを学ぶことができます。
【導入事例】対戦型ビジネスマナー研修「マナーファイト」を実施しました
マナーファイトは無料コンテンツのため、受講者満足度は表示しておりません。
12.ストーリー動画+体験で学ぶ「ムビケーション」
引用元:https://hrd.mynavi.jp/movication/
最後は最新の新入社員研修の形で株式会社マイナビ様が提供しているムビケーションというスタイルの研修です。
同社ホームページによるとムビケーションとは以下の様に定義されています。
ここまで紹介してきたゲームとは異なりますが、ゲーミフィケーションの要素を取り入れているという観点でご紹介させていただきました。
これまでも、講師が現場に居て、擬似的にテレアポを掛けて、訪問シミュレーションをし、お客様のニーズをヒアリングして、提案を行う(そしてダメ出しされる)というやり方はありましたが、そこに動画やiPadなど最新のツールを取り入れています。
ムビケーションのホームページ
ムビケーションは他社コンテンツとなります。
まとめと、PDF資料の請求(無料)
弊社では、ご紹介したゲームの一部を社内講師で実施できるキットとしてカード、投影用スライド、講師向けの資料/動画マニュアルのレンタルを行っております。(有料)
新入社員研修で利用できるゲームは他にもたくさんあると思いますが、参考になれば幸いです。
ゲームの詳細は資料請求(無料)でもご確認いただけます。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。