財務研修の導入をご検討の担当者の方と話していると
大きく4つのゴールイメージ、目的があることが見えてきました。
 

1.BS/PL(貸借対照表,損益計算書)の理解
 
2.仕訳の理解
 
3.経営指標の理解
 
4.キャッシュフロー計算書の理解

一言で「財務研修」と言っても、お客様によってゴールイメージが異なります
対象となる受講者の違いや、研修の名称が研修会社によって「財務研修」であったり、
「会計研修」であったりと研修名にばらつきがあることもわかりづらさの
一端を担っていると思いますが、大きく上記の4つの目的に分けることができるので
はないか思います。

1.BS/PL(貸借対照表,損益計算書)の理解

貸借対照表 損益計算書
参考URL:http://next-strategy-blog.up.seesaa.net/image/BS-PL2.gif
 
BS=貸借対照表と、PL=損益計算書の概念とお金の流れを理解し、
会社の経営がどのような流れで行われているのかを理解することが目的です。
 
特に新入社員や、新任課長に対して求められている財務研修です。
 
商品を仕入れ、販売するというシンプルな企業を例に挙げると
商品を仕入れることで資産の部、負債の部にどのような影響があるのか、
また、販売することで、PLと、資産の部にどのような影響があるのか、
人件費や、広告費はPLのどこに影響があるのか
営業利益と経常利益の違いはなんなのか?を理解します。
 
ゴールイメージとしては会社四季報を少し読み解けるということになるでしょうか。
四季報
 
この研修がおそらく企業で最も求められている財務研修ではないかと思います。
 
非常にシンプルなBS/PLを理解するのに適したゲームとして
他社製品ですが、「黒猫タロウの屋台屋本舗」というゲームがあります。

黒猫タロウの屋台屋本舗

2.仕訳の理解

仕訳
参考URL:http://www.get-boki.com/images/torihinino8youso.gif
 
2つ目が仕訳の理解です。具体的には簿記3級程度の仕訳の理解
ということになります。
 
こちらも新入社員や、新任課長向けの財務研修で、
勘定科目の用語を覚えたり、複式簿記の基礎を学びます。
 
あまり現実の業務に繋がるという内容ではありませんが、
社会人としての基礎として知っておいたほうがよい分野ということで
研修後、実際に簿記3級の過去問を解かせるということもあるようです。
 
仕訳の理解を行うにあたってはこちらも他社製品ですが
ノビテクさんが提供されている「Zaim」というゲームがあります。

Zaimのページへ

3.経営指標の理解

経営指標
参考URL:http://moneyzine.jp/static/images/article/155599/10-2.gif
 
3つ目は経営指標の理解ということで、やや管理会計的な内容です。
1のBS/PLの理解に加えて、流動資産比率や、ROE/ROAなどの指標
どのように計算され、それがどのような意味を持っているのかを
理解する研修です。
 
顧客の流動資産比率を把握しておくことは営業職の方の与信管理のシーンや、
在庫回転率ややROEは課長以上の方の業績分析に役立ちます。

4.キャッシュフロー計算書の理解

キャッシュフロー計算書
参考URL:http://if8.sub.jp/marketmaker/3investpointplbs4124.PNG
 
最後はキャッシュフロー計算書の読み書きまで含めた財務研修です。
部長以上の社員や、役員の方向けの研修と言えるでしょう。
 
内容としては利益とキャッシュフローの違いを知り、
企業の活動がBS/PLの動きに加えて、キャッシュフロー計算書にどのような
影響を与えるのかを理解
するための研修です。
 
また、企業価値に影響を与えるフリーキャッシュフローの概念や、
M&Aのデューデリジェンスに利用されると言われるDCF法の理解
を促進します。
当然、前提知識としてBS/PLの知識が必要です。
 
キャッシュフロー計算書の理解までできる財務研修として
カレイドソリューションズさんの「パースペクティブ」というゲームが
あります。

パースペクティブのページへ

まとめ

財務研修をご検討中の担当者の方は、どこまでの知識を必要としているのか、
を以下の4つの目的に照らして考えて頂くと自社にあった研修が実施できるかと思います。
 

1.BS/PL(貸借対照表,損益計算書)の理解
 
2.仕訳の理解
 
3.経営指標の理解
 
4.キャッシュフロー計算書の理解

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