ビジネスゲーム研修で学ぶキャッシュフロー計算書の成り立ち
弊社への財務研修についてのお問い合わせで最も多いのが「経営感覚を醸成したい」というもので、2位が「BS/PLの構成とその繋がりを理解してほしい」というものです。
そして、3位に「キャッシュフロー計算書を含む財務三表の理解」となります。
このような要望に対して、弊社ではこれまで財務の虎というビジネスゲーム型の財務・会計研修を提供していました。
今回は、財務の虎を用いたビジネスゲーム研修でキャッシュフロー計算書を含む財務三表が学べることをご紹介したいと思います。
まず、財務の虎は弊社が独自に開発したビジネスゲームで、2つのレベルから成っています。
レベル1はBS/PLの構成とその繋がりの理解に特化し、同じゲームに少しだけルールを追加したレベル2でキャッシュフローについて学べるように設計されています。
具体的には、レベル2では掛取引(売掛金・買掛金)と設備投資(減価償却)の要素が入ることで、売上とキャッシュインのズレによる黒字倒産が体験できる設計となっています。
多くの財務研修が座学で実施されるのに対して、ビジネスゲームを用いた研修では体験を通した学習が促進されるのが特徴です。成功体験はもちろん、特に、失敗(=倒産や他のプレイヤーへの敗北)を通して、何に気をつけるべきかをよりリアルに感じることができます。
財務の虎レベル2では、売掛金・買掛金・設備投資・減価償却という要素が含まれているため、間接法によるキャッシュフロー計算書を作成し、数値を埋めながら、BSやPLとどうつながっているのかを理解することができます。(借り入れについてはレベル1から含まれています)
これは私の肌感ですが、多くの社員はPLだけを見ていて、部長クラスでBSも意識し、CFを意識するのはそれ以上の階層の社員というのが実情ではないでしょうか。
しかしながら、財務三表を理解していることで意思決定の質が上がっていくと思いますのである一定以上の階層の社員にはPLだけでなく、財務三表の理解が必要だと思います。
導入社数と受講者満足度
ここまで読んでいただいて、とはいえ、うちの社員には難しいじゃないの?と感じた方も多いかと思いますが、おそらく問題ございません。
というのも、2024年12月現在、財務の虎の導入社数は約130社、受講者満足度4.78(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらをご覧ください。
この種の座学ではわかりづらい内容にしては高い満足度と言えるかと思います。
最新の満足度はこちらをご覧ください。
座学では教えづらい、興味を持ってもらいづらい分野だと思いますのでぜひ、ビジネスゲームを用いて楽しく(悔しく)学んで頂ければ幸いです。
財務の虎の実施を検討される方へ(無料サンプル貸出あり)
弊社では講師派遣以外の選択肢として、ゲームキットレンタルによる社内講師での実施が可能です。コストを抑えて実施したいという場合はキットレンタルをご検討下さい。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。