今回は、メンタルヘルスについて学べるビジネスゲーム「ストマネ」の実施の流れをご紹介します。
まずは全体概要です。

対象人数:4〜40名程度推奨(1チーム 4名)
※100名以上での実施実績もございます。

実施時間:2時間程度
(ゲームの実施時間、振り返り+講義+ワークショップの実施時間によって調整可能)

実施環境:プロジェクター、各チームに1つのテーブル・イス

特徴:
職場でのメンタルヘルス対策を学ぶことを目的とした
 ビジネスシミュレーションゲームです。

ゲーム実施+振り返り+講義を通してメンタルヘルスの基礎を学びます。

ストーリー(設定)

ゲームの設定は以下のような設定です。

みなさんは某IT企業に勤務し、とあるシステム開発プロジェクトに参加することになったプロジェクトメンバーです。
プロジェクトメンバーは全部で4名。

全員で協力して6週間以内にプロジェクトを完了させることが目的です。ただし、休職者を出さずに全員健康で・・・それでは、実施の流れのご紹介します。

ゲーム備品イメージ

ストマネ、1人に1枚ストレスボード、3枚のアクションカード、チームに1セットのイベントカードなどのカード・ボードを使ってプレイします。

メンタルヘルス研修

「ストマネ」実施の流れ 2時間推奨

①ルール説明 約10分

「ストマネ」のルールについて説明します。
1チーム4名(リーダー1名/メンバー3名)での実施となり、1人に1枚のストレスボードが配られます。

最初ストレスゲージは0ですが、ストレスを溜めすぎると休職となり、2ラウンドお休みとなってしまいます。

メンタルヘルス研修 ストレスボード

②ゲームの実施(練習) 約10分

ルールの理解の為に、1週間(1ラウンド)分の練習プレイを実施します。
その後、質疑応答を行い、ゲームのステータスをリセットして本番開始となります。
1週間(1ラウンド)の流れは下記となります。

STEP①:イベントの発生 
⇒ イベントカードを開き、その週のイベントが発生します

STEP②:会議 
⇒ チーム内で相談し、それぞれがどのアクションを選択するかを話し合います

STEP③:カード選択&実行 
⇒ 各メンバーが、休暇/仕事/支援のいずれかのアクションを選びます

メンタルヘルス研修 ゲームフロー

各メンバーは、仕事/支援/休暇のカードから、いずれか1つのアクションを選びます。
各アクションの効果はカードに記載されています。

メンタルヘルス研修

ゲームのポイント

ゲームのポイント

仕事をしないとプロジェクトは進まないが、
仕事をしすぎるとストレスが溜まり、休職してしまう
③誰かが休職してしまうとプロジェクトが進まない

つまり、プロジェクトとストレスの両方のマネジメントを個人及び、チームで行う必要があるということです。

③ゲームの実施 約50分

ここからが本番です。
チーム内で相談しながら、プロジェクトを進めます。お互いのストレス状況が分からない中で、

そろそろあなたは休暇を取ってストレス解消した方がいいんじゃない?
「私はプログラミングは得意分野なので、今週は残業して頑張ろうと思います。」
来週は支援に回りたいと思うので、限界近い方がいたら教えてくださいね。」

というようにチームで相談しながら、協力してプロジェクトを進めていきます。

実はそれぞれのメンバーによってストレス耐性が違うので、チームとしてお互いを「いたわる」ストレスマネジメントを行わないと、休職者が生まれます

④優勝チームの発表 約10分

6週全ての工程を終えるとゲームは終了です。
得点を計算して優勝チームを発表します。

得点は下記の要素で算出されます。

① そもそも、プロジェクトは完了したか?
② 休職者を出さなかったか?
③ ゲーム終了後の全員のストレス値は低いか?

休職者は出したが、プロジェクトは完了したチームもあれば、全員健康だが、プロジェクトが終わらなかったチームも生まれ、この後に自分たちの行動について振り返りを行います。

⑤振り返り/講義 約40分

ゲーム終了後は、ゲームの振り返りとメンタルヘルスについての講義を行います。
講義は、臨床心理士・産業カウンセラー監修の内容となっています。
監修者からの推薦コメントは以下のとおりです。

坂井 裕紀 氏
心理相談員 産業カウンセラー

ストマネは、「自身と仲間の健康に配慮した働き方」を学ぶことのできる秀逸な学習教材だと思います。

全ての労働者に実践的なセルフケア教育として体験して欲しい。
また、より健康でイキイキとした組織を目指すマネージャーのラインケア教育として体験してもらいたいです。 

綾 千晶 氏
臨床心理士 産業カウンセラー

メンタル疾患で休職した方の多くが、相談などソーシャルサポートを求められなかった事が休職の一因と語っています。

頭ではその重要性が分かっていても、実際の行動に繋がりづらいのが、ソーシャルサポート行動です。

ストマネは、その大切さを実感し、実行可能性を高められる、秀逸なツールだと思います。

振り返り、及び講義では下記の3つの学びを得る事ができます。

① ストレスについての基礎的な知識
② 組織的な支援の重要性、その具体例
③ 個人でできるセルフケアのやり方

メンタルヘルス研修

参加者は、メンタルケアの重要性について体験を通して学んでいるので、講義内容をスムーズに吸収する事ができます。

ゲーム実施と振り返り/講義までで、メンタルヘルス研修は終了となります。

コジマ労働組合様での導入事例はこちらからご覧いただけます。

【導入事例】コジマ労働組合様で「ストマネ」を実施いただきました

「ストマネ」実施のまとめ

【対象人数】4〜40名程度(1チーム 4名推奨)
【実施時間】2時間程度
【予算】
・講師派遣:20万円〜
・キットレンタル:5万円〜(10名以下での実施の場合)
詳細はお問い合わせください。

【導入事例】某労働組合様での実施

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※研修の目的、ゴール、実施背景など箇条書きで構いませんのでご記入下さい。

その他、実施時期や受講人数など(300文字以内)


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