『ベストチーム』実施の流れ|チームビルディング研修
今回は、最高のチームに必要な要素を学べるチームビルディングゲーム「ベストチーム」の実施の流れをご紹介します。
ベストチームは、ゲームを通してチームの目標達成(業績向上)に必要な要素と、チームの人間関係(関係性向上)に必要な要素を学び、両方満たしていく事で初めて会社の利益があがるゲーム設計となっています。
ゲーム後の振り返り・ミニ講義では「心理的安全性」についてや、それらを阻害する要素、組織に必要な支援について学び、最高のチームとは何かを考えるきっかけを提供します。
ベストチーム 実施要項
【実施時間】1時間半〜3時間程度(標準2時間)
【予算】
・講師派遣:20万円(20名2時間の場合) 〜
・キットレンタル(社内講師型):5万円(30名までの場合) 〜
【特徴】
・チーム内でのチームビルディングだけでなく、
他チームとの交渉を通してコミュニケーションがあります
・ゲームと振り返りを通して、チームで成果をあげるために必要なポイント
を学べます(心理的安全性等)
・チーム同士で競争要素があり、ゲームとして盛り上がります
ベストチーム概要
各チームは、1つの企業です。他のチームはライバル企業となります。
ゲームでは、22種類の「行動カード」(青色)と、それを集める事で手に入る「得点カード」(赤色)が使われます。
各チームに配られる行動カード(全22種類)は、PM理論というマネジメント理論がベースになっており、11種類の「業績を上げる行動が書かれたカード」、11種類の「関係性を高める行動が書かれたカード」に分かれています。
行動カード(青)は22種類存在し、各チームにバラバラに配布されています。したがって、他のチームがどのカードを持っているのかを情報収集し、交渉によって自分たちの求めるカードを手に入れる必要があります。
必要枚数が揃うと、その行動の効果が発揮され、得点カード(上図の赤いカード)がもらえます。得点カードには業績ポイントと関係性ポイントの2種類のポイントが記載されており、カードによっては業績は上がるが、関係性が下がる、など得点を失う場合があります。(下図)
業績拡大を目指しつつも、人間関係も大事にしていく、まさに最高のチームをめざすゲームとなっています。
獲得したポイントによって、会社の業績は変動し、最終的に利益を最大化させたチームの勝利となります。
ベストチームの実施の流れ
①ルール説明(10-15分実施)
各チームに7枚の行動カードを配り、スライドを使ってルール説明を行います。
②作戦タイム(3分実施)
作戦タイムでは、チーム内だけで話し合います。
今ある手元の行動カードから、最初に何を揃えるか、交渉材料にするカードはどれにするか等、行動カードに書かれている内容から獲得できるポイントを推測し、作戦を立てます。
ルールは一通り説明していますが、おそらくこの段階では明確な戦略は立てづらく、どうすれば勝利できるのかはどのチームも曖昧な状態でスタートします。
「まずは、うちのチームはこのカードを集めよう」
「私は他のチームのカードを情報収集するから、◯◯さんは積極的に交渉にあたってください」
というように、このゲームでは役割分担や情報共有がうまくできているチームが勝ちやすく、チームで働く上で必要な要素を体験することができます。
③行動タイム(4分実施)
行動タイムでは、他チームとの交渉ができます。
各チームは、他のチームがどんなカードを持っているかをリサーチし、自分達に必要なカードがあれば交渉を通してカードを交換して手に入れます。
ここでは、自分が欲しいカードをただ求めるだけではなく、win-winの交渉を提案できるかどうかがポイントになります。
交渉によってカードを交換し、必要枚数を揃える事ができたら、ファシリテーターの元へ持っていきます。
ファシリテーターが確認し、その行動カードに応じた得点カードを獲得することができます。
また、カードを揃える事で、新たな行動カードも手に入ります。
どこかのチームがカードを揃えるたびに場に行動カードが増えていくので、新たな交渉が生まれます。
④決算タイム(約5分)
行動タイムが終了すると、得点計算シートを使って、決算を行います。
このゲームでは、各チームは毎ターン10億円の利益がベースとして得られますが、獲得したポイントによって、ベースの10億円から利益額が変動します。
各チームのポイントはホワイトボードに記入してもらい、全チームが確認できます。
⑤第2-4期の実施(約40分)
作戦タイムから決算タイム(②〜④)を残り3期分繰り返します。
1期目では、目の前にある行動カードを揃える事に夢中になりがちですが、後半になるほど、自分達のチームに必要な要素を見極めて、戦略的にカードを集めていくことで、利益を伸ばす事ができます。
⑥結果発表(約10分)
4期の決算が完了したら、優勝チームの発表です。
社内イベントで実施する場合は、上位チームに景品を用意して表彰する事もあります。
⑦振り返り+ミニ講義(30〜40分)
ここから、振り返りシートを配布し、下記のポイントについて振り返りを行います。
・自分の強み/弱みについて
・最高のチームとは?
個人で考えるだけでなく、チーム内でディスカッションをする事で、各自の気づきを共有します。
また、ミニ講義では「心理的安全性」についてや、それを阻害する行動、最高のチームを作るための支援(業務支援・精神支援・内省支援)について解説を行います。
導入社数と受講者満足度
2024年12月現在、ベストチームの導入社数は約130社、受講者満足度は4.93(5点満点)となっております。
※最新のユーザー満足度についてはこちらからご覧いただけます。
ベストチームの実施を検討される方へ(無料サンプル貸出あり)
ベストチームの実施にあたっては15名以上の参加者が必要となります。ご注意下さい。
弊社では、ベストチームの提供にあたって、講師派遣型はもちろん、ゲームキット(カード、運営スライド、講師向け動画マニュアル)の貸し出しによる社内講師での実施も可能です。
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
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