目標設定シートのテンプレート(フォーマット)には様々な種類がありますが、今回はマンダラートという手法を使った目標設定シートの作り方について書いていきたいと思います。

なお、他にもSMARTの法則を用いて目標設定を行うテンプレートなどが広く知られています。

SMARTの法則についてはこちらを御覧ください。

目標設定の際に参考にしたいsmartの法則とは

マンダラートを用いた目標設定シートはプロ野球の大谷翔平選手(日ハム)が使用していたことでネット上で取り上げられました。
その実物がこちらです。

大谷選手の目標達成シート
参考:https://newspicks.com/news/893396/body

こちらのシートについてはオープンウィンドウ64という名前で下記の書籍でも取り上げられています。

マンダラートとは

そもそもマンダラートとは以下の様に定義されています。

発想法の一種。紙などに9つのマスを用意し、それを埋めていくという作業ルールを設けることにより、アイデアを整理・外化し、思考を深めていくことができる。

3×3の9マスを書き、その中心のマスに考えたいことを書き込み、
周りのマスにはそれに関連する事柄を埋めていく。

マンダラート by Wikipedia

新規事業のブレインストーミングなどで利用するとよくわかるのですが、1つのテーマ(中心に書いたもの)に対して強制的に8つのアイデアを書くことでアイデアをひねり出さなければならず、普段は出てこないアイデアが生まれることがあります。

マンダラートを複数組み合わせる

1つ目のマンダラートが完成したら、次は周りに書いた8マスのうちの1つを中心としたマンダラートを作成します。

このようにすることで、1つ1つのアイデアが細分化・具体化されていきます。

これを8つのマスそれぞれに行っていくと、先ほどの大谷選手の目標設定シートが完成します。

大谷選手の目標達成シート
参考:https://newspicks.com/news/893396/body

最初のマンダラートの中心に書いた目標が大きな目標だとしても細分化された目標であれば達成可能な気がします。

そして、その細分化された目標を達成することで自然と大きな目標が達成できるようになるのです。

なお、フォーマットはこちらからダウンロードすることができます。
https://heart-quake.com/temp/mandara_sheet.pptx

まとめ

マンダラートを使った目標設定シートは、1つの目標に対して8つのサブ目標を考えさせることでアイデアが広がる。

また、それぞれのサブ目標に対してさらに8つの目標を設定することで目標が具体化、細分化され、達成されやすくなっていく。

企業内でも目標設定研修として導入いただいております。

某金融機関様で目標設定研修を実施しました

こちらの書籍もぜひ読んでみてください。


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