今回は判断ミスを生み出す「バイアス」と「クリティカルシンキング」という対策というテーマで書いてみたいと思います。

ここ最近、バイアスという言葉がとても注目されています。バイアスというのは偏見という意味ですが、例えば、企業内においてダイバーシティ(多様性)の文脈でアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)研修が行われていたり、新型コロナウイルス関連として、根拠なく自分は感染しないだろうと考える正常性バイアスという言葉をネット記事などで見かけることが多くなってきました。

昨年のベストセラーにもFACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣と、バイアスを手間にした書籍があります。

ちなみに、正常性バイアスは以下のようなバイアスです。

自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう

by Wikipedia

他にも下画像のように様々な種類のバイアスがあります。
バイアス 種類

注意が必要なのはバイアスは悪いものではなく、生きていく上では不可欠であるということです。バイアスとはいわば、今までの経験から導かれるパターンですので、バイアスがないと、パターンを使えず、毎回ゼロベースで考えなければなりません。これはこれでとても大変です。

ただし、バイアスを過信しすぎていると、今回は今までと違うシチュエーションなのに、今までと同じ判断をしてしまい、不幸な結果を招くということになりかねません。

ちょっとイメージが湧きづらいと思いますので一例を紹介します。下画像を御覧ください。2枚の全く同じシャツがあります。もし、1枚ずつ左右それぞれの値札が付いていたらどちらを購入してしまうでしょうか?

バイアス 例

なんとなく右側の値下げされているほうがお得感を感じるという人は多いのではないでしょうか。ただ、ちょっと待って下さい。2枚は全く同じシャツなのです。

このように定価という基準を提示されると、判断がその基準に引っ張られるものをアンカリング効果といいます。

アンカリング効果

判断ミスをしないためにはクリティカルシンキングが必要

そこで重要になるのが、論理的に物事を考えるロジカルシンキング、もう少し突っ込んで言えば、健全な批判という姿勢で物事を考えるクリティカルシンキングです。

クリティカルシンキングとは簡単に言えば、下記の問いを自分に投げかける思考法です。

なぜ?

本当にそうなのか?

例えば、上のシャツの問題について、一瞬、右側がお得感を感じたとしても、そこですぐさま購入せず、一度立ち止まって、本当にそうなのか?と批判的に考えてみます。

この問題の場合は2枚とも全く同じシャツ、同じ価格なので冷静に判断しても結論に影響はないかもしれませんが、このように一度立ち止まり、自分が何のバイアス囚われているかを考え、状況を冷静に分析してみることで判断ミスが減らせる可能性があります。

クリティカルシンキングについては下記の書籍をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

なお、弊社では上図の様な画像が入ったロジカルシンキング研修で使えるパワーポイント資料を販売しています。

全122ページからなるスライドは研修を内製化したいが、資料作成の工数が取れないという担当者様の助けになるはずです。(下図は目次)

興味のある方はこちらからをご覧ください。

ロジカルシンキング研修で使えるパワーポイント資料の販売について


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