ロジカルシンキング研修に使える市販のゲーム
今回はロジカルシンキング研修に使える市販のゲームということで、現在、我が家で4歳の娘もハマっている、ThinkFun社のラッシュアワーをご紹介したいと思います。
下記のアマゾンの商品名にも論理的な思考を育むという記載があり、ロジカルシンキングでも活用可能かと思います。デパートや本屋などで見たことある人も多いのではないでしょうか。
ThinkFun (シンクファン)論理的な思考力を育むゲーム「ラッシュアワー」
商品概要には人口上位2%の高知能指数団体MENSA(メンサ)の認定ゲームと記載されていますが、そんなことより単純にゲームとして面白いです。
対象年齢が8歳から、となっていますが、4歳の娘でも楽しんで遊べています。
ラッシュアワーのゲーム説明
画像参照先:https://www.boardgamepark.com/entry/rush_hour
ゲームの説明についてですが、問題は全部で40問あり、順番に解いていくという形です。問題は上画像のようにカードに記載されています。上画像は40番なので一番難しい問題です。
中盤の20番の問題はこんなカードになっています。
画像参照先:https://www.boardgamepark.com/entry/rush_hour
続いて、上画像右側のカードと同じように車型のブロックを置いていきます。
そして、ブロック車を前後に動かし、赤い車を出口まで脱出させればクリアとなります。40問全ての問題で赤の車を出口まで脱出させるという目的は同じです。
20番とはまた違う問題になりますが、例えば、下記のようにしてクリアとなります。
画像参照先:https://www.boardgamepark.com/entry/rush_hour
もちろん、様々な手順で解くことができるのですが、カード裏には最短手順の正解が記載されています。
ラッシュアワーがなぜ、ロジカルシンキング研修に使えるのか?
では、ラッシュアワーがなぜ、ロジカルシンキング研修に使えるのか?というと、赤の車を出口まで脱出させるには、何が障壁となっているのか?というボトルネックを考えなければいけないからです。
4歳の娘に説明するときには、赤の車を出したいけど、緑の車にぶつかっちゃうね、緑の車を動かしたいけど、青の車にぶつかっちゃうね、じゃあ青の車をどかしたら、ほら、うまくいった!という感じです。
相互依存関係にある一見、複雑な問題に対して、ロジカルに考えていくことで問題を解くことができます。
ラッシュアワーは楽しみながら、いつの間にかロジカルシンキングを体験できるとても良いゲームだと思います。当然、研修として活用するにはゲームをやっておしまい、ではなく、ボトルネックの特定といった要素についてのロジカルシンキングの理解に繋がる解説を行う必要があると思います。
ゲームをやっただけでは楽しかったで終わったしまいますが、解説、振り返りを入れることで市販のゲームでも研修として成立すると思います。
また、ラッシュアワーは1人でも実施可能ですが、研修であれば2人ペアで実施するのも良いと思います。2人でアイデアを出しながら、ただし、車に触れるのはどちらか1人だけ、というようなルールで行うのも良いでしょう。(購入するセット数も半分になりますしね)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はロジカルシンキング研修に使える市販のゲームとして、ラッシュアワーをご紹介しました。
まずはご家庭用に購入してみるのもよいかもしれません。