ペーパータワーforビジネス実施の流れ|チームビルディング研修
今回は、企業経営を疑似体験しながら、チームビルディングをすることが出来る「ペーパータワーforビジネス」の実施の流れをご紹介します。(ペーパータワーforビジネスは弊社のオリジナルコンテンツです)
経営シミュレーションゲーム「ペーパータワーforビジネス」とは、ペーパータワー(紙を使って、出来るだけ高いタワーを建てる事を目的としたチームビルディングゲーム)に経営の要素を加えたゲームです。
実施時間:1時間-2時間
実施環境:プロジェクター、各チームに1つのテーブル、白紙のA4用紙
【特徴】
・企業経営の基礎(売上、仕入れ、人件費、税金の要素)を学ぶことができます。
・運営用のスライドが用意されていて、研修の実施日が近くてもご提供できます。
・研修実施日が近くても、社内講師の方で実施することができます。
ペーパータワーforビジネスの設定
各チームは、1つの企業です。
与えられた20枚の紙を使ってできるだけ高いタワーを建てます。
タワーの高さが売上(1cm=10万円)となり、そこから社員(チームメンバー)へ給与を支払い、税金を支払い、残ったお金で次の期の原料(新しい紙)を仕入れます。
ゲームは4期繰り返し、給与の支払い総額が大きいチームが優勝です。
ペーパータワーforビジネスの実施の流れ
①ルール説明(10-15分実施)
まずはスライドを使ってルール説明を行います。
②作戦タイム(5分実施)
チーム内で話し合い、どうやって高いタワーを建てるか作戦をたてます。
作戦タイムでは、紙は2枚だけ使うことができます。
紙を折り曲ってみたり切ってみたり、どういった形が安定するのかを試してみます。
③建築タイム(5分実施)
いよいよ建築タイムです。
作戦タイムで話し合った事を実践してみます。
思い通りにいく場合もあれば、思ったように紙を積み上げることができず、途中で倒れてしまうケースもあるでしょう。
④計測タイム
建築タイムが終了したら、計測にうつります。計測は不正がないよう、隣のチームのタワーの高さを計測します。
チームによっては、建築タイムの終盤で倒れてしまい、記録が伸びないところもあるかもしれません。
タワーの高さ=売上(1cm=10万円)となります。
80cmの高さだった場合は、売上は800万円です。
ちなみに、ペーパータワーとしての最高記録は223cmとなっています。
最高記録についてはこちらから。
某店長候補者研修のペーパータワーで223cmの記録が生まれました
売上は現金チップで受け取ります。
⑤決算タイム
ワークシートを使って、決算を行います。
売上を記入し、そこから次期の原料(紙:1枚10万円)の仕入れを行います。
残ったお金から、メンバーの給与を決めて、税金を支払い、利益を確定させます。
通常の決算と比べて簡略化していますが、企業のお金の流れの基本を、体験として学ぶことができます。
⑥第2-4期の実施
作戦タイム(②)から決算タイム(⑤)を残り3期分繰り返します。
1期目の成功体験や失敗体験、他社の成功事例を見る事で、その場でPDCAを回して改善することができます。
経営シミュレーションゲームの大きな特徴として、実際の現場と違い(ゲームなので)失敗のリスクもなく、短期間で改善のサイクルを繰り返す事ができます。
⑦結果発表+振り返り
4期の決算が完了したら、優勝チームの発表です。
ここから、振り返りシートを配布し、下記のポイントについて各個人・チーム内での振り返りを行います。
・経営数値の理解
・PDCAサイクル/改善
また、「損益計算書の読み方」、「PDCAのチェックの行い方」についてなど、ミニ講義を行います。
PDCAサイクルを回す際のポイントとしてKPT分析についてもご紹介します。
導入社数と受講者満足度
2024年2月現在、導入社数は約110社、受講者満足度は5点満点で4.87となっており、満足度の高いコンテンツです。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
「ペーパータワーforビジネス」実施要項まとめ
【実施時間】1時間〜2時間
【予算】
・運営キット:5万円〜(20名までの場合。資料の提供、現金チップのレンタル)
・講師派遣:15万円(最大20名までの場合)
弊社ではペーパータワーforビジネスの投影用の資料(pptx)、現金チップ、社内講師用の動画マニュアル等をご提供することで社内講師型での実施が可能です。
製品についての概要はこちらを御覧ください。
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