【無料】HSEマネジメントコンピテンシーテスト|登録不要のWEB診断 — 管理職の4領域(部下への配慮・仕事管理・メンバー対応・困難対処)を2×2カードで可視化

【結論】本記事では、東京大学大学院が翻訳したHSEマネジメントコンピテンシー調査票を基に、無料かつ登録不要で5〜10分で自己診断ができるWEBテストを紹介します。
4つの領域から管理職の行動特性を可視化し、ラインケア研修の事前測定やハラスメント防止に活用可能です。
さらに、診断後の行動変容を促す1.5〜2時間のゲーム型研修「ストマネ」の活用法まで解説します。

目次

1. HSEマネジメントコンピテンシーとは
2. HSEマネジメントコンピテンシー診断テスト WEB版(無料)
3. 診断テストの活用シーン
4. ラインケア研修用ビジネスゲーム「ストマネ」
5. 関連する診断テスト

管理職のマネジメント行動が、部下のストレスや不調にどのような影響を与えるかをご存知でしょうか。英国安全衛生庁(HSE)は、部下のメンタルヘルスを守るために管理職に求められる行動特性を「Line Manager Competency Indicator Tool」として体系化し、これを東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野が日本語版に翻訳・検証しています。

この調査票は管理職自身のマネジメント行動が、部下のストレス要因を生んでいないかを可視化するツールであり、ラインケア研修の事前・事後測定や、管理職候補のセルフアセスメントとして世界的に活用されています。

本記事では、HSEマネジメントコンピテンシー調査票の概要と、弊社HEART QUAKEが無料公開しているWEB版診断テストの使い方、さらに診断後のスキル向上に役立つラインケア研修用ビジネスゲーム「ストマネ」の活用方法までまとめてご紹介します。

HSEマネジメントコンピテンシーとは

HSEとは、英国安全衛生庁(Health and Safety Executive)のことです。HSEマネジメントコンピテンシー調査票は、HSEが開発したLine Manager Competency Indicator Toolを、東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野が日本語に翻訳されたものです。

これは、管理職の行動・能力が部下のストレス要因を生まないかを調査するもので、大きく4つの領域からなっています。

領域 下位領域(管理職に求められる行動)
領域1: 部下への配慮と責任 感情マネジメント/誠実さ/思いやりと責任感
領域2: 現在と将来の仕事を管理し、伝達する 先を見越した仕事管理/問題解決/参加型および権限委譲のマネジメント
領域3: チームメンバーに対応する チームメンバーの個別への対応/成長の支援
領域4: 困難な状況において合理的に考え対処する 対立への対処/組織的資源の活用

東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野によるワード版は、下記からダウンロードできます。

東京大学大学院 精神保健学分野 職業性ストレス簡易調査票ほか

HSEマネジメントコンピテンシー診断テスト WEB版(無料)

【要点】HEART QUAKEのHSEマネジメントコンピテンシー診断テストWEB版は、登録・個人情報入力なしで、約5〜10分で完了します。回答後に4領域別のスコアが自動算出され、自身のマネジメント行動の傾向を即座に可視化できます。

HEART QUAKEでは、HSEマネジメントコンピテンシー調査票のワード版(© 2013 東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野)を参考に、ブラウザ上で回答できるWEB版を無料公開しています。個人情報入力は不要で、約5〜10分で回答が完了します。

HSEマネジメントコンピテンシー調査票 WEB版を受ける

HSEマネジメントコンピテンシー診断テスト 設問画面

回答後は、4つの領域ごとにスコアが算出され、自身のマネジメント行動の傾向が可視化されます。

HSEマネジメントコンピテンシー診断結果画面

診断テストの活用シーン

【要点】本診断は①ラインケア研修の事前・事後測定、②管理職候補者のセルフアセスメント、③1on1・キャリア面談の補助資料、④ハラスメント防止/メンタルヘルス対策の点検、の4シーンで活用されています。研修効果の数値化や昇進前の課題把握に有効です。

本診断テストは、以下のような場面で活用されています。

ラインケア研修の事前・事後測定:研修前に自己診断し、研修後に再度測定することで、行動変化を数値で把握できます
管理職候補者のセルフアセスメント:昇進前に自身の強みと課題を認識し、学習計画の起点にする
1on1やキャリア面談の補助資料:領域ごとのスコアを上司と共有し、マネジメント行動の改善ポイントを議論する
ハラスメント防止・メンタルヘルス対策の一環:管理職自身の行動が部下のストレス要因を生まないかを点検する

ラインケア研修用ビジネスゲーム「ストマネ」

【要点】「ストマネ」は管理職がゲームを通じて部下のストレス要因や不調サインへの対応を疑似体験するラインケア研修用ビジネスゲームです。研修前後の調査で領域1「部下への配慮と責任」・領域2「現在と将来の仕事の管理と伝達」が統計的に有意に向上することが確認されています。

診断テストで課題が見えた後は、体験学習型のラインケア研修で行動変容までつなげることをおすすめしています。

弊社が提供するメンタルヘルス対策ゲーム「ストマネ」は、管理職が部下のストレス要因や不調のサインに気づき、適切に対処する行動を、ゲームを通じて疑似体験で学ぶラインケア研修用ビジネスゲームです。

メンタルヘルスゲーム ストマネ 実施風景

2026年2月現在、ストマネの導入社数は約60社、受講者満足度は4.92(5点満点)となっております。

ストマネ導入社数・満足度

研修前後でHSEマネジメントコンピテンシー調査を実施した結果では、領域1「部下への配慮と責任」および領域2「現在と将来の仕事を管理し、伝達する」が統計的に有意に向上していることが確認されています。

参考論文:
メンタルヘルス教育ゲームが従業員のストレス予防行動に及ぼす影響
坂井裕紀 早稲田大学大学院人間科学研究科
藤本徹 東京大学 大学総合教育研究センター

ストマネ 実施概要

所要時間 1.5〜2時間(振り返り含む)
推奨人数 4〜100名超(1グループ4〜6名)
提供方式 講師派遣/キットレンタル(社内講師実施可)
対象者 ラインマネージャー、管理職候補

導入事例のコメント

「ラインケア研修」というと、深刻な内容ではありますが、ゲーム感覚で実施する中からメンタル対策の本質を理解・実感していただけたと思います。ストレス耐性は人によって異なり、他人から見てもどれくらいストレスがかかっているかはわからない。だからこそ、一人ぼっちにしないで、コミュニケーションを取り、相手の状況を把握する。業務がひっ迫したときは周囲のフォローが必要で、その中でも一番心強いのがリーダーからのフォローであるという点を学んでいただけました。

ストマネ詳細・導入のご相談はこちら

関連する診断テスト

【要点】HEART QUAKEでは無料WEB診断テストとして①ToMo(動機)診断、②PM理論(リーダーシップ)診断、③フォロワーシップ診断の3つを公開しています。本診断と併せて活用することで、管理職とメンバーの行動特性を多面的に把握できます。

HEART QUAKEでは、管理職・メンバーの行動特性を測る無料WEB診断テストを複数公開しています。

ToMo(モチベーション)診断テスト:部下のモチベーション源泉を6つの動機で測定
PM理論(リーダーシップ)診断テスト:リーダーシップ行動をPerformanceとMaintenanceで可視化
フォロワーシップ診断テスト:自律性と貢献度の2軸でフォロワー行動を診断

管理職研修・組織開発の目的に合わせて、あわせてご活用ください。


この記事を書いた人

千葉 順
千葉 順
株式会社HEART QUAKE 代表取締役
元法政大学兼任講師(キャリアデザイン論)
→ 詳しいプロフィール

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