メンタルヘルスゲーム「ストマネ」についての論文がでました
今回は弊社が開発・提供を行っているメンタルヘルス対策ゲームのストマネを対象とした研究論文がでましたのでご紹介させていただきます。
ストマネについてはこちらを御覧ください。
ストマネ 紹介ページ
坂井裕紀 早稲田大学大学院人間科学研究科
藤本徹 東京大学 大学総合教育研究センター
ストマネについては過去にもメンタルヘルス教育ゲームが従業員の信頼に与える影響という論文で取り扱われており、ストマネはチームに対する信頼感を醸成させる効果があったとされています。
弊社のメンタルヘルス対策ゲームの効果が論文にまとめられました
今回の論文では、ストマネ実施前後にHSEマネジメントコンピテンシー調査票を用いて、Pre/Postでどのような変化があるかを調べ、さらに研修実施から1ヶ月後の追跡調査を行っています。
HSEマネジメントコンピテンシーとは
ここで、HSEマネジメントコンピテンシーについて簡単に紹介しておきたいと思います。
画像参照:https://ameblo.jp/positivementalhealth/entry-12152805271.html
HSEとは、英国安全衛生庁(Health and Safety Executive)のことで、HSEマネジメントコンピテンシー調査票はHSEによるLine Manager Competency Indicator Toolを東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野が日本語に翻訳されたものとなります。
論文では「ストレスを予防するHSEマネジメントコンピテンシー(管理職としての行動や能力)調査票」と表現されています。
上画像にある通り、大きく4の領域からなっています。
領域2:現在と将来の仕事を管理し、伝達する
領域3:チームメンバーに対応する
領域4:困難な状況において合理的に考え対処する
「メンタルヘルス教育ゲームが従業員のストレス予防行動に及ぼす影響」より
また、それぞれの領域に3つずつの下位領域が存在します。
HSEマネジメントコンピテンシーにみるストマネの効果
それでは、ストマネの実施前後によってどのような効果があったのでしょうか。下画像がHSEマネジメントコンピテンシーによるストマネの効果を表したものとなります。
※SMGとはストレスマネジメントゲーム=ストマネを表しています
領域1:部下への配慮と責任、及び、領域2:現在と将来の仕事を管理し、伝達する、が統計的優位に上がっていることがわかります。
したがって、論文には下記のように記述されています。
「チームメンバーへの配慮と責任」「現在と将来の仕事を管理し伝達する」
に対する認識が高まることが示された
導入実績と資料請求について
研修というものはその効果が曖昧だとよく言われますが、弊社ではこのように研究を通してより効果的な研修をお届けできるように努力してまいりたいと思います。
坂井裕紀 早稲田大学大学院人間科学研究科
藤本徹 東京大学 大学総合教育研究センター
2024年12月現在、ストマネの導入社数は約40社、受講者満足度は導入社数が少ない影響もあるかと思いますが、5.0(5点満点)となっております。
最新の満足度はこちらからご覧いただけます。
また、労働組合様での実施が多い傾向にあるコンテンツです。
【導入事例】コジマ労働組合様で「ストマネ」を実施いただきました
ストレスの概要についてはこちらを御覧ください。
詳細資料(無料・PDF形式)のお問い合わせはこちらからお願いします。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。