2016年12月23日

MITのアクティブラーニングとNASAゲームの共通点

タグ: MIT, NASAゲーム, アクティブラーニング, ピアインストラクション,

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ご存知の方も多いと思いますが、大学教育では「アクティブラーニング」に
注目が集まっています。
 
ここではアクティブラーニングとは何か、についての詳細は書きませんが、

いわゆる「先生」が一方的に知識伝達をする講義スタイルではなく、
ディスカッションや、プレゼンテーションなどを用いて、
受講者の「能動的な学習」を取り込んだ授業のこと。

となります。
 
アクティブラーニングのための「手法」はPBL(Project base learning)やディスカッション、
演劇を用いたインプロなどさまざま存在しますが、弊社が提供している「ビジネスゲーム」も
その1つと言えるでしょう。
 
少し前の発表にはなりますが、MIT(マサチューセッツ工科大学)でのアクティブラーニング
について、紹介している資料がありましたので紹介したいと思います。

MIT(マサチューセッツ工科大学)でのアクティブラーニング

東京大学現代教育ニーズ取 組支援プログラム『ICT を活用した新たな教養教育の実現』
という資料の中に、MITのアクティブラーニングのやり方が紹介されていました。
 
http://www.kals.c.u-tokyo.ac.jp/gp/archives/InternationalSymposium2008.pdf
 
世界屈指の大学であるMIT(マサチューセッツ工科大学)の物理学の授業で「コンセプトテスト」と呼ばれる取り組みが紹介されています。
 
やり方はこうです。
 

1.先生が、生徒に物理の概念に関する質問する
2.生徒は個別に回答する
3.3〜9名程度の生徒グループを作り、ディスカッションさせる
4.グループで回答する

このやり方は「ピアインストラクション (Peer Instruction)」と呼ばれる手法です。
 
効果について前述の資料にはこのように記述がありました。

1回目の回答では 40 ~ 50%くらい正しいのですが、
それが 20%、30%、40%と、どんどん上がっていきます。
 
多くの学生は、全然分かっていないわけでなく、ほんの一部が分かっていない
からなのですね。
そこで、仲間同士で教え合うというのが非常に素晴らしいところなんです。

NASAゲームでピアインストラクションを実現する


 
弊社が提供しているNASAゲームという
合意形成ゲームがまさにピアインストラクションを活用しています。
 
NASAゲームについて詳細を知りたい方はこちらを御覧ください。

合意形成ゲーム「NASAゲーム」

NASAゲームは「月に不時着した宇宙飛行士」というテーマ設定で、
母船から320km先に不時着してしまいました。手元に残ったアイテムは15個。

・マッチの入った箱
・宇宙食
・ナイロン製ロープ(15m)
・落下傘の布(パラシュート)
・ソーラー発電の携帯用暖房器
・45口径ピストル(2丁)
・粉ミルク(1箱)
・酸素ボンベ45kg(2本)
・月からみた星座表
・救命いかだ(救命ボート)
・磁石コンパス
・水(19リットル)
・信号用照明弾
・注射器入りの救急箱
・ソーラー発電式FM送受信機

この15個のアイテムに1から15番までの優先順位をつけよ
というゲームです。
 
コンセプトテスト同様、まずは1人で考え、その後、グループで考えます。
結論としては、やはり、グループで考えたほうが「合意形成を行うのは大変」ですが、
NASAによる模範解答(≒正解)には近づきます。

まとめ

NASAゲームは「合意形成」について学ぶゲームですので、物理学への理解度という評価基準とは異なりますが
ビジネスにおいて、会議で多様な意見が出たほうが良案がでるくこと、
学校においては、理解度の促進、コミュニケーション能力の向上が期待できます。
 
NASAゲームについて詳細を知りたい方はこちらを御覧ください。

 

合意形成ゲーム「NASAゲーム」


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