ボードゲームは、玩具か?教育か?というテーマのフリーペーパー
今週末にプライベートで表参道を歩いていると子供向けの絵本や玩具を販売しているお店を見つけ、入りました。
そこで見つけたのが「ボードゲームは、玩具か?教育か?」と書かれた上記のフリーペーパーです。
ボードゲームやカードゲームを企業の研修(=教育)目的で活用している弊社としてはとても興味深いフリーペーパーでした。
フリーペーパーはWEBからダウンロードできました。
フリーペーパーがダウンロードできるページ
ボードゲームを使った教育メソッド「マインドラボ」
この中で、イスラエル発のボードゲームを使った教育メソッドである「マインドラボ」が紹介されていました。
マインドラボ自体は、日本で展開されていた方とお知り合いのため、知っていたのですがその中身についてはWEB上に(日本語では)多くはくアップされていないので、わかっていませんでした。
ちなみに、日本でマインドラボについて知りたいと思ったらフューチャーインスティテュートさんの為田さんが書かれているブログを見るのが一番のオススメです。
マインドラボについてのブログ
日本での展開が終了してしまったのは残念ですが、またどこかの企業が普及してくれるのを楽しみしています。
このフリーペーパーには、マインドラボの教育の進め方(まず3回戦ほどプレイしてみるなど)も記述されておりよく作られているな−と感心しました。
ボードゲームを活用した教育の効果
また、フリーペーパーには8〜11歳でのボードゲーム活用教育の教育効果も紹介されていました。
同じような記事をWEBで探してもなかなか出てこないのですが、同じような取り組みを海外の小学生だけではなく、日本の大学で行っていることが知られています。
名古屋大学では初年次学生を対象とした少人数セミナーでドイツゲームを活用した授業を行っているようです。
名古屋大学でのボードゲーム活用事例
名古屋大学の授業では、自分が担当するゲームのルールを他の学生にプレゼンしたり、マインドラボ同様、ゲーム実施後に戦略について議論するなどの仕掛けを入れることによって教育効果をさらに引き出そうとされているようです。
名古屋大学の有田隆也 教授はボードゲームの意義について以下のように語られています。
ドイツボードゲームの教育利用の試み:―考える喜びを知り生きる力に結びつける―より
まとめ
世界的にゲームを教育に利用しようという流れが強まっている気がしています。
小学生のお子さんがいる方はマインドラボでも実施されているゲームを1つ購入して実際に教育効果がありそうかどうか、検証してみるのはいかがでしょうか。