2017年4月10日

ビールゲーム実施の流れ|システム思考研修

タグ: グループワーク, システム思考, ビールゲーム, 研修, 管理職研修,

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今回は、システム思考・全体最適を学ぶのに最適なビジネスゲーム
「ビールゲーム」の実施の流れをご紹介します。
 

ビールゲーム

概要

「ビールゲーム」とは、MITスローン経営大学院の教授が考案したビジネスゲームです。
4人1チームをビールの製造から供給に対応する4つの役割(小売店、二次卸、一次卸、工場)に分け、
ビールの発注、納品を通してお互いが与える影響を把握し、全体最適や、システム思考について学びます。
 
実施にあたっての実施要項は以下となります。
 

対象人数:40名程度まで(1チーム 4名)
実施時間:約2時間-3時間(推奨は3時間)
実施環境:プロジェクター、各チームに1つのテーブル、ビールゲームキット
特徴:
全体最適/システム思考/SCMについて、ゲームを通して学ぶ事ができます。
・運営用スライドと公式キットを提供をしているので、社内講師の方で実施できます。
・ゲーム中、チーム内でのコミュニケーションは制限されるので、チームビルディング目的の研修としては向いていません。

ゲームの詳細は、こちらをご覧ください。

>>ビールゲーム製品ページ

 
それでは、実施の流れのご紹介です。

ビールゲーム実施の流れ 3時間推奨

①事前準備

事前に、テーブルにビールゲームのシートをセットします。
1チーム4人の役割(小売店、二次卸、一次卸、工場)を決め、横並びに座ってもらいます。

ビールゲーム

②ルール説明/初期配置

社内講師の方は、パワーポイントのスライドを使ってルール説明を行います。
 
工場は原材料からビールを生産し、ビールは一次卸、二次卸、小売店を経由し、最終的に顧客に届きます。
ただし、発注から配送にはタイムラグがあるため、在庫の保持が必要です。
 
在庫が増えすぎると利益に影響し、在庫がなくなると機会損失を生み出します。
 
ゲーム中に各プレイヤーが行う意思決定は、「発注数を決める」事だけです。
それ以外はルールに従って、コマを移動(配送)させたり、売上や利益を記入していきます。

「発注数の違い」だけで、ゲーム終了後の各チームの利益総額は大きく変わることになります。

ビールゲーム
ビールゲーム

③ゲーム開始

それでは第1ラウンドの開始です。
下記のSTEPにしたがって、ゲームを進めていきます。
社内講師でも実施できるようにスライドを使って進行していきます。
 
ビールゲーム 説明
 

STEP1.商品配送 ー 「配送中」に置いてある商品を、左のマスに移動します。
※工場のプレイヤーは、「原材料」にある商品を左のマスに移動します。
 
 
STEP2.注文数オープン ー 「発注カード」をオープンします。
※小売店のプレイヤーは、「注文カード」をオープンします。
 
 
STEP3.販売&配送 ー 「発注カード(小売限は注文カード)」に記載された数を、左のマスに移動します。
 
 
STEP4.売上の記入 ー ワークシートに売上、在庫、受注残を記入します。
 
 
STEP5.発注移動/生産 ー 工場の人は「生産要請」カードをオープンし、そこに書かれている数の商品を「原材料」に置きます。
 
 
STEP6.発注移動 ー 発注カードを右の「発注中」マスに移動します。
 
 
STEP7.発注数の決定 ー 発注数を決定し、カードに記入後、右の「発注中」マスに置きます。

 
ちなみに、ゲーム進行中は、チームメンバーとの相談は原則禁止です。
全員で相談する事なく、発注数を決めなければなりません。

ビールゲーム

④ラウンドの繰り返し

上記のプロセスを、26ラウンド繰り返します(1ラウンドが約2週間)。
各プレイヤーは、発注してから届くまでにタイムラグがあるため、
 
もっと多く発注しておけば、たくさん売って利益を増やす事ができたのに、、、」
在庫が増えすぎて、管理費が利益を圧迫している!
え!?なんでこんなことが起こるの?
 
 
という状況が発生します。
ラウンドを繰り返す中で、自分の意思決定が全体に影響を及ぼしていることについてや、
SCMの構造を体感することができます。
 
 
ビールゲーム

⑤利益計算・結果発表(約10分)

26ラウンド終了したら、各プレイヤーは自分の利益額を計算します。
その後、4名のチームメンバーの利益額を合計し、チームとしての利益を出して発表します。

全チームの利益計算が完了したら、成績発表を行い、優勝チームを決定します。
(優勝チームでも大赤字ということがよくあります)

⑥振り返り

振り返りシートを使って、ゲームの振り返りを行います。
 
「自分の利益だけでなく、全体最適について考えてプレイする事ができたか
どうすればよりチームの利益を大きくする事ができたか
 
について、個人・チームで話し合います。
ビールゲーム

⑦講義

講義スライドに従って、「氷山モデル」や「システム思考」、「因果ループ図」についての講義と、
実際にループ図を書いてみるワーク、及び、チーム内でのディスカッションを行います。
 
一度ゲームで体験していることで、講義の内容への理解が一層深まります。

氷山モデルシステム思考

⑧最後のまとめ

最後に、研修を通して学んだ事を個人・チームで振り返って、研修は終了となります。​
みなさんの会社でも、ぜひビールゲームを取り入れた研修をやってみてください。
 

以上が、ビールゲームの実施の流れとなります。
講義も含めて3時間での実施を推奨しております。

「ビールゲーム」実施要項まとめ

【対象人数】1チーム 4名 ※チーム数の制限なし
【実施時間】2-3時間
【予算】
・運営キットレンタル:5万円〜 ※10チーム40名まで(以後1セット5,000円の追加)
・講師派遣:20万円〜

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その他、ご希望のゲーム名、実施時期や受講人数など(300文字以内)
電話番号をご記入頂ければ、お電話でもご説明差し上げます。


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