今回はとても良い資料を見つけましたのでご紹介したいと思います。
それが、睡眠が業績に与える影響と睡眠の質を向上する要素についての資料です。

資料はこちらからご覧いただけます。

NIKKEI睡眠カンファレンス2022
〜健康経営とヘルスケアを⽀えるフロンティア〜

従業員の睡眠と企業の関係性 〜健康経営とウェルビーイングの追求〜

2022年5⽉26⽇
⼭本勲
慶應義塾⼤学商学部

睡眠については過去記事でもメンタルヘルスに関連するデータをご紹介しました。

睡眠研修で伝えたい睡眠の問題の6パターン

図1:睡眠とアブセンティーイズムの関係

図2:睡眠とプレゼンティーイズムの関係

画像参照:健康経営の推進に向けた取組

経済産業省 商務情報政策局

http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/yuuryouhoujin.pptx

睡眠が業績に与える影響と睡眠の質を向上する要素

まず面白かったのは従業員の睡眠時間の長さが利益率には正の相関があるというデータです。
睡眠時間 利益率

上図を見ると睡眠時間の上位20%(各グラフの右端)の企業の利益率が最も高いことがわかると思います。
睡眠時間についてはアマゾン創業者のジェフ・ベゾスも8時間睡眠を優先していることが有名だと思います。

これについては、関係性が逆で、好業績だから睡眠時間が長くできるのではないか?という批判もあると思いますが、下画像でそうではない、と記載されています。
睡眠 企業 業績

では、どのようにして睡眠時間、睡眠の質を上げていくのか?というと下記のような要素が提示されています。
睡眠時間 睡眠の質 働き方

特に残業時間を減らすことについては下記のように記載されています。

残業時間が⽉10時間短いと、睡眠時間が平⽇約11分(⽉約4時間)⻑い

ここでは記載されていませんが昼寝を導入するというのも良いかもしれません。
こちらの記事では高校生についての昼寝の効果が記載されています。

1月7日に放送された『初耳学』(TBS系)では、
突然東大合格者数を2倍に増やした福岡県立明善高校を特集し、
その躍進のキッカケを迫った。

昼食も終わり5時間目の授業が始まる13時20分ごろに、
教室の中を覗くと堂々と居眠りをしている生徒たち。

実は、東大合格者数を2倍に増やした躍進のカギは
「10分間の昼寝」
なのだという。

東大合格者を2倍にした高校が簡単にデキる取り組みって?

いかがでしょうか。今回は睡眠が業績に与える影響と睡眠の質を向上する要素についての資料をご紹介しました。ぜひ全文ご覧ください。

NIKKEI睡眠カンファレンス2022
〜健康経営とヘルスケアを⽀えるフロンティア〜

従業員の睡眠と企業の関係性 〜健康経営とウェルビーイングの追求〜

2022年5⽉26⽇
⼭本勲
慶應義塾⼤学商学部


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