新型コロナウイルスの影響で新入社員研修を含む各種研修が中止になっているかと思います。
弊社でも4月に講師派遣として予定されていたほとんどの案件がキャンセルとなりました。

しかしながらいくつかの案件では十分な対策を行った上で実施となった事例がございます。
なお、紹介する事例は、国による緊急事態宣言の発令前の実施となります。

まず、研修実施において避けるべきは密閉、密集、密接、のいわゆる3密となります。


https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000614802.pdf

第一に、密閉を避けるため、研修会場のドアは開けっ放しでの実施となりました。

また、休憩時間には窓を大きく開け、換気を行いました。

第二に、密集については、1部屋における上限人数を25名とし、3部屋に分けて実施しました。

昨年は1部屋に全員集まって実施していましたが、今年は25名ずつ3部屋に分けての実施となりました。ただし、派遣できる講師が2名のみでしたので、3部屋中1部屋は1人の講師が、残り2部屋をもう1人の講師での実施となりました。

2部屋を1人の講師で実施する際に利用したのがSkype+ディスプレイによる中継です。また、部屋を隣同士にしていたので、適当なタイミングで講師が行ったり来たりして、リアル感も保ちました。

最後の密接については、弊社の研修はグループワーク形式での実施が多いため、席の配置はいわゆる島型となります。

通常は3人がけのテーブルを2つくっつけて島を作るのですが、今回は密接を避けるため、4つのテーブルをくっつけて、そこに5名で座るという運用とし、人と人の距離を保ちました。

下画像のような大きさに5名で座っていただいた形となります。

画像参照:http://tg-hall.com/usage/training-island216/

上記のような方法で密閉、密集、密接の3密を避けて研修を実施しました。

また、受講者についてはマスク着用、講師については受講者と十分な距離を開けることが難しい場合はマスク着用としました。

お客様側のポリシーでもございましたが、講師は当然ながら研修会場現地での検温、及び、アルコールによる手の消毒を行っております。

まとめ

非常事態宣言の解除後も研修については引き続き3密を回避する必要性があると感じています。

参考になれば幸いです。


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