やってしまいがちな「無自覚セクハラ」の分類
今回はやってしまいがちな「無自覚セクハラ」の分類というテーマをご紹介したいと思います。
セクハラは良くない、ということはほとんどの人が合意できることだと思いますが、それでもセクハラが起こるのはその言動をセクハラだと気づいていないという無自覚な状態だからではないでしょうか。
そこで今回は無自覚セクハラでよくある言動を図にまとめてみました。セクハラ研修などでご活用頂ければと思います。

なお、対価型、環境型といったセクハラの分類分けについては過去記事で紹介しておりますのでそちらもあわせてご覧頂ければと思います。
ハラスメント研修で伝えたい「対価型セクハラ」と「環境型セクハラ」
まずは無自覚セクハラを「男女平等の否定」、「性的言動」、「個の侵害」、「執拗な誘いかけ」に分けてみました。これがMECEかと言われるとそうではないと思いますので、MECEにまとめたいというかたはアレンジして頂ければと思います。
「男女平等の否定」についてはさらに「男は…」「女は…」といった発言と、合理的な理由なく仕事を区別するような行動にわけています。
上図を研修で利用する際には、受講者の方々に各言動の具体例を考えてもらうのが良いかもしれません。
性的言動については水着のポスターを貼るといった視覚に関するもの、ボディータッチをするといった触覚に関するもの、下ネタを聴こえるように話すといった聴覚に関するものと五感で分けてみました。
個の侵害については交際相手がいるかを聞くといった聞き出し、個人の恋愛事情を暴露するといった暴露、「デブ」「おばさん」などと言うといった容姿の言及に分けてみました。
ちょうど先日、イギリスで「はげ」呼ばわりはセクハラではないか?というニュースが出ていました。
「はげ」呼ばわりはセクハラ? 男性の薄毛侮辱めぐり英裁判所が判決(朝日新聞デジタル)
最後に本人が拒否しているのに1対1で飲みに繰り返し誘うといった執拗な誘いかけも無自覚セクハラとして入れています。丁寧に断っていることで拒否されているということが理解できていないというケースが多いように感じます。
ハラスメント研修関連サービス
なお、弊社では上記画像で使われているハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売を行っております。
そのまま研修で利用することも可能ですし、社内のe-learningシステムに取り込んで利用いただくことも可能です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
ハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売について
具体的なスライドは下記よりご覧いただけます。
また、無自覚セクハラを防止するためにハラスメントについての認識のズレを見える化するためのハラスメントフラグカードを提供しております。

ハラスメントフラグはセクハラやパワハラといったハラスメントについての認識のズレを見える化し、自分自身やチームとしてのハラスメントについての認識を確認、修正していこうというゲームです。
例えば、こんな設問があったとします。

上司から部下への「いい大学出てるんだからこれぐらいできるよね?」という発言に対して、あなたの意見は以下の4択のどれでしょうか?
⇒全くハラスメントではないと思う
・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う
・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う
・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う
いかがでしょうか。相手の関係性によるかもしれませんが、4択の中から1つ選べたでしょうか。
2025年5月末時点でオンライン版を約800名の方にご利用頂いた結果は以下のようになっております。

多少のバラツキはありますが、多くの方がブラック、ダークグレーということで、もし、あなたがホワイトと回答された場合、それは他の人の認識とはズレている可能性があります。
このような設問カードが50枚あり、ゲームを通して以下の3つの視点での認識のズレを見える化していきます。
ハラスメントフラグカードについてはこちらを御覧ください。
ハラスメント研修で使えるカードゲーム「ハラスメントフラグ」
まとめ
いかがでしょうか。今回は「無自覚セクハラ」の分類をご紹介しました。
自分は大丈夫、という方も多いと思いますが、無自覚にやってしまいがちだと思いますので注意していきましょう。

