認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワーク「ハラスメントフラグ」
今回はハラスメント研修で使えるグループワークとして弊社製品のハラスメントフラグをご紹介したいと思います。
ハラスメントフラグはセクハラやパワハラといったハラスメントについての認識のズレを見える化し、自分自身やチームとしてのハラスメントについての認識を確認、修正していこうというワークです。ハラスメントというのは人によってどこにフラグが立つのかが結構曖昧な部分があると思いますのでこのような製品名となっております。
参加者は全50問の設問に4択の中から自分の意見を回答します。
例えばこんな設問です。
上司から部下への「いい大学出てるんだからこれぐらいできるよね?」という発言に対して、あなたの意見は以下の4択のどれでしょうか?
⇒全くハラスメントではないと思う
・ライトグレー
⇒微妙だがハラスメントではないと思う
・ダークグレー
⇒かなり怪しいがハラスメントではないと思う
・ブラック
⇒完全にハラスメントだと思う
いかがでしょうか。相手の関係性によるかもしれませんが、4択の中から1つ選べたでしょうか。
なお、初期のテストユーザー20名の回答がこちらです。
なお、2024年1月末時点で450名以上の方にご利用いただいております。
バラツキはありますが、多くの方がダークグレー、ブラックということで、もし、あなたがホワイトと回答された場合、それは他の人の認識とはズレている可能性があります。
これはあなたが(この設問の場合)パワハラを受けていたとしても良い意味で鈍感であるという可能性と、あなたがチームメンバーに対して(無意識的に)パワハラを行っている可能性の大きく2パターンが考えられると思います。
こんな設問をパワハラ(の6つ分類を網羅)とセクハラの合わせて50問用意しています。
回答後、分析結果として以下の3つの視点での認識のズレを見える化していきます。
⇒先程の設問の結果のように、あなたと世の中
(ハラスメントフラグに回答した他社を含む全回答者)との
認識のズレが大きかった設問を表示します。
2.あなたとチームメンバーの認識のズレ
⇒あなたと、同じチーム(or会社)のメンバーとの認識のズレが大きかった、
または全会一致、チームとして回答にバラツキのあったの設問を表示します。
3.チームと世の中全体の認識のズレ
⇒チームメンバーの回答の中央値と世の中全体(前述)の回答を比較し、
チームとして世の中とのズレの大きかった設問を表示します。
あなたとチームメンバーとの認識のズレが大きかった設問は下記のように表示されます。
また、チームメンバー間で回答にバラツキのあった設問は下記のように表示されます。
導入事例:TRUSTDOCK様
株式会社TRUSTDOCK様の導入事例はこちらからご覧いただけます。
【導入事例】TRUSTDOCK 様にハラスメントフラグを実施いただきました


ハラスメントフラグに関する話題が多く飛び交っておりました。
匿名で実施のため、自身の率直な気持ちで回答に臨むことができますので、
楽しみつつ前向きにハラスメントフラグに向き合う方が多い
と感じました。
お客様の感想にもある通り、ハラスメントフラグは匿名での実施となります。従いまして、運営側でも誰が、どんな回答をしたのかを把握することはできない、というデメリットがありますが、だからこそ回答者は安心して回答できる、というメリットがあります。


ハラスメントフラグを通して、ハラスメントに対し社内各所で活発なコミュニケーションが生まれておりました。
また、回答者により価値観や認識のズレが生まれる絶妙な設問
が多く設定されていて、〇〇をホワイトと感じるの?■■ってブラック寄りの考えの方が多いのか等、
価値観のズレから自身の行動を考えることが増えたと感じています。
このように認識のズレを見える化することで、自分自身の感覚をアップデートしていく必要性があること、または、チームとしての共通認識を知ることができること、さらに、チームとして今後、新メンバーを迎えたときに問題になりそうな言動などを把握することができます。
導入事例:チームビルディングジャパン様
他にもチームビルディングジャパン様での事例もご覧ください。




みんな自分が正しいと思ってるけど、結果を見て「ズレてる・・・そうなんだ・・・」と気づきが促される仕掛けになってるのはいい。
チームビルディングジャパン様にハラスメントフラグを体験して頂きました
ワーク後の振り返りと講義
当然、ワーク後には分析結果を見ながらお互いの認識について対話を行う時間を取ったり、ハラスメントについての基礎知識を伝える講義を行うことが可能です。
製品を一度見てみたいという方へ
下記リンクよりデモ版の体験が可能です。
ハラスメントフラグを体験してみる
お問い合わせについて
いかがでしたでしょうか。今回は認識のズレを見える化するハラスメント研修用ワークとして弊社製品の「ハラスメントフラグ」をご紹介しました。
弊社では講師ありと社内講師で実施いただくパターンでの提供を行っております。
ハラスメントフラグの概要についてはこちらからもご覧いただけます。
詳しい金額などについては一度下記よりお問い合わせください。
※同業他社様からのお問い合わせはご遠慮ください。
なお、弊社では現在、ハラスメント研修で使えるパワーポイント資料の販売を行っております。ハラスメント研修の実施をお急ぎの方はこちらをご覧ください。