セクシャルハラスメント研修で伝えたいSOGIとは?
今回はセクシャルハラスメント研修で伝えたいSOGIとは?というテーマで書いてみたいと思います。
まずは結論から。
上図の通り、SOGIとは、SO(Sexual Orientation)と、GI(Gender Identify)という2つの用語をくっつけたもので、それぞれ、性的指向、性自認と訳されます。
この考え方は我々がこれまで考えてきた性というものをより深く理解するために必要な考え方と言えると思います。
ロジカルシンキングなどではある対象を分けて考えるということが行われますが、SOGIとはまさに性というものをより細かく分けて考えているように思えます。
それが、SO=性自認=好きになる相手の性と、GI=性自認=自分の性別に対する認識という考え方です。
自分ごととして考えるためのSOGI
例えば、私(このブログの著者)は自分の性別に対する認識が「男性」で、好きになる相手の性が「女性」です。
いわゆるストレートとなります。
よく耳にするLGBT(LGBTQ)という用語があると思います。
LGBTとSOGIの違いは、個人の感覚としては、LGBTがノーマル(先程書いたストレートとほぼ同意味)とアブノーマルを分けて考えるような相対的な要素がやや強いのに対して、SOGIとはすべての人が自分の性を考えるための絶対的な考え方と言えるのではないか、と思っています。
つまり、LGBTと聞くと、「あー、私は関係ない」と思ってしまう人もいるかと思いますが、SOGIについては「私はXXである」と自分ごとにしやすい、のではないでしょうか。
そこで、セクシャルハラスメント研修で、SOGIという用語を紹介し、自分のSOGIについて考える機会を作ってみるのはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしょうか。今回はセクシャルハラスメント研修で伝えたいSOGIとは?というテーマをお届けましました。
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社内講師でハラスメント研修を行いたいが、スライドを作成する工数が無いという担当者の方はぜひご活用いただければと思います。
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