財務の虎で体感できる3つの経営者感覚
お客様からのニーズに経営者感覚を身に着けてほしいというものがあります。
この経営者感覚という言葉がどんなものを指しているのかはお客様によってバラツキがあるのですが、その多くは以下のようなものであることが多い印象です。
2.コスト感覚
3.会社のお金の流れの理解
※3つの分け方はMECEにはなっていません
このようなニーズをお持ちのお客様に対して弊社では財務の虎というビジネスゲーム研修をご提案しています。
財務の虎では、1人1人がインテリアショップの経営者という設定で、同じテーブルのメンバーは近隣の同業他社となり、各テーブル(4,5名)の中で最も良い成績を上げたプレイヤーの勝利となるゲームです。
ポイントは個人戦であることで、経営者感覚を身につけるためにはチームではなく、個人単位での理解が重要であると考えています。
ポイントは在庫・借入・採用
ゲームは以下のような流れで4ラウンド(4周)実施します。
※レベル1の場合
ゲームの大きなポイントになるのは、仕入れた製品が売れて在庫を抑えることができるか?借入を行うかどうか?そして、社員の採用を行うか?行うとしたら何名採用するのか?という点です。
ここで先程紹介した経営者感覚を身に着けてほしいというニーズに対するポイントを復習しておきたいと思います。
2.コスト感覚
3.会社のお金の流れの理解
まず、1つめの投資とリターンの感覚については、ゲーム上借入を行うか?そして、採用広告費を払って、毎期、給与を支払ってでも社員を採用してリターンが見込めるか?という判断が必要となってきます。
レベル2というより上級編では、設備投資という要素が加わります。設備投資は一時的にかなりの現金を使用するので、それがペイできるのかどうか?という判断が求められます。
2つめのコスト感覚についてはゲーム上、在庫が過剰な状態だと現金が不足し、次への投資ができないこと、また、当然ですが、社員には毎期給与が発生するため、給与以上の働きをしてくれていないと会社としては損失になってしまします。
また、財務の虎を実施すると面白い質問をうけます。
この質問は、社員が給与以上の働きをしているとは思えていない、ということから生まれるものだと思います。
実際の自分(受講者)は従業員の立場ですから、解雇されると困るはずですが、財務の虎では、まるで経営者になったように、解雇によるコスト削減について考えるようになっているのです。
3つめの会社のお金の流れの理解は、ゲーム上、BSとPLをベースにしたワークシートを用いて、ワークシートに記入しながらそれぞれのつながりを理解していきます。
また、ゲーム後の解説でもBSとPLがどのようにつながっているのか?を説明していきます。(下図)
また、レベル2では、売掛金・買掛金、設備投資による減価償却費という要素が加わり、キャッシュフローについても学ぶことができます。
クックパッド様での受講者の声
以前にクックパッド様で新入社員の方に財務の虎を実施いただいた際のインタビューで以下のような感想がございました。
A.
「バランスシート、PL、キャッシュフローや、減価償却など、言葉だけ知っていたような事がゲームの中に組み込まれていたので、体で覚えることができた。」
「経営者の視点を持つきっかけになりそうだなと思った」
「モノの売買の仕組みや、それに紐づく会計の仕組みがゲームを通して理解できた」
という声がありました。
ということで、まさに経営者感覚に近いものを体感いただけたかと思います。
インタビューについてはこちらからご覧いただけます。
ゲームを使った会計研修の感想【クックパッド株式会社様】
導入社数と受講者満足度
ここまで読んでいただいて、とはいえ、うちの社員には難しいじゃないの?と感じた方も多いかと思いますが、おそらく問題ございません。
というのも、2024年2月現在、財務の虎の導入社数は約110社、受講者満足度は5点満点で平均4.74となっております。
この種の座学ではわかりづらい内容にしては高い満足度と言えるかと思います。
最新の満足度はこちらをご覧ください。
財務の虎の実施を検討される方へ(無料サンプル貸出あり)
弊社では講師派遣以外の選択肢として、ゲームキットレンタルによる社内講師での実施が可能です。コストを抑えて実施したいという場合はキットレンタルをご検討下さい。
財務の虎の概要はこちらをご覧ください。
詳細な資料や、無料のサンプル貸し出しをご希望の方はまずは下記より資料請求をお願いします。
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