今回は売上拡大のためのロジックツリーというテーマで書いていきたいと思います。

というのも、弊社に寄せられるお問い合わせの中で社員の経営感覚を高めたいという要望が比較的多く、どこの企業様でも同じような課題を持っているのだと思います。

経営感覚という言葉がどんなことをイメージするのかは様々な議論があるようですが、ここでは、経営状態を数値的に理解できていて、そこから、打つべき手が考えられるということにしたいと思います。

つまり、「経営感覚を高める」には2つの要素があると考えています。

1.経営状態を数値的に理解できる
2.現状の打つべき手が考えられる

順番としてはまず1の経営状態を数値的に理解できるができることが重要だと思いますので、そちらの側を書いていきたいと思います。

売上拡大のためのロジックツリー(穴埋め形式)

まずは下画像を御覧ください。
売上拡大 ロジックツリー

これは売上拡大を拡大するためのシンプルなロジックツリーです。【  】の中には何か文字が入るのですが、わかるでしょうか?まずは2段目から考えてみてください。

経営感覚 磨く

2段目は顧客数と客単価です。

経営状態を数値的に理解するためには経営数値がどのような項目によって成り立っているのか?を理解できていることが重要だと思います。
売上を拡大したい、と思っているときに漠然と売上拡大を考えるのではなく、顧客数を増やすのか、客単価を上げるのかと売上の構成要素を分解して考え、打つべき手を考えることが第一歩です。

さて、3段目はどうでしょうか?
売上拡大 ロジックツリー

顧客数については新規顧客と既存顧客に分けて考えます。客単価については商品単価と購入数に分けて考えます。

このように売上拡大のためのシンプルなロジックツリーを書くだけで、少なくとも4つの項目に分けて考えることができて、それぞれに自社・自部門の具体的な数値を入れていけば、より解像度高く経営状態を理解することができます。

まとめ

今回は売上拡大のためのロジックツリーを書いてみましたが、今後も不定期ではありますが、社員の経営感覚を高めるため、経営状態を数値的に理解する穴埋め形式の画像を使った記事を書いていきたいと思います。


また、弊社では社員に経営感覚、もっと言えばBSとPLの理解をしてほしいという要望に向けたゲーム型の財務会計研修「財務の虎」を提供しています。

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