企業研修向けにカスタマイズした人狼ゲーム【人狼取締役会】
今回は弊社が提供する企業向け人狼ゲームの人狼取締役会についてご紹介したいと思います。
「人狼取締役会」とは?
企業研修や社内イベントで使える新たなチームビルディングの手法として「人狼取締役会」をご紹介します。
「人狼取締役会」は、従来の人狼ゲームのエッセンスを活かしつつ、企業研修向けにアレンジされた新しい人狼ゲームです。
ゲームの設定は取締役会となっており、受講者は全員が取締役という設定です。
しかし、その取締役の中に、会社を乗っ取ろうとしている人狼と、その仲間の狂人が含まれています。
いわゆる村人と呼ばれる取締役と、占い師と呼ばれる監査役は人狼陣営を特定し、乗っ取りを阻止しなければなりません。
この会社は長く、株式交換制度という制度によってガバナンスを維持してきました。
しかし、人狼陣営はこの制度を悪用し、株式の過半数を取得して会社を乗っ取ろうとしていています。
一般的な人狼との違い
まず、企業内での実施では、初めて人狼ゲームをプレイするも多いと思いますので、実施の際には説明タイムや練習タイムを設けることで、誰でも楽しめるように配慮しています。
また、ゲームの流れは下記のように2日制となります。
まずは下画像のように役職カードや株式カードが配布されます。
その後、人狼取締役会が始まります。
1回のゲームが終わった後に、メンバーは席を移動し、また他のメンバーと人狼取締役会を実施します。2時間の研修時間であれば練習も含めて4〜6回のゲームを行うことになります。
このようにメンバーを変えて複数回実施することで、様々な人との交流の機会になります。企業内で実施するのであればできるだけ多くの人とのコミュニケーションを取ってほしいというニーズがあるかと思いますので、席を移動することで多くのメンバーとの交流につなげます。
また、複数回実施することで、1回目のゲームで失敗したことを修正したり、ゲームの攻略法などを考えるようになります。
これは過去記事でも紹介した論文でも説明されています。
金泉 則天 , 伊藤 毅志(2023)
情報処理学会ゲーム情報学研究会
https://www.jcss.gr.jp/meetings/jcss2023/proceedings/pdf/JCSS2023_P2-002.pdf
人狼は研修に使えるのか?その2
一般的な人狼ゲームでは、参加者が「処刑」されてゲームから脱落する要素があり、全員が最後までプレイできないことがしばしばあります。
しかし、「人狼取締役会」では、自分の持っている株式の破棄とすることで、自分の手持ちの株式はなくなってしまった(≒一般的な人狼の処刑)けども、次の日の会議には参加することができます。
これによって誰かがゲームから脱落することなく、最後まで全員が参加し続けることが可能です。そのため、ゲームに対する心理的な抵抗感が少なくなり、初心者でも安心して取り組める設計になっています。
また、一般的な人狼ではゲームの後に振り返りなどは行わないと思いますが、企業での実施ということで、人狼取締役会が終わった後には解説・振り返りを行うことができます。
具体的には人狼取締役会では許されていた言動の内、現実ではNGなことはなにか?といった問いを投げかけ、心理的安全性やハラスメントについて解説することが可能です。
例えば、心理的安全性を阻害する4つの毒素などを紹介しています。
企業研修における人狼ゲームの効果とは?
振り返りなどを行うことで人狼を研修でも使えそうだ、と感じて頂けた方も多いと思いますが、過去記事でも紹介した論文でも説明されています。
東京福祉大学 丹野 宏昭
人狼はコミュニケーション研修に使えるのか?
こちらの論文では以下のように分析されています。
つまり、この研究では、人狼はコミュニケーション研修として効果的である、ということです。
人狼によって他者疑念が増すデメリットはみられない
また、下記のようにも記載されています。
人狼は嘘をついたり、つかれたり、というゲームですので、ゲームをすることで他者疑念、疑り深くなることがデメリットとして考えられますが、この研究ではそのようなデメリットは見られないということでした。
まとめ と 無料導入ユーザー募集について
いかがでしょうか。今回は企業研修に最適な人狼ゲーム!【人狼取締役会】についてご紹介しました。
実施要項は下記となります。
【実施時間】1〜2時間
【予算】
・ゲームキットレンタル5万円〜
・講師派遣:15万円〜
想定利用シーン:
・部門内のチームビルディング企画
・社内のコミュニケーション研修のコンテンツの1つとして
スライド形式での説明資料はこちらをご覧ください。
なお、現在、人狼取締役の無料導入ユーザーを募集しております。
条件は、上記の通り、実施人数が10〜30名のお客様、かつ、導入事例掲載にご協力頂ける企業・団体であること、となります。
※導入事例には社名、実施時の写真、ご担当者のアンケートの3点が必要となります。
なお、導入事例は最終的に下記のようにブログの形式でアウトプットされます。
【導入事例】株式会社ファソテック様の新入社員研修でジグソータウンを導入いただきました
お問い合わせについて
詳細については下記よりお問い合わせをお願いします。(無料導入ユーザーにご協力頂ける場合も下記よりお問い合わせをお願いします)