パーソル研究所と中央大学による調査レポートによれば、日本は2030年に644万人の労働人口不足となるようです。

参考:労働市場の未来推計 2030
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/research/activity/spe/roudou2030/

解決策としては働き手を増やすこと(女性、シニア、外国人)、そして生産性を上げることの2つです。

上画像の通り、中でも生産性向上によって不足分の半分近く(46%)を解決しなければなりません。

待ったなしの生産性向上

ここまで読んでいただたとおり、生産性向上は企業としてはもちろん、国家としても待ったなしの課題となります。

では、どのように生産性を向上させていくかという話ですが、現実的にはシステムによる自動化が最もインパクトがあると思います。ここ1年で話題となっているRPA(Robotic Process Automation)というやつですね。

これは組織として取り組むべき施策です。一方、個人として取り組むべき施策として簡単にできて効果が高いのはPCを使用する祭の生産性をあげていくことだと思います。

具体的にはショートカットキーの活用と、ExcelなどのOffice製品の活用です。今回はショートカットキーについて書いてみたいと思います。

どれだけ知ってる?ショートカットキー

大学生にプログラミングを教えていると、プログラミング以前にあまりにPCのショートカットキーを知らなくて驚きます。みなさんはどれぐらいご存知ですか?

・Ctrl + C
・Ctrl + V
・Ctrl + S
・Ctrl + A
・Ctrl + Z
・Ctrl + Y
・Ctrl + F
・Ctrl + Home
・Ctrl + End
・Alt + Tab
・Alt + Shift + Tab
・Alt + F4
・Win(Windowsキー)
・Win + E
・Win + D

とりあえず15個のショートカットキーを紹介しました。できれば10個以上は知っていてほしいものです。

ただ、ショートカットキーというものは意外にも研修で教わることがありません。たまたま隣の先輩のPC操作を見ていて「え?今、どうやったんですか?」となって教えてもらうというのが現実ではないでしょうか?

そこで、まずは自社の生産性向上研修にショートカットキーを教えるというのを導入してみるのはいかがでしょうか。アイスブレイク程度として導入するだけで十分だと思いますが、実はこれが一番役に立ったという可能性があります(笑)


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