ストロータワーのやり方
今回は簡単にできるチームビルディングゲームとしてストロータワーのやり方を紹介したいと思います。
ストロータワーのやり方は色々とな方法がありますが、今回は15分程度で実施する短時間バージョンと、1時間程度で実施するバージョンの2種類を紹介したいと思います。
ストロータワーとは
まずはストロータワーとはどういったものなのか?簡単に概要を紹介しておきたいと思います。
ストロータワーは、その名の通り、ストローとハサミ、セロハンテープ(使わない場合もある)を用いて、自立可能なできるだけ高いタワーを作成するというワークです。
1チーム4〜6名程度で行い、最も高いタワーを建築できたチームの優勝となります。
ゲームを通して、メンバー間の役割分担、チームとしての戦略(方針)、多様な意見の尊重、複数回のゲームを通してのPDCAサイクルなどを疑似体験することができます。
画像参考:https://www.teacherspayteachers.com/Product/STEM-Challenge-12-Straws-Towers-1739372
上画像にある通り、米国などでは近年注目されているSTEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematicsの略)のアクティビティとしても実施されているようです。
同様のゲームに、マシュマロ、乾燥パスタ、紐などを用いたマシュマロチャレンジやA4用紙だけでタワーを作るペーパータワーなどもあります。
マシュマロチャレンジ
ペーパータワー
ストロータワーのやり方
それでは実際のストロータワーのやり方について紹介していきたいと思います。
まずは15分程度で実施する短時間バージョンを紹介します。
15分程度でアイスブレイクを目的とした場合は下記のようなセットを準備します。
・ハサミ 1本/チーム
備品はこれだけで、チームあたりの人数は3〜4名程度の少人数が良いかと思います。
制限時間は15分。できるだけ高いタワーを建築できたチームの勝利です。
続いて、1時間程度で実施するバージョンについて紹介したいと思います。
チームビルディングを目的とした場合は下記のようなセットを準備します。
・ハサミ 1本/チーム
・セロハンテープ 1ロール/チーム
15分バージョンとは異なり、セロハンテープを渡すことで戦略の幅が広がります。
チームあたりの人数は4〜6名程度とします。また、実施のタイムラインは以下のようにします。
2.試作品づくり:15分
3.作戦会議:5分
4.本番:20分
5.結果発表(+ミニ休憩):5分
6.解説:10分
200本のストローは、2の試作品づくりと、4の本番の両方で利用します。(本番で新たに200本配る必要はありません)
解説では、ワークの目的に応じて、チームビルディングや、デザイン思考についての解説を行うのが良いでしょう。
解説がないとただのゲームで終わってしまい、「楽しかった」だけとなってしまいます。
そこで、チームビルディングで有名なタックマンモデルや、
デザイン思考に役立つOODAループについて解説をするのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。ストロータワーのやり方について紹介しました。「ん?結構簡単なゲームじゃない?」と思った方も多いと思いますが、実際にやってみるとなかなか難しいゲームになります。
ぜひ、実施してみてください。