今回はアメリカ ワシントン大学のHolmes(ホームズ)らが1968年に開発した、ストレスのランキングとされる社会的再適応評価尺度を紹介したいと思います。

まずは先に、下のストレスのランキングを御覧ください。

社会的再適応評価尺度

これは、376人のアメリカ人を対象として、個人が感じるストレス(正式にはストレッサー)を結婚を50としたときに、他のライフイベントを0〜100までのストレス値で表したものです。

なお、赤字は一見、幸せそうな項目ですが、実はストレスというものをあげています。

これはライフイベント=生活上の出来事法と呼ばれています。

43項目の中の7位ということで、こうやってみると結婚って結構ストレスなんですね。。。個人的な話ですが、結婚はしていますが、結婚式をあげていないのでそういう意味ではストレスが少なかったのかもしれません。

ちなみに、上の表はアメリカ人を対象としていますが、日本人の勤労者1630名での調査がまとめられた表もあります。

出来事のストレス評価
夏目 誠 2008
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1100030182.pdf

Holmesらの発表が1968年ごろのアメリカ人を対象としていることを考えると、現代を生きる我々日本人には上の表の方が納得感が高いかもしれません。

これをみると身近な人の死、夫婦トラブル、会社の変化(倒産、転職)は大きなストレスになっていますね。

また、Holmesは体験したライフイベントの回数×ストレス値の合計300点以上になると、79%の人に疾患の症状が見られるとしています。

Holmesと共同研究したRaheは3ヶ月〜半年間に体験したライフイベントの回数×ストレス値の合計が高ければ健康状態が損なわれている可能性が高いとしています。

現在はストレスチェック制度を導入されている企業も多いと思いますが、それとは違った形でチームメンバーや社員のストレス状態を把握する良い指標になるかもしれません。

メンタルヘルス研修などで活用してみてください。


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