先日、とある企業様に対して、オンラインチームビルディング研修として、NASAゲームオンラインを実施させていただきました。

NASAゲームオンラインについてはこちら。

オンライン研修で実施可能なコンセンサスゲーム!NASAゲームオンライン

聴覚障害者の方も含めたオンライン研修の実施

これまでのオンライン研修と少し状況が違うのは、20名ほどの受講者の方の中に聴覚障害者の方が3名(全体の15%)参加されていたことでした。

実施してみて気づいたことは、リアルでの実施よりも、オンラインでの実施のほうが聴覚に障害をお持ちの方への手厚いサポートができるのではないか?ということです。

実施にはzoomを用いたのですが、画面共有を用いたスライドの表示はもちろん、スライドに記載されていない講師の話についてはチャットによるサポートを行いました。

タイピング速度の問題もあり、完全な同期とまでは行きませんが、実施後のご担当者様からの感想でも、聴覚障害の方からも「チャットに転記頂いて助かった」という声を頂いていますというコメントを頂戴しました。

リアル(オフライン)での実施ではチャットのようなサポートが難しいと思います。もちろん、手話による通訳ができればよいのですが、現実的には予算の問題もあり難しいケースが多いと思います。

ブレイクアウトルームにわかれての実施の際には各チームのメンバーの方にもチャットでの共有をお願いしました。こちらについては普段の業務でもチャットを用いたコミュニケーションを取られているかと思いますので、問題はなかったようです。

番外編:UDトークを利用した字幕の活用


画像参照:https://udtalk.jp/

ご担当者様との事前打ち合わせの中で、UDトークというアプリを利用した字幕の活用についても話題が出ました。

弊社では社内テストでUDトーク+zoomでの字幕のテストを行ってきましたが、健常者の方も字幕に目が行ってしまい、スライドに内容が入ってこないという結論に至り、その結果をご担当者様にお伝えしたところ、今回はチャットでのサポートに力を入れるという方針となりました。

おそらく、対談形式や、社内の会議など、投影スライドが無い、少ない場合にはUDトークを利用した方が有効なのではないか?という仮説を持っています。

まとめ

いかがでしょうか。今回は聴覚障害者の方を含めたオンラインチームビルディング研修の実施についてでした。
参考になれば幸いです。


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