あなたの会社にチームビルディング研修が不要な3つの理由
今回はあなたの会社にチームビルディング研修が不要な3つの理由というテーマで書いていきたいと思います。
弊社ではビジネスゲームを用いたチームビルディング研修を提供していますが、
必ずしもすべての企業にチームビルディング研修が必要だとは思っていません。
※弊社提供のチームビルディングに使えるビジネスゲームはこちらをご覧ください。
チームビルディングに効果的な楽しく学びのあるゲーム12選+2
あなたの会社にチームビルディング研修が不要な3つの理由
では、一体、どんな企業にチームビルディング研修がいらないなのでしょうか。
タイトルにもある通り、理由を3つ考えてみました。それがこちらです。
2.業績が順調に伸びている
3.数値ベースの経営/管理を行っている
それぞれ解説していきたいと思います。
1.メンバーの増減がない
まず1つめはメンバーの増減がない企業です。新卒や中途で入社してくる社員がおらず、退職する社員もほとんどいない、という企業ではチームビルディング研修は不要かもしれません。
このような企業では長年一緒に仕事をしてきたことで、すでにお互いの価値観がわかっているというケースが想定されます。これをメンタルモデルが共有されている、と言います。
アマゾン創業者のジェフ・ベゾスはコミュニケーションは最悪だと発言したことがありますが、それはメンタルモデルが共有されていれば、わざわざコミュニケーションを取らなくてもツーカーで動けるということだと思います。
ベゾスが言った「コミュニケーションは最悪」の意味とは?
このような企業ではあえてチームビルディング研修などしなくても十分チームビルディングができていると思います。
2.業績が順調に伸びている
2つめは業績が順調に伸びている企業です。ダニエル・キムによる組織の成功循環モデル(下図)をご覧頂くと、業績が順調に伸びている企業とは結果の質が高い企業と言えると思います。
画像引用:https://hanowa.net/blog-dc/archives/1284
(現在はページが削除されているようです)
結果の質は関係の質に影響を与えますので、業績が順調に伸びている企業では、自然と関係の質も高まっている可能性が高いです。
売上が全てを癒す、とでも言えるでしょうか。
ダニエル・キムによる組織の成功循環モデル
このような企業ではチームビルディング研修はむしろ時間の無駄で、業務時間を確保する、もしくは、表彰程度に留めるほうが良いかもしれません。
3.数値ベースの経営/管理を行っている
最後は数値ベースの経営/管理を行っている企業です。例えば、従業員のモチベーション管理などは行わないという方針で、基本的には結果やプロセスとしての数値を重視されている企業経営を行っている場合、チームビルディングは不要かもしれません。
PM理論(下画像)では、業績と関係性の両方を高めることが理想形とされていますが、あえて関係性の方は目をつぶって経営を行うというのも1つの戦略だと思います。
参考:https://service.visasq.com/blog/10
PM理論の診断テストとPM理論の解説
まとめ
いかがでしょうか。今回はあなたの会社にチームビルディング研修が不要な3つの理由ということでチームビルディング研修がいらない企業の特徴を3つ書いていました。
チームビルディング研修なんて意味ある?と思っている方も多いと思いますが、置かれている立場が方針によって必要とされる企業もあるのかなと思っています。
参考になれば幸いです。