日本政策金融公庫の2017年のレポートによれば、日本における起業関心層(経営経験がなく、現在起業に関心がある人)は2013年度の17.3%から年を追うごとに減少しているそうです。

起業関心層
画像参照:起業と起業意識に関する調査より

一方で、2013年6月に閣議決定された日本再興戦略では、「米国・英国並みの開業率10%台を目指す」ことが掲げられています。(現在は4~5%)
中小企業庁ホームページより

そこで起業家育成におけるプログラムが各地で開催されているようですが、地域によっては中学生・高校生に対する起業家教育が実施されているところもあるようです。

樋口(2017)によれば、日本における小学生から大学生を対象とした起業家教育プログラムの実施形式は以下の4つにまとめられます。

1.講義型:会社経営者などを講師として講義を行う。

2.職場体験型:企業で研修などを行うことにより仕事を実体験する。

3.経営シミュレーション型:ボードゲームや模擬的な株の売買などを行う。

4.企業経営体験型:実際に商品を売買して企業運営を模擬的に行う。

この分類によれは弊社は3の経営シミュレーション型に該当するかと思います。

中学生の模擬店出店における教育効果の検証

樋口(2019)は、千葉県若葉区及び、四街道市の中学生(学年不問)において、地域まつりに模擬店を出店するという起業家教育プログラム(上記の4企業経営体験型に該当)を実施し、その教育効果を検証しています。

このプログラムは文化祭のような模擬店出店ではなく、下図のような4日間のプログラムとなっており、公認会計士による監査なども行われる内容となっています。

中学生 起業家教育
起業家教育に向けた地域連携型起業体験プログラムの実施と教育効果 樋口(2019)より

樋口(2019)によれば、このプログラムによる教育効果をアンケート結果を用いて3年間に渡って調査したところ、「新しいことにチャレンジできる」「何かを調べたり,考えたりできる」などのいわゆる積極性や、「投資家の役割を知っている」「株式会社の仕組みを知っている」といった、いわゆる経営の知識については有意に上昇しているものの、「お金の管理ができる」「無駄使いをしないよう意識している」「効率的にお金を使うことができる」といったいわゆる経済感覚は期待する成果をあげられなかったという。

また、発見できた事実として樋口(2019)は以下のように述べている。

説明を聞いたうえで実際に実行してみたり,実物に接したりした部分には
明確な有意差が見られ
,知識が実体験を通してさらに理解が深まった
ことが示されていた。

屋台屋本舗を用いた経済感覚の醸成の可能性

上記の発見事実によれば、ようは、実際にやってみるということが重要だということである。
この点において、研究では期待する成果が得られなかった経済感覚においては経営シミュレーションゲームを用いるのはどうなのだろうか、という疑問が湧く。

屋台屋本舗

例えば、弊社が提供している屋台屋本舗はまさに飲食店経営を疑似体験できる経営シミュレーションゲームで、中学生・高校生でも十分理解できる難易度のゲームになっています。

4日間のプログラムの2日目に屋台屋本舗を用いた経営シミュレーションを実施することで「お金の管理ができる」「無駄使いをしないよう意識している」「効率的にお金を使うことができる」といった経済感覚が醸成できるのではないか?という仮説が立ちます。

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本来、中学・高校に対するプログラム提供は行っておりませんが、屋台屋本舗だけは
中学生・高校生に対する実施を受け付けたいと思います。

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その他、ご希望のゲーム名、実施時期や受講人数など(300文字以内)

参考論文

樋口大輔「起業家教育に向けた地域連携型起業体験プログラムの実施と教育効果」(2019)

樋口大輔「経営教育に向けた起業体験プログラムの開発と教育効果の検証─千葉市との地域連携事業から─」(2017)